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【前編】シェアプレイス卒業生に聞く。おかえりがある一人暮らしと、その後の話。│岡本悠さん(りえんと多摩平)

JR中央線「豊田」駅から徒歩8分。学生や子育て世代、高齢者が共に暮らす集合住宅エリア「たまむすびテラス」内にある「りえんと多摩平」は、緑あふれる自然豊かな環境に位置しています。敷地内には地域に開かれた菜園や食堂もあり、おうち時間が充実。外の風を感じられる開放的なテラスやウッドデッキでは、読書や仲間との交流をゆったりとたのしめます。

今回は縄跳びのギネス記録保持者であり、“縄跳び名人”として地域の交流イベントなどを盛り上げてくださった岡本悠さんに、卒業生ならではの目線てシェアプレイスの魅力について語っていただきました。

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岡本悠さん
・入居歴:2015年3月〜2020年7月(5年4ヶ月)
・ご職業:機械系エンジニア/縄跳び名人
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体験や知識をシェアする暮らしで、上京の寂しさや不便さを解消

学生時代は地元の大阪で実家暮らしをしていたのですが、新卒で入社した企業の配属先が東京・八王子エリアだったので、新生活に合わせて自転車通勤できる範囲内で家を探していました。そして、東京で会社とも縄跳びコミュニティとも違うサードプレイスが欲しかったので、日々の暮らしのなかで人との出会いや交流が生まれるシェアハウスに住みたくて。両方の条件を満たす「りえんと多摩平」への入居を決めました。

僕は学生時代に3年ほど海外に居たのですが、そのときに「知らない土地での一人暮らしは寂しいし、自分は誰かと関わっているほうが生き生きするんだな」という実感があって。関西から関東への引っ越しも、国内とはいえ似たような状況下に置かれるので、家のなかにコミュニティがある環境は魅力的でしたね。

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(地域に長年親しまれた団地建物の歴史を受け継いでいる。)

当時の「りえんと多摩平」には、学生や会社員やフリーランスをはじめ、着ぐるみ職人や美容師、放射線技師など、さまざまな職業の人が居ました。年齢層は10〜50代と幅広かったものの、「シェアハウスに住みたい」という共通の価値観を持ったメンバーなので、気軽に交流できる雰囲気があり過ごしやすかったです。

テラスでコーヒーを飲みながら本を読んでいると、たまたま通り掛かったシェアメイトとの雑談がはじまって、「このあと一緒に夕飯を食べよう」という流れになったり。近所の美味しい飲食店や、スーパーのお買い得情報を交換できたりしたおかげで、孤独や不便を感じることなく新生活のスタートが切れました。自分一人だと得られる情報は限られますが、仲間がいるとそれぞれの体験や知識をシェアできるので、毎日のたのしみが増えるし効率もいいと思います。

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菜園で育てた野菜を、ご近所さんと一緒に味わう

5年間を振り返ると、僕はみんなと外に出掛けて遊ぶよりも、家で一緒に過ごす時間を大切にしていました。特に、シェアメイトと敷地内にある菜園で野菜を育てたのはいい思い出です。冬は数日に1回水をやったり、雑草をとったり。LINEグループを使って成長記録を報告しながら、交代でお世話をしていました。

この菜園は区画分けされていて、「たまむすびテラス」内に住んでいる人はもちろん、地域の方も果物や野菜を育てられるんです。菜園の管理人さんが、採れたての食材を使って鍋をつくる収穫祭を開いてくれたこともありました。小さなお子さんがいるご家族や、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に食卓を囲むことができてたのしかったですね。都会ってご近所付き合いが無いので、こういう経験は多世代との交流を持てる「りえんと多摩平」ならではだと思います。

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(シェアメイトと一緒に4種類ほどの葉物野菜を育てた。)

ホワイトボードに献立を書いて、こだわりの食事会をたのしむ

そして僕が入居していた頃は、お酒を飲むメンバーが少なかったので、1ヶ月に1回くらいの頻度で共有ラウンジで食事会を開いていました。ホワイトボードで「○月○日開催」と告知すると、参加したい人が自分の名前と当日つくりたいメニューを書いてくれて。「今回はこんなラインナップなのか」「野菜が少なそうだからサラダをつくろう」など、各々が周りの様子を見ながら献立を考えていました(笑)。

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(栄養バランスの取れた手料理が食卓に並ぶ。)

僕は料理が好きで、出汁をとるところからはじめるので、お店で選んだ美味しい鰹節や昆布を使って炊き込みご飯をつくったり。あとは、ベランダで原木栽培した干し椎茸を調理したりしていましたね。毎回4.5人から、多い時で10人くらいのメンバーが集まっていたのですが、お酒抜きでもたのしめるこだわりの食事会はお腹も心も満たしてくれました。

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(過ごしやすい季節になると、外のテラスで食事会が開かれる。)

★後編はこちら

★りえんと多摩平物件詳細はこちら

取材:2021年4月
interview & photo_ 馬場澄礼

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