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【シェア街住民インタビュー】「新しい繋がりが欲しい、新しい挑戦をしたい、という人はぜひLittle Japanのスタッフに」 シェア街を卒業する宿野部真央さん

前編に引き続き、この7月をもってLittle Japanのスタッフとシェア街を卒業した宿野部真央さん(以下、まおさん)にお話を伺いました。後編では、Little Japanのスタッフとしてのやりがいや、シェア街での活動で得た学び、まおさんのこれからについて記します。Little Japanのスタッフの仕事が気になっている、という方は是非読んでみてください!

スタッフのみんなとはくだらない話も恋バナも、真剣な語り合いもした

Little Japanのスタッフや、シェア街での活動のやりがいは、どんなところだと思いますか?

スタッフとしてLittle Japanにいると、毎日いろんな新しい人に出会います。
泊りに来る人、イベントに参加する人、長期で滞在する人やその友達。
ノリがよくてアグレッシブな人が多いので、一緒にいて刺激になります。
例えば、私が「狩猟に行きたい!」って言ったら、「一緒に行く!」と手を挙げてくれる人が何人もいる。

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仕事自体はシンプルで、ベッドメイキングなどの仕事はそれほど多くはなかったです。
スタッフは家族のようでもある一方、仕事仲間でもあって、一緒にくだらない話や恋バナもするし、夜な夜な真剣な語り合いもしました。
一緒にいる時間が多いからこそお互いのことを理解できたし、一方でダメな部分に気付いたり衝突する場面を見たりと、色々な人間ドラマがありました。
そうしたことを全部ふまえたうえで長い時間を共にしてきたので、本当に大切な存在になりました。

今後に生かせそうな経験はありましたか?

人とどう接したらその場がうまくまわるか、とか、初めてLittle Japanに来た人がその場に馴染めるようにどう仲介していくか、初見の人とどこまで仲良くなれるか、といった人間関係の構築力は、今後にも生かせるかなと思います。
シェア街に参加する前はメディア関係の経験は全く無かったので、ツイッターの運用の仕方などは、経験者の方々に教わりつつ、学びがありました。
ライターとして真面目なインタビューから変な記事までいろいろ書いたことで、コンテンツ作りの経験ができたことも良かったです。

シェア街には「何かやりたい!」といえば応援してくれる人がいる

Little Japanスタッフの仕事は、どんな人におすすめですか?

一番は「人が好き」とか「人と話すことが好き」というところだと思います。
あとは、新しい繋がりが欲しい、新しい挑戦をしたい、という人にはLittle Japanで過ごす時間はすごくいいものになると思います。
逆に、「きっちりと決められた時間だけ仕事をして、あとはオフで」という人には向かない仕事かな、という気がします。
毎週、スタッフ同士でミーティングをして、「どういった方向性でいこう?」ということを話し合い、共有のSlackには常にいろんな情報が流れてきます。
そのような状況を楽しめる人がいいかな、と思います。
本当にたくさんの人と話せたり、学びがあったりするので、そうしたことを欲している人には有意義になると思います。

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シェア街住民のなかで面白いと思う人はいますか?

シェア街の住民ってみんな濃いので、なかなかあげようとすると難しい……(笑)。
でも、RyosukeOhkiさんや尾関陽多さんとはたくさん話したし、あとはメディア編集部で一緒に仕事をしたジーコとかも印象的です。
私がLittle Japanのスタッフになってシェア街に加わった頃は、まだ何も決まっていないような状態で、そこからみんなで同じ方向を向くことや、体制を整える作業をしていきました。
課題があるからこそ向き合えるものがあって、それを解決するためにチームで動いていく。というのはとても楽しかったです。

今後の活動について教えてください!

7月後半から長野県の白馬に行って、山小屋で1ヶ月ほど働いて、その後に福岡に引っ越す予定です。
この春に旅行で福岡に行って、「意外とアリかも」と感じました。
東京からは離れたいけれど、田舎過ぎなくて、山が近くにあって。
狩猟をしている場所もありました。
街歩きをしていたら珍スポットも見つけて。
ちなみに、印象に残っているのは寝ころび大仏です(笑)。
「行っちゃえ~」くらいの軽いノリで決めたので、そのまま福岡に定住するかはまだわからないけれど、少なくとも日本のどこかにはいると思います。

仕事に関しては、これまでやってきた経験を活かせることができたら、と思っています。
あとは、家族が欲しいとも思っているので、今までみたいに日本中を飛び回って、ということはなかなか難しくなるかもしれないけれど、自分のテーマでもある珍スポットめぐりやエロカルチャーの追求はしていきたいです。
あとは、自分のゲストハウスを作りたいと思っています。
マネキンを並べたり、ホラー部屋があったりするようなカオスなものを(笑)。
日本のディープなカルチャーを紹介するメディアやツアーなどをやっていきたいです。

これからシェア街やLittle Japanに参加してみたいと思っている人にメッセージをお願いします!

シェア街は本当に面白くてアグレッシブな人が多くて、「何かやりたい!」と言えば応援してくれる環境があります。
リアルでもオンラインでも、ハードでもソフトでも、どこにいても、何かに挑戦したいという思いを持っている人は、この場を活用してもらえたら楽しめるのではないか、と思っています。
是非一度、毎週木曜にやっているまかない飯でも、不定期開催のシェア街合宿でも良いので、気軽に足を運んでみてください!

【クレジット】
編集:Atsushi Nagata Twitter / Note / Youtube
執筆:早川英明
写真:提供写真

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