インドでインドカレーを売ってはいけない
最近はSEOを気にしなくなったので、タイトルが本当に適当です
スパイスの香りがしそうですが、今回はマーケティングのお話をしますw
技術力が高い=儲かるではない
新人やエンジニアの面接にくる人が、良く勘違いしている人が多いのがマーケティングの分野です
『技術力に自信があります』
私もエンジニアですから、技術力が低いより高いほうが良いとは思っています
ただどんなに技術力が高くても"需要"がなければ、お金はかせげないのです
ITが弱い人だからこそ価値が大きい
技術力がある会社にITサービスや開発でお金をもらうことは大変です
相手もレベルが高いので、こちらも高い技術力を常に求められます
逆にIT弱い人には"そこそこの技術"で大きな価値を提供することができます
経済の格言に『ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である』というものがありますが
たいていの人が欲しいのは、高い技術力ではなくて、業務改善だったり便利な生活だったりします
同じ商品でも場所が変われば価値も変わる
インドにいってインドカレーを売るのはとても大変です
なぜなら家で作る環境が整っていますし、代々秘伝のスパイスがあります
ちょっと勉強した日本人のインドカレーを欲しがる人はいませんし、高いお金は出さないでしょう
ただ売る場所が日本だったらどうでしょうか
時々"本格的なカレーが食べたい"と思った人は少し高くてもお金を出してくれるでしょう
最近は様々なサービスがあふれていますが、ちょっと視点を変えてみるとサービスだけではなく、自身の価値が変わるかもしれません
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