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【後編】シェアプレイス卒業生に聞く。おかえりがある一人暮らしと、その後の話。│岡本悠さん(りえんと多摩平)

JR中央線「豊田」駅から徒歩8分。学生や子育て世代、高齢者が共に暮らす集合住宅エリア「たまむすびテラス」内にある「りえんと多摩平」は、緑あふれる自然豊かな環境に位置しています。敷地内には地域に開かれた菜園や食堂もあり、おうち時間が充実。外の風を感じられる開放的なテラスやウッドデッキでは、読書や仲間との交流をゆったりとたのしめます。

今回は縄跳びのギネス記録保持者であり、“縄跳び名人”として地域の交流イベントなどを盛り上げてくださった岡本悠さんに、卒業生ならではの目線でシェアプレイスの魅力について語っていただきました。

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岡本悠さん
・入居歴:2015年3月〜2020年7月(5年4ヶ月)
・ご職業:機械系エンジニア/縄跳び名人
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地域のお祭りにパフォーマーとして参加し、ご縁を広げる

家でのシェアメイトとの穏やかな時間のほかには、「たまむすびテラス」で八重桜の開花にあわせて毎年開催される「さくらまつり」も印象に残っています。こちらは入居者や自治会の方々、そして地域の企業や「たまむすびテラス」の運営事業者が連携しながら、出店や催し物を企画するイベントで。僕もリビタの運営担当の方に「一緒にイベントをつくりませんか?」と声をかけてもらって、2回ほどステージで縄跳びを披露したことがありました。

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縄跳び仲間と2人で舞台に立って、特殊な技を紹介したり、ギネスのデモンストレーションをしたり、音楽に合わせてパフォーマンスしたり。手づくり感を大切にしたアットホームなお祭りなので、近所の保育園の子どもたちや、周辺に住むご家族やお年寄りが一緒になって盛り上がってくれました。地域の方々と交流できたし、シェアメイトたちに自分のパフォーマンスを生で見てもらう機会にもなって良かったです。

そして「さくらまつり」がきっかけで、リビタの社員さんたちと仲良くなることができて。一緒にイベントをつくったことで、単なる「運営会社の人とお客さん」という関係性を越えたつながりが生まれて、知り合いが増えたり、リビタ主催の別のイベントに誘ってもらえたりして面白かったですね。

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(100名を超えるお客さんたちが足を運ぶ「さくらまつり」。)

まちの人たちと、顔馴染みになれる距離感で暮らす

僕はこの夏に「りえんと多摩平」を卒業して、そこから徒歩圏内にある「多摩平の森団地」に引っ越しました。豊田のまちって綺麗で静かだし、治安が良くてすごく住みやすいんですよ。子育て世帯が多いので、いろんな種類のスーパーが揃っているし、駅のそばには大きなショッピングモールもあって。そして外食チェーン店はもちろん、個人経営の美味しい飲食店があるのもポイントですね。

お店の人が「あなたまた来たのね!」とか「最近はどう、元気にしてた?」って声をかけてくれるような、顔馴染みになれる距離感が心地良くて。「りえんと多摩平」に住んでいたときは、行きつけだった近所のインド料理屋さんが「ナンをつくりすぎちゃったんだけど、食べない?」と家まで持って来てくれたこともありました(笑)。

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卒業後も、ご近所同士なので、シェアメイトたちが家に遊びに来てくれています。僕の祖父母が暮らす地域はカニが有名なので、送ってもらった新鮮なカニを調理して、パーティーをしたこともありました。コロナ禍で気軽に食事会を開けないことが残念ですが、僕が都心に引っ越した卒業生の家に遊びに行くこともありますし、いまでも交流は続いています。

未知の世界への不安を解消しようとせずに、まずは飛び込む

この記事を読んでくださっている方のなかには、「シェアハウスってどうなんだろう?」とか「住んでみて自分に合わなかったらどうしよう」と悩まれている方もいるかもしれません。でも僕は、「シェアハウスに興味がある」という時点で、この暮らしに向いていると思っています。

実際、身近な人に「シェアハウスに住んでいるんだ」と話しても、興味がなかったりピンときていなかったりすると「へー、そうなんだ」で会話が終わっちゃうんですよね(笑)。だから、未知の世界に対する不安を、頭のなかで無理に解消しようとしなくてもいいのかもしれません。

何事も、第一歩目の壁って高いじゃないですか。でもそこをがんばって乗り越えると、その後のハードルってだいぶ低くなりますよね。一つの経験になるし、この先の人生で役に立つこともあるかもしれないから、シェアプレイスでの暮らしをひとまず試してみてもらえたらなと思います。大阪から上京してきた僕のように、新しい土地で生活をはじめる人には、特におすすめしたいです。

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★りえんと多摩平物件詳細はこちら

取材:2021年4月
interview & photo_ 馬場澄礼

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