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タイムリープチャレンジ


こんにちは!地域駄菓子屋を日本中に広める活動家、汰音波瑠璃恩です。

みんな、気軽に「るりお」と呼んでね。

私の使命は、子どもたちの笑顔と地域コミュニティの活性化を通じて、日本中に温かみのある駄菓子屋文化を広めることです。




今日は完成した防災ワークショップシナリオ『タイムリープチャレンジ』になります。
このシナリオは小学生を対象にした防災の大切さに興味を持つきっかけづくりのために作成しました。

災害時の対応において、日頃からのチームワークの醸成は非常に重要です。

災害が発生してからでは、緊急状況下での迅速かつ適切な行動を取ることが困難になります。
物語では、タルトとその仲間たちが日常生活の中での経験を通じて協力し合うことの重要性を学びます。



小冊子表紙









キャラクター紹介


  • タルト:10歳

    1. 性格: 好奇心旺盛で行動的。少し無鉄砲なところがある。

    2. 役割: 物語の主人公。タイムリープの経験を通じて防災の重要性を学ぶ。

  • カスケ: 10歳

    1. 性格: 落ち着いており、思慮深い。冷静な判断力を持つ。

    2. 役割: タルトの親友。タイムリープのキーとなるキャラクターの一人。

  • アン: 10歳

    1. 性格: 社交的で明るく、クラスのムードメーカー。

    2. 役割: タルトのクラスメイトで、友人グループの中心的存在。

  • るりお先生: 54歳

    1. 性格: 子供たちに優しく接するが、時に厳しい一面も。

    2. 役割: タルトたちのクラス担任で、防災訓練の指導者。

  • つっきー(駄菓子屋の店長): 31歳

    1. 性格: 子供たちに人気のある楽観的な人物。

    2. 役割: 物語の重要なアイテム「時を超えた分かち合い」をタルトに提供するキーパーソン。




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ストーリ―


駄菓子屋しぇあはぴでの楽しいひととき


【お話の始まり】

「今日も子供たちでいっぱいの「しぇあはぴ」駄菓子屋。
ここはタルトたちにとって、とっても特別な場所なんだよ。」


【駄菓子屋の外】

 いろんなお菓子が並んでるお店の外。

子供たちがワクワクしながら入っていくよ。


【タルトと友だちがお菓子を選んでる】

タルト:
「見て見て!これ、新しいお菓子だよ!」

カスケ:
「うん、おもしろそう!」

アン:
「わたし、これが好き!」


【お店の中で楽しく遊ぶ】

タルト:(笑いながら)
「これ、めっちゃ甘い!」

アン:(笑いながら)
「タルト、甘いの苦手だったよね?」

カスケ:(ニコニコして)
「いつもたくさん食べちゃうね。」


【つっきー店長が来る】

つっきー:
「こんにちは、みんな。今日も元気だね!」

タルト:
「つっきー、こんにちは!これ、いくら?」

つっきー:(優しく笑って)
「それ、今日はおまけだよ。」


【お話の終わり】

笑い声が溢れる子供たちと、優しいつっきー店長。

ナレーター:
「この楽しい時間はタルトたちにとって、とっても大切な宝物。明日もまた、楽しい冒険が待っているんだ。」





特別なアイテムとの出会い


【お話の始まり】

「タルトと友だちが『駄菓子屋しぇあはぴ』で楽しい時間を過ごしていると、つっきー店長がタルトにとっても不思議なアイテムを見せるんだよ。」


【つっきーがアイテムを出す】

つっきー:(優しく笑って)
「タルト、これを見てみて。すごく特別なものなんだよ。」


【「時を超えた分かち合い」の登場】

つっきーが謎の小物をタルトに渡す。

タルト:(ワクワクした顔で)
「これ、何?」


【つっきーのお話】

つっきー:
「これは『時を超えた分かち合い』っていうんだ。とっても不思議な力があるんだよ。」

タルト:
(目を丸くして)「不思議な力?」


【つっきーのアドバイス】

つっきー:(神秘的に)
「このアイテムは、タルトが使うときが来たらわかるよ。大事にしてね。」

タルト:(じっくりとアイテムを見つめる)


【お話の終わり】

タルトが不思議そうにアイテムを手にし、友だちとお店を出る。

ナレーター:
「普通の日々が続いているけど、このアイテムがタルトの大きな冒険を始め  るんだ。もうすぐ始まるよ…」



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防災訓練の日


【お話の始まり】

「今日のクラスでは、大切な防災訓練があるんだ。るりお先生がみんなに大事なことを教えてくれるよ。」


【るりお先生が話し始める】

るりお先生:
「みんな、今日は防災訓練の日だよ。万が一のときに何をすればいいか、一緒に学ぼうね。」

教室のみんながちょっとドキドキしてる。


【タルトの反応】

タルト:
「えー、また防災訓練かあ…退屈だなあ。」

タルトが机にもたれてうんざりしてる。


【タルトとカスケとアンのケンカ】

タルトがちょっかい出してカスケとアンとケンカになる。

カスケ:
「タルト、やめてよ。真面目にやらなきゃ!」

アン:
「そうだよ、タルト。これは大事なんだから!」


【るりお先生の注意】

るりお先生がタルトに注意する。

るりお先生:
「タルト、ちゃんと聞いてね。これは大事なことだから。」


【タルトが聞かない】

タルトがるりお先生の話を聞かず、窓の外を見てる。

るりお先生がため息をつく。


【お話の終わり】

他の子供たちは訓練を真剣にやってるけど、タルトはまだ気にしてない。

ナレーター:
「タルトはまだ気づいてないけど、この訓練がどれだけ大切か、もうすぐわ  かることになるんだ…」





地震発生


【お話の始まり】

「いつもの教室が、急にとってもこわい場所になっちゃった。タルトたちが喧嘩してるから、みんなも困っちゃうんだ。」


【地震が始まる】

教室がゆれゆれ!

タルトと友だちが「えっ、何これ?」って驚く。

タルト:
「地震かな?」


【地震が強くなって、大パニック!】

机とかがガタガタ動いて落ちてくる。

喧嘩してたから、子供たちが「キャー!」って大騒ぎ。

先生が「落ち着いて!安全な場所へ!」って言うけど、みんな混乱してる。


【教室が壊れる】

壁がバキバキ壊れて、窓も割れちゃう。

タルトたちがこわくてブルブル震える。


【みんながパニックで逃げる】

教室からドタバタ逃げようとする子供たち。

喧嘩してたから、うまく逃げられないで、けがする子もいる。


【お話の終わり】

教室がすごく怖い場所になっちゃう。

ナレーター:
「この地震は、タルトたちにとって忘れられないことになるよ。喧嘩しない  で、みんなで協力するって大切だね。」



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深刻な結果


【お話の始まり】

「怖い地震が教室を襲ったんだ。その中で、タルトがとっても痛い目にあってしまう。」


【教室がバキバキ壊れる】

教室の壁がバキバキ壊れて、机もゴロゴロ倒れる。

子供たちがビックリして叫ぶ中、タルトが重たい瓦礫に押しつぶされちゃう。

タルト:
「あっ!」


【タルトがケガする】

タルトが痛そうにして瓦礫の下にいる。

近くの子供たちが「タルトが挟まれてる!」って叫ぶ。

アン:
「早く助けて!」


【みんなでタルトを助ける】

他の子供たちやるりお先生が急いで瓦礫をどかしてタルトを助ける。

みんなで一生懸命タルトを救おうとする。

るりお先生:
「みんな、急げ!タルトを助けなくちゃ!」


【タルトが助かる】

タルトがやっと瓦礫から出される。

タルトはぼんやりしてるけど、助かったよ。


【お話の終わり】

タルトが救急車で病院に連れていかれる。

ナレーター:
「この日はタルトにとっても、クラスのみんなにとっても、忘れられない日  になったよ。」



タイムリープの瞬間


【お話の始まり】

「タルトが地震でケガをして、とっても変なことが起こり始めるよ。」


【タルトが意識を失う】

タルトがケガで意識が遠のいてる。

顔は痛そうにして目を閉じてる。

タルト:
「あれ…ここはどこ…?」


【タイムリープが始まる】

タルトの周りがキラキラして、不思議な光が出始める。

あの特別なアイテムがピカピカ輝いて、タルトを包み込む。


【時間をさかのぼるタルト】

タルトがキラキラの中で時間をさかのぼっているよう。

周りの景色がサッと後ろに流れていく。

タルト:
「これが…タイムリープってこと…?」


【過去の教室に戻る】

タルトが地震の前の教室に立っている。

周りを見て、何が起こったかわからない顔。


【お話の終わり】

タルトが過去の教室にいて、もう一度やり直す決心をする。

ナレーター:
「タルトは時間を戻して、新しいチャンスをもらったんだ。今度は何をする  かな?」



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新たな決意


【お話の始まり】

「タイムリープで過去に戻ったタルトは、今度は大事な防災訓練を真剣にやるんだ。」


【真剣なタルト】

タルトが授業にしっかり集中してる。

いつもと違って、真面目な顔で「今度はちゃんとやる!」って思ってる。


【るりお先生がびっくり】

るりお先生がタルトの真剣な様子に驚いてる。

「タルト、今日はとっても集中してるね。いつもこうだといいのにね。」


【友だちも真剣に】

カスケやカスケやアンもタルトの変わった様子に気づく。

他の子供たちもタルトを見て、真剣に訓練しようと思う。


【決意のタルト】

タルトが防災のやり方を一生懸命学んでる。

顔には「今度はうまくやるぞ!」っていう強い決意がある。


【お話の終わり】

真剣に訓練するタルトの姿。クラスの雰囲気も変わってきた。

ナレーター:
「タルトの新しい決意は、彼だけじゃなく、クラスのみんなにも良い影響を  与えてるんだ。」





仲間との協力


【お話の始まり】

「タイムリープで過去に戻ったタルトは、今度は友だちと一緒に防災訓練をがんばるんだ。」


【タルト、カスケ、アンのチームワーク】

タルトがカスケとアンに「みんなで助け合おう!これが僕たちの力!」って話してる。

三人で協力して、避難計画を考えてる。


【みんなで一緒に訓練】

カスケとアンも「いいね、タルト!一緒にやろう!」って、一緒に訓練に取り組む。

「はい、私たちも手伝うよ!」ってアンも張り切ってる。


【クラスが変わる】

他の子供たちもタルトたちの協力を見て、自分たちもがんばろうって思う。

るりお先生も子供たちの協力を見て、嬉しそうにしてる。


【助け合う子供たち】

子供たちがグループに分かれて、どうやって安全に避難するか話し合ってる。


【お話の終わり】

クラスのみんなが一緒に協力して訓練してる姿。

ナレーター:
「タルトが始めた協力の気持ちが、クラスみんなに広がったよ。これが本当  のチームワークだね!」




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再びの地震


【お話の始まり】

「もう一度地震が来ても、今度のタルトたちはちゃんと準備ができてるんだ。」


【また地震が来る】

教室がグラグラ揺れて、子供たちが「うわっ!」ってビックリする。

タルトがすぐに「大丈夫、みんな落ち着いて!避難しよう!」って言って動き出す。


【みんな冷静に避難】

子供たちは机の下に隠れたり、避難ルートに沿って動く。

タルト、カスケ、アンがみんなをうまく誘導してる。


【るりお先生の落ち着いた指示】

るりお先生が「みんな、安全に、ゆっくり避難しよう!」って冷静に指示してる。


【きちんとした避難】

生徒たちはきちんと列を作って避難してる。

タルトが最後尾でみんなを確認しながら、安全を見守ってる。


【お話の終わり】

教室から安全に避難する子供たちの姿。

ナレーター:
「タルトたちが冷静に行動して、みんなを安全に導いたんだよ。これが学ん  だことを活かす力だね!」





安全な避難


【お話の始まり】

「大変な地震を乗り越えて、タルトたちがやっと安全な避難所に着いたよ。」


【避難所へ到着】

避難所に着いた子供たちが「ふうっ」とホッとしてる。

るりお先生が「みんな、よくがんばったね。ここは安全だから、心配しないでね」と言ってる。


【安心するタルトたち】

タルト、カスケ、アンが安心した顔をしてる。

タルト:
「みんな無事で本当に良かった…」


【みんなで助け合う】

子供たちが互いに「大丈夫?」って励まし合って、仲良くしてる。

カスケとアンが「タルト、ありがとう」と感謝してる。


【みんなリラックス】

生徒たちが避難所で安心して、少しリラックスし始めてる。


【お話の終わり】

みんなで安全な避難所でホッと一息。

ナレーター:
「タルトたちにとって、この経験はすごく大事な学びだったね。みんなで力  を合わせるって、本当に大切だよ。」




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タイムリープの教訓


【お話の始まり】

「避難所で、タルトはタイムリープから学んだ大切なことを考えてるんだ。」


【深く考えるタルト】

タルトが避難所でひとり、過去のことをじっと考えてる。

彼の顔は真剣で、「もしタイムリープがなかったら、どうするべきだったかな?」って思ってる。


【教訓を学ぶ】

タルトが自分がどう変わったかを感じて、目には新しい決意がある。

「前と今を比べて、自分がどれだけ成長したかわかるようになったんだ。」


【新しい理解】

タルトが防災の大切さと、みんなで助け合うことの意味をしっかり理解してる。

「防災訓練って本当に大事だし、みんなで力を合わせるって、すごく意味があることだってわかった。」


【明るい未来を見るタルト】

タルトが元気に未来を見つめて、「次もこんなことがあったら、ちゃんとできる!」って思ってる。


【お話の終わり】

タルトがタイムリープから学んだことを胸に、前向きに未来を見つめてる。

ナレーター:
「タルトにとって、タイムリープは大変なことだったけど、とっても大切な 経験だったんだね。」



まとめ

この物語では、主人公タルトとその仲間たちが日常生活の中で築いたチームワークが、突然の災害時にいかに重要であるかを描いています。

災害発生時には、緊急状況下で迅速かつ適切な行動を取ることが困難になります。

しかし、物語を通じて、タルトたちは日々の絆と信頼の構築を通じて、災害時に必要な危機管理能力を育んでいます。

物語の中で、タルトたちは様々な日常の活動や訓練を通じてチームワークを深めていきます。

彼らのこの経験は、災害時の危機管理においても役立ちます。

予期せぬ地震が発生した際、彼らは慌てずに冷静に対応し、効果的に協力して安全な場所へと避難します。

この行動は、日頃のコミュニケーションと互いの理解、信頼関係の重要性を強調しています。

物語の終わりには、タルトはタイムリープを通じて得た教訓を胸に、新たな理解と決意を持って、防災訓練に真剣に取り組みます。

彼の変化はクラス全体に良い影響を与え、みんなが力を合わせて助け合う重要性を学びます。

この物語は、子供たちに対し、日常生活での協力と絆がどれだけ大切か、そしてそれが災害時の危機管理においていかに力を発揮するかを教えます。

タルトと仲間たちの経験を通じて、子供たちはチームワークの重要性を理解し、日々の生活の中でそれを育むことの大切さを学ぶことができます。


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