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食べないダイエットは絶対逆効果!

食べないダイエットは絶対逆効果!

「とにかく痩せたい」という人の中には、食べないダイエットをしてしまう人多いですよね。

確かに食べないダイエットをすると体重は落ちていきます。

でも、痩せにくい体質になってしまうし、リスクもけっして少なくないです

じゃあ食べないダイエットにはどのような危険が潜んでいるのか?

今日は食べないダイエットを行って痩せにくい体質になってしまう原因やリスク、健康を維持しながら痩せる方法を紹介しますね。

食べないダイエットは一時的に体重が落ちたとしても、美しく健康的に痩せることはできないですからね(^_-)


食べないダイエットを行うと……?

食べないダイエットをすると、ダイエットの基本の「摂取カロリー<消費カロリー」になるから確かに脂肪が減って、体重が落ちます。

でも一時的に体重が減ったとしても痩せにくく太りやすい体質になっちゃうから、長期的に大幅な体重減少を目指すんだったら、実は逆効果なんです。

食べないダイエットにはいろいろな方法があります。

代表的な方法として極端に摂取カロリーを抑えるベリーローカロリーダイエットや、バナナダイエット、りんごダイエットのように特定のものだけを食べるダイエットがあります。

このダイエットは痩せにくい体質になってしまうのと、ため込んだ脂肪が蓄積してすぐに太ってしまうんです。

あと過度な食事制限で痩せるというよりもやつれた印象になってしまって、魅力が低減しちゃいます。

極端な栄養不足にもなりやすくて、美容や健康にもさまざまな悪影響が出るんです。


食べないダイエットで痩せにくい体質になる原因

食べないダイエットをすると体重が落ちるのに、どうして痩せにくい体質になってしまうのでしょうか?


体が飢餓状態に陥る

食べないダイエットで痩せにくい体質になってしまうのは、体が飢餓状態に陥ってしまうからです。

食べないダイエットをすると必要な栄養を摂取できないから、体が飢餓状態に陥ってしまいます。

脳は体が飢餓状態だと認識すると消費エネルギーを抑えて、より多くの栄養を取り込もうとするから、運動をしても痩せにくくなって、少ない食事でも脂肪が蓄積してしまうようになるんです。

あと食べないダイエットは空腹に悩まされることが多くなります。

空腹状態で少しでも食事をすると血糖値が急上昇して、それを下げるために多量のインスリンが分泌されます。

インスリンには脂肪をため込む作用があるから、せっかく食事の量を少しだけに抑えても、なかなか痩せないという現象が起こるんです。


基礎代謝が落ちるため

食べないダイエットをすると、基礎代謝が落ちてしまいます。

基礎代謝は何もしない状態で消費されるカロリーのことで、一日に消費するカロリーのうち約6割を占めるんです。

食べないダイエットをして栄養不足になると、体はエネルギーを確保しようとして筋肉を分解します。

筋肉が分解されると筋肉量が落ちて、基礎代謝が低下してしまうから、消費カロリーが少なくなって痩せにくい体質になってしまいやすいんです。

そして消費カロリーが減って摂取カロリーを上回ってしまうと、使いきれなかったカロリーは脂肪として蓄積されちゃいます。


筋肉量が減るから

筋肉量が減ってしまうことも、食べないダイエットで痩せにくくなってしまう原因です。

タンパク質は体のさまざまな組織の原料となる栄養素で、筋肉もタンパク質が原料となって合成されています。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、40代までの男女の場合、一日の摂取カロリーのうち13~20%をタンパク質で取るように推奨しています。

通常の食事でも意識しなければ必要量を下回ってしまう事が多いから、当然食べないダイエットだと、必要なタンパク質を摂取できないことになります。

十分なタンパク質を摂取できていないと、今ある筋肉を維持できなくなって筋肉量が落ちるから、基礎代謝の低下につながります。

スムーズに脂肪が燃焼されなくなるから、痩せにくい体質になってしまうんです。

あと脂肪は筋肉よりも体積が大きいから、同じ体重でも筋肉量が減ると筋肉がしっかり付いている人より太って見えやすいです。

体重は減っているのに、見た目の変化が感じられないってことになるんです。


腸内環境が悪化する

腸内環境が悪化することも、食べないダイエットで痩せにくい体質になってしまう原因の一つです。

食べないダイエットをすると食物繊維が不足して、腸内環境が悪化してしまいます。

腸内環境が悪いと、脂肪の取り込みを止める働きを持つ短鎖脂肪酸が作られなくなるから、脂肪が蓄積しやすくなっちゃいます。

腸内環境が悪化して消化がスムーズにできなくなることも、脂肪が蓄積しやすくなる原因になるんです。

あと食事を我慢して強いストレスを感じると、自律神経が乱れて便秘がちになって、ぽっこりお腹の原因にもなっちゃいます。

食べないダイエットはリバウンドもしやすい

食べないダイエットは、とにかくリバウンドしやすいんです。

食べずに痩せたからといってその生活をずっと続けることはできません。

しかしご説明したように、食べないダイエットをすると痩せにくい体質になってしまうから、元の食事に戻したときにリバウンドしやすくなってしまいます。

食べないダイエットをするとたしかに脂肪が落ちるけど、筋肉量もかなりの率で減ってしまいます。

リバウンドするときは脂肪だけが増えるから(筋肉は運動しないと増えません)、リバウンドを繰り返せば繰り返すほど筋肉量が落ちて基礎代謝がどんどん低下してしまういます。

どんどん痩せにくい体質になっていくんです。

痩せたいのにどんどん痩せづらい身体を作っている…

まさに逆効果です。


食べないダイエットのリスク

食べないダイエットをすると痩せにくい体質になるだけでなく、いろんなリスクがあります。


体に不調が出る

食べないダイエットをすると生きていくために必要な栄養が不足して、体に不調が出ます。

まず、急に摂取カロリーが大幅に減ると体が変化に付いていけなくなって、頭痛や吐き気を引き起こします。

そして鉄分の不足で貧血になったり、カルシウム・ビタミン・ミネラルの不足で骨がもろくなったりもします。


免疫力が低下する

食べないダイエットをすると、免疫力が低下します。

食べないダイエットをすると栄養不足になります。

栄養不足は免疫力が低下する原因の一つです。

風邪とか感染症にかかりやすくなるし、口内炎ができやすくなったりケガが治りにくくなったり、倦怠感を持ったりします。

そして免疫機能の7割程度は胃腸にあるといわれています。

食べないダイエットをすると腸内環境が悪化するから、免疫力はさらに低下してしまういます。

発熱すると体はエネルギーを消費するけど、食べないダイエットをしていて体の脂肪が十分にない場合、耐えきれなくなる可能性もあります。

ちょっとした風邪でも長引いたり重症化したりする可能性もあります。

さらには筋力不足で血行が悪化して体温が下がってしまうことも、免疫力が低下する原因です。

一般的に体温が1度下がると、免疫力は30%程度下がると言われています。


月経不順・不妊になる

女性が食べないダイエットをすると、月経不順や不妊になってしまう恐れもあります。

無理なダイエットをして必須ミネラルが不足するとホルモンバランスが乱れて、月経不順が起きます。

月経不順が起きているのに食べないダイエットを続けてしまうと、体が飢餓状態になって、脳が妊娠に適さない状態だと認識してしまって、無月経や無排卵になる可能性が高いです。

元の生活に戻れば無月経や無排卵は回復すると言われているけど、リスクは避けたいですよね。

あと排卵がない状態で放置すると、ガンになるリスクも高くなります。


摂食障害になる

食べないダイエットをしていると、摂食障害になってしまう可能性も高いです。

摂食障害は、痩せたいという気持ちが強すぎて、太ることに恐怖を感じて発症してしまう拒食症や過食症のことです。

摂食障害が重症化すると、食べたいと思っても食事が取れなくなったり過食と嘔吐を繰り返してしまったりして、最悪の場合は命の危険にも晒されてしまいます。

摂食障害に陥ると、うつ病も発症しやすいと言われていて、メンタル面の健康も害することになります。

過度な食べないダイエットをしていると、自覚症状がないうちに摂食障害になってしまうケースもあるから、本当に注意してくださいね。


肌や髪の質が悪くなる

食べないダイエットをすると、髪や肌の質が悪くなってしまいます。

食事で取る栄養素は、体のさまざまな組織を作るために欠かせないものです。

肌や髪のコンディションも、普段食べている食事に含まれる栄養素で保たれています。

食べないダイエットをして栄養不足になると、当然肌や髪の質も維持できなくなってしまうから、肌荒れやたるみが起きたり、髪がパサついたりしてしまいます。

美しく痩せることができなくなってしまうから、せっかく理想の細さになったとしても、病的な感じななってしまいます。


健康を維持しながら効率的に痩せる食事法

食べないダイエットをして痩せたとしても、健康を損なったり、命の危険にさらされたりしては元も子もありません。

健康を維持しつつ効率的に痩せる食事法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


アンダーカロリーにする

日々の摂取カロリーと消費カロリーを意識して、アンダーカロリーの生活を心掛けます。

アンダーカロリーって言うのは摂取カロリーが消費カロリーを下回っている状態のことです。

アンダーカロリーの生活を続けていれば、少しずつ体重は減っていきます。

食事内容を意識しながら摂取カロリーを抑えて、運動などで消費カロリーを増やすことが大切です。


栄養バランスが取れた食事を意識する

栄養バランスが取れた食事を意識するようにします。

体が栄養不足に陥ると、痩せにくい体質になるし、お話したようないろんなリスクが生じてしまいます。

アンダーカロリーを意識しながら、生きていくために欠かせないタンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルをバランス良く取ることが大切です。

そそして筋肉の元となるタンパク質や、腸内環境を改善する食物繊維や乳酸菌を積極的に取ると、より痩せやすい体質を目指しやすくなります。


体を温める食べ物・飲み物を取る

体を温める食べ物・飲み物を積極的に取ります。

痩せやすい体質になるには、代謝を上げることが大切。

体温が低いと血行が悪化して代謝が低下してしまうから、以下のような体を温める食べ物・飲み物を選んで、体を内側から温めます。

  • 玄米

  • そば

  • 牛肉・豚肉・鶏肉

  • 赤身魚・青魚

  • 玉ねぎ

  • ほうれん草

  • カボチャ

  • ごぼう

  • 生姜

  • ニンニク

  • キムチ

  • 味噌

  • 唐辛子

  • ココア

  • カモミールティー


体温が上がれば、免疫力向上効果も期待できますよ。


できるだけ空腹時間を作らない

痩せやすい体づくりをするために、できるだけ空腹時間を作らないようにします。

空腹状態で食事をすると血糖値が急上昇するから、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

また空腹時間が長くなると、不足したエネルギーを補うために筋肉が分解されるので、代謝が低下しちゃいます。

間食をうまく取り入れて、空腹時間をなるべく作らないことが、痩せやすい体質づくりにつながります。

間食のカロリーは一日で200kcalに抑えるのがポイントです。


野菜から食べ始める

食事は野菜から食べ始める「ベジファースト」を心掛けます。

食物繊維を多く含む野菜から食べ始めると、糖の吸収を抑えられるから、血糖値が急上昇しにくくなります。

インスリンの分泌による脂肪の蓄積を防ぐために、食事は野菜から食べ始めるのがおすすめです。

野菜、肉・魚などのタンパク質、糖質の順番で食べることを意識してみてください。

20時以降は食べない

痩せるためには、20時以降に食事をしないことも重要です。

脂肪の合成を促すタンパク質「BMAL1」は、22時から翌2時まで分泌量が増えると言われています。

そのため夜遅くの食事で取った栄養素は、脂肪に変わってしまいやすいです。BMAL1は夕方頃から少しずつ増えて、20時頃からはさらに増加するから、20時までに食事を済ませておくのが理想です。

夕食が遅くなってしまう場合は昼食と夕食の間に軽食を取って、夕食のカロリーを抑えることで、脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。


よくかんで食べる

痩せやすい体質を目指すには、よくかんで食べることも意識します。

よくかんで食べると、食後に代謝がアップする「食事誘発性熱産生」が高まります。

食事誘発性熱産生は、一日の総消費カロリーのうち約10%を占めるものです。

咀嚼回数を増やすと消費カロリーも増えるので、しっかりかんで食べましょう。

あとかむ回数を増やすと早食いを抑止できるから、食べ過ぎでのカロリーオーバーも防ぎやすくなります。

満腹中枢が刺激されるのは食事を始めて15〜20分程度後なので、食事の際はよくかんでゆっくりと味わうようにしてください。


健康に配慮した食事制限の方法

効率的なダイエットには食事制限が欠かせないんだけど、デメリットの少ないダイエットを目指すなら、健康に配慮した食事制限を行うことが大切です。

おすすめの食事制限の方法をご紹介しますね。


レコーディングダイエット

レコーディングダイエットは口にしたものの内容・時間・カロリーと日々の体重を記録するだけのダイエットで、決まった食事制限はありません。

ただ記録するだけで痩せるわけではないんだけど、記録することでご自身の食事の悪習慣に気付けるようになって、それを改善することで健康に配慮しながら痩せることができるんです。

何気なく食事をしていると、思ったよりもカロリーを取っていることが多いです。

レコーディングダイエットで自分の食事を振り返って、改善点を見付けます。

体重の変化も記録するので、ダイエットのモチベーションにもなります。

無料のアプリで食べたものの写真を撮るだけで、カロリーや栄養バランスを計算してくれるものもあるので、活用するのもありかと思います。


とにかく食べないだけのダイエットはデメリットだらけでいいことないです。

今やってる人は、今すぐ中止してくださいね。

無駄なダイエットは今すぐやめて正しいダイエットで利用のボディを手に入れましょうね(^^ゞ



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