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【茨城県立高等学校・附属中学校及び中等教育学校を目指す方】合格を勝ちとる〝正しい努力〟①

高校受検まで〝残り3ヶ月〟
中学受検まで〝残り1ヶ月〟となりました。

受検当日までの時間は限られています。もっと効率良く、効果的に勉強するために、今回は、得点アップに結びつきやすい頑張り方を〝正しい努力〟と題して、その考え方や方法をご紹介します。

【原則1】優先順位を間違えないこと

勉強で最も大切なことのひとつが、優先順位をつけること。

基礎もままならない状態で、背伸びをして応用問題に挑戦したり、反対に実力があるのに優しい問題ばかり繰り返したり・・・。今、なにをすべきかを間違えると、成績は伸び悩んでしまいます。自分の優先事項を見極めて、努力を重ねることが合格への近道です。

では、なにを優先すべきか。

まず一つは
〝解けない問題〟を見つけて〝解ける問題〟に変えること。


苦手な問題を一つずつ減らせるので、すぐに得点アップにつながります。

そしてもう一つが
〝出題頻度が高い問題〟に取り組むこと。

出題頻度が高い問題とは、教科書準拠の問題や、模擬試験の正答率が高い問題のことです。ですから当然、出題頻度が高い問題を攻略した方が、確率からみても合格に近づきます。

つまり、最も優先して勉強すべきなのは
〝試験によく出る・苦手分野〟ということなのです。

当たり前のことと思われるかもしれませんが、今の自分にどんな勉強が必要かを、はっきりと自覚している受検生は、思うほど多くありません。まずは、今頑張っている自分の努力が〝正しい努力〟かどうか、しっかりと見直すことが大事です。その判断材料として最適なのがテスト結果です。今までに返された答案を見て、〝解けなかった問題〟を〝解ける問題〟に変えることから、勉強を進めてみましょう。

立ち止まる時間が惜しいこの時期こそ、自分の立ち位置と残りの時間でやるべき方向性を確かめながら、着実に得点を上げていくことが大切です。


※この原稿は、青木信行 先生(茨進 統括本部本部長)、飯島孝 先生(茨城教育研究会 理事長)、倉田正士 先生(学秀館 代表)、柴山信行 先生(新教研 専務取締役)、田中拓也 先生(TSSつくば予備校 教室長)、西田純一 先生(茨城統一テスト協議会 副会長)、広瀬伸一 先生(セナミ学院 代表取締役社長)、藤枝敬三 先生(弘道学館 水戸駅前教室長)、山辺和洋 先生(茨城統一テスト協議会 会長)に取材し、シェアタイムが責任編集しています。


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