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「シェアシマ読書会」に参加しませんか?

こんにちは!シェアシマ広報担当の山口です。

シェアシマでは、希望するメンバーが、毎週オンラインで「読書会」をしています。みんなで共通の本を1章ずつ読みすすめ、感想を伝え合うたった1時間の会ですが、これがとっても学びに満ちていて、充実した時間になっています!

そこで!「この会を、シェアシマの会員様にも、シェアしちゃおう」と、山口が企画を立ち上げました。

開催曜日や時間は、参加希望の皆さんで調整します。会社の垣根を越えた「部活」的なノリで、あなたも仲間に加わってみませんか。

シェアシマ広報担当 山口

突然ですがみなさん….。日本は、大人が学ばない国だというのはご存知でしょうか?「そうなんだ!」と驚かれる方、あるいは「なんとなく知ってた」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

先進国のなかでも日本は、GDPにおける人材投資の規模が極めて低い国だと言われています。実は1990年代のバブル崩壊を機に、日本における人材投資額は大きく下がり、そのまま低水準で推移しています。

パーソル総合研究所の調査によると、社外学習・自己啓発を「何も行っていない」人の割合は海外と比べて断トツの1位。読書すらしていないビジネスパーソンが52.6%いることが明らかになっています。

「社外の学習・自己啓発の活動状況」を見ると、日本は”勤務先以外での学習・自己啓発はとくに行っていない”が52.6%(引用:パーソル総合研究所 「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年))

しかし、昨今「VUCA(※)」という言葉が浸透しているように、先行きが不透明で将来を描くのが難しい世の中にあると言われています。

食品業界にいらっしゃる皆さんの場合だと、最近は世界情勢に伴う原材料価格の高騰や、天候変動などによる原材料の不安定な供給など、未曾有の状況に悩まされる方も多いかと思います。加えて、人口減少や高齢化に伴う業界構造も深刻化しており、課題は山積状態です。

※VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった造語で、先行きが不透明な状態を表します。

VUCA時代における、学ぶコミュニティの大切さ

そんな大変な時代だからこそ、最近は「変化に耐えうる自分になるため”学び”が大切」といったお話をよく耳にします。なぜなら、人生100年といわれる時代。これまで以上に、長い年月労働しなければならない私たちは、同時に激しい変化に適応し、長く価値を発揮し続ける必要があるためです。そんな人材になるためには、やはり”学ぶ”必要があるのです。

しかし、冒頭にあった通り「学ばない大人が多い国・日本」

ことの重要性は理解していても、なかなか学びを習慣化できていない方も多いのではないでしょうか?

そんな方に、ぜひおすすめしたいのが「コミュニティ」の活用です。

コミュニティとは、共通の目的・興味・地域などによって結びついた人達の集まりです。コロナ禍を経て、オンラインでのコミュニケーションが一般化したいま、コミュニティは以前より活発化してきた傾向があります。

「なんとなく危機感は感じてる」
「1人でやるのは勇気がない」
「一緒に高め合える仲間がほしい」

そんな方にはぜひ、コミュニティを有効活用していただくのがおすすめです。仲間が集うコミュニティに所属することで、気づかないうちに互いに刺激を与え合い、ポジティブな循環が生まれるというわけです。

読書で広がる視野。ビジネスに転用できる力を養う

冒頭にもふれましたが、この企画を考えたきっかけとして、社内で1年ほど前から開催している「読書会」があります。

私たちにとって、まさにこれが、その「コミュニティ」になりました。

興味のある本をメンバーがピックアップし、週に一回ほどのペースでオンラインで感想を言い合う会です。これがなかなか面白く、本を読むことで新しい知見が得られるのはもちろん、意見を交わす中で日々の業務に活かせる新たな気づきがあるのです。

以下、実際に参加しているメンバーの声を紹介します。

・普段手に取ることのない本を読むことができてよかったです。マーケティング思考は、職種・業種を超えて役に立つと思いました。(30代・セミナー企画担当)

・読書会では、一人で読んでも得られない学びや視点の広がりがあります。メンバーの考えに触れることで、内容をより深く理解でき、自分の価値観を確かめる機会にもなっています。(30代・デザイン担当)

・「読書会」というとお堅いイメージがあるけれど、メンバー同士が打ち解けられるいい機会になっていて、新鮮でした。読書会がきっかけで、以前途絶えていた本を読む習慣も再開し、今は新しい本にもチャレンジしています。(30代・事業統括担当)

社内で開催している読書会の様子

この素敵な集まりを、社内にとどまらず、食品業界の皆さんともシェアできないだろうか?

そんな考えから、シェアシマのユーザーさまにも門戸を開いた「シェアシマ読書会」を企画することにしました。

ただ読書会と聞くと、

「いわゆる”意識高い系”が集まる会なのかな…」
「本をたくさん読んでいる人の集まりなんじゃないか…」

と、参加をためらわれる方いらっしゃるかもしれません。

そこで、このシェアシマ読書会は、まずは興味を持っていただける方に集まっていただき、皆さんで交流を深めながら課題本の感想を伝え合うことから始めてみようかと思います。


共に学び、共に成長する、シェアシマ読書会のお誘い

早速ですが、第1回は以下のような内容を考えています。

課題図書の中から興味のある本をいくつか選んでいただき、その中で一番人気の本を課題図書として設定します。

<第1回 シェアシマ読書会>
【開催日】7月下旬~8月上旬
【時間】参加希望の皆さんで決めます
(平日の朝もしくは夕方など業務時間外を想定)
【対象】シェアシマユーザー(もちろん無料会員さまも対象です)
【方法】オンライン(ZOOMミーティング) 
【定員】6名
【こんな方におすすめ】
   ・新しい学び、刺激を取り入れたい人
   ・コミュニティに参加してみたい人
   ・本を読んで学びを深めたい人
   ・日々の業務をより良くしたい人

【候補本】※読みやすさを5段階★で表しています
「ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム  (クレイトン M クリステンセン)」 読みやすさ★★★★☆
製品やサービスが顧客にとって果たすべき「仕事」(ジョブ)に焦点を当て、顧客がそのジョブを遂行する際の課題やニーズを理解し、それに応じた価値提案を行うマーケティング理論です。顧客の実際のニーズを捉え、そのニーズに対する最適な製品やサービスを提供することで、競争優位性を確保しようとする手法が述べられています。
👍シェアシマメンバーおすすめ!

「イシューからはじめよ」(安宅和人 ) 読みやすさ★★★☆☆
コミュニケーションや解決策を見つける際に、問題(イシュー)の本質を明確にし、それを根本から解決する方法を提案する書籍です。著者は問題解決のための手法として「イシュートリーティング」という枠組みを紹介し、問題を整理し、本質を見極めることで、効果的な解決策を見つけるための具体的なステップを示しています。
👍シェアシマメンバーおすすめ!

「ドリルを売るには穴を売れ」(佐藤義典) 読みやすさ★★★★☆
顧客が本当に必要とするのは具体的な製品やサービスではなく、その製品やサービスが解決してくれる課題や目的です。この本は、顧客中心のアプローチを通じて、製品やサービスの本質的な価値を伝える方法を示し、顧客のニーズに応じた提案を行うことの重要性を強調します。

「1分で話せ」(伊藤羊一) 読みやすさ★★★★★
ビジネスプレゼンテーションの力を高めるための実践的な手法を紹介する書籍です。「1分間で伝わる話し方」のコツや技術を通じて、聴衆を引きつけ、メッセージを効果的に伝える方法を学ぶことができます。短時間で的確に伝える力を身につけ、プレゼンテーションの質を向上させるための実践的なアドバイスが満載です。

【参加方法】
こちらのお問い合わせフォームで「お名前」と「メールアドレス」、「読みたい本」を選んでください   

※参加者同士のコミュニケーションは、匿名で参加が可能なLINEのオープンチャットの利用を考えています。
(全員が参加できる最善の方法を考えますので、ご安心ください)

先行き不透明な時代だからこそ、
共にまなび、つながり、お互いに高め合いませんか?
皆さんからのご応募、お待ちしております!

シェアシマ・山口でした!