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理想の暮らし方を考えてみた~暮らしのポートフォリオ~

こんにちは。シェアビレッジ広報の鈴木です。

今回は前回に引き続き、シェアビレッジメンバーの「住まい」や「暮らし」を通して、「ネオ集落」を分析します。

冬の森山

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どんなコミュニティで生きていく?



半田:前回は集落を紐解くために、新築かリノベかとか、マンションか一戸建てかとか、色々お話しました。

今日はその続きで、もっと地域とかコミュニティとかについて、みんなの理想を聞いてみたいです。

我々は基本オンラインで集まっていますが、それぞれの地域のライフスタイルってどんな感じですか?


鈴木:私は愛知県の住宅街で育ったので私と同年代の子が多くて、小さい頃は一緒に遊んだり親同士の繋がりもあったんですけど、進学したりでバラバラになって、もう今はどこにいるかもわからないんですよね。

今住んでるのは大学の寮なので、地域とのつながりとかはあんまり考えたことがないな。

半田:やはり地域とのつながりが希薄になっていると感じているんだね。

清田:私は沼津に引っ越してきて、つい最近会った人にも久しぶりって言われるなって気づいたんですよ。

東京だと近しい人とでも数週間合わなくて当たり前だったのに。距離感近いなって思います。

半田:俺の暮らしてる五城目は、意外と近所の人と常日頃会ったりってことはないですね。車社会なので家出てすぐ車乗っちゃうから。

会社勤めの人とか学生とかみたいに毎日顔を合わす人っていないなあ。

みんなが溜まってる場所とかは知ってるし、町内会とかもあるので、そういうところに顔を出す感じなんですけど、1日中家で仕事ができる人たちの中にはほんとに誰にも会わない生活になってる人もいるんだろうな。


akapos:東京は逆に人口多すぎて、「町に出たらあの人がいる」みたいなのがないんですよね。自分でアクセスしに行かないと輪が広がらない。

その点沼津はどうですか?清田さんとかしまやん(沼津つーしん代表)みたいな町の中心人物とつながりがない状態で移住した場合、イベントとかにアクセスしやすいものですか?

清田:オープンなイベントですし、広報とかでもちゃんとお知らせが届きます。

ただ小さいイベントだと内輪感が強かったりするから、居心地が悪く感じる人もいるかも。

akapos:立川はそういう内輪ノリみたいなのが多いんですよ。小さい集まりがぽつぽつある感じだから、開けたコミュニティが少ない。

参加してみても、そこに知り合いの知り合いとかがいると、「あ、あいつの派閥ね。」みたいな空気がちょっとあって、結局2回目くらいで行くのやめちゃうんですよね。


半田:そのかかわり方は難しいですよね。

俺も、五城目のコミュニティにかかわって入るけど、別に朝市のコスプレイベントに出るかと言ったら出ないし。

参加した集まりで、シェアビレッジだったり、五城目でやってることを話すと、「あ、丑田の仲間か」ってなる。全然違う関係で参加してることもあるんですけど。それは五城目でも立川と一緒ですね。

akapos:もう少し地域のみんなに開けたコミュニティがあったらいいのになと思います。

五城目の子どもたちが集まる「ただのあそび場」


どんな人たちと暮らす?



akapos:近所に友達が欲しいって思いますか?

鈴木:友達になった人が近所に住んでたのか、近所に住んでる人と友達になるのかによって変わりますね。

気が合って友達になるなら近所に住んでても私は大丈夫です。

半田:俺は欲しいな。

娘が保育園に入った年にちょうどコロナが始まって、同級生の親御さんとかとの交流がなかったけど、近所に友達ができたらもっと遊びの幅も広がるだろうなって思います。

でも共通のトピックがないとやっぱり付き合うのって難しいですよね。

akapos:結局、ただ近所に住んでる人より、ノリの合う人とか、趣味を共有できる人の方と長く時間を過ごしたいっていうことですよね?俺は、そういう人たちが近所に住んでるのが一番最高だなと思って。

音楽好きな仲間が週1くらいうちに遊びに来て一緒に音楽やって帰っていくみたいな生活っていいなと思うんですよ。

ぶっちゃけて言うと、自分は丑田さんがやってる五城目の集落に住むイメージって全くなかったんですけど、自分に当てはめたときに、音楽好きで集まれるネオ集落があったら最高だなって。

1-2か月に一回、音楽制作に集中できる時間と場所が欲しいけど、別にそこに住みたいわけじゃない。そういう人って結構いるんじゃないかなと思うんです。

確かに共同生活のルールとか面倒な部分もありそうだけど、めんどくささとワクワク感と、どっちが大きいかは人それぞれ決めればいいと思うし。

五城目で林業を営む仲間たち


どんなルールで住む?



半田:村の始まりって、川の流域とかで生存に適した土地を求めて人が集まってきた生き延びるためのコミュニティだったはずなんです。

それを村1.0とするなら、村2.0は統治とか自治とかの概念が生まれた状態。

そして村3.0は、ノリの合う人とかが集まってくる状態。これはご近所さんとかは関係なく、遠隔でも集まって遊ぼうみたいな、もっとプレイフルなコミュニティになります。

昔はつながりあえる範囲が狭くて、なにかシェアするとかおすそ分けするとかなってもご近所さんにしかできなかったけど、今はその範囲が広がった。

これははじめに話していた、子どものころは同じ住宅街の子たちと遊んでたけど、今は全く会わないっていうのと似てますよね。

大人になって人とのつながりが増えたから、よりノリの合う人と一緒にいる時間が多くなったっていうことだと思います。

普通の集落とネオ集落の大きな違いの1つは、先祖代々暮らしてきた土地のしがらみ無しで、1からルールとか関係性を築けるところですね。

akapos:ルール作りがどうなっていくのかも森山ビレッジの注目ポイントですね。

半田さんは今、住む人たちがルールを作っていくって言ったんですけど、もしかしたら、ほとんど訪れない人たちがたまにやってきたときに問題点に目をつけてルールを作っていくかもしれない。観察したいです。

木材加工ワークショップの様子


今後も「暮らしのポートフォリオ」シリーズを投稿予定!皆さんも一緒に暮らしについて考えてみませんか?

どんなコミュニティで生きていく?→地域に密着して暮らしたい!
どんな人たちと暮らす?
→ノリや趣味の合う仲間たちと暮らしたい!
どんなルールで住む?→みんなでルールを作りながら暮らしたい!

そんな方はネオ集落にぴったりかもしれません!

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