最後の夏
またまた寝落ちで投稿できず。
今起床したばかり。
こうなったらもう、逆に1日休みを頂こう。
朝まで飲んだ日も、めちゃくちゃ疲れている日も投稿してきたのに。なんと言う呆気なさ。
切り替えて今日からまた普通に毎日投稿していく。
2019年の夏、高校野球最後の夏を迎えていた。
今から5年も前の話になる。
光陰矢の如しとはまさにこのこと。
昨日は後輩たちの一回戦が始まった。
結果は惜敗で最後の夏が終わりを告げた。
愛知でやっているため観に行けなかったが、ネット中継で見守った。
後輩たちの勇姿に元気をもらった。
そこで今日は5年前、高3最後の夏の記憶を辿る。
中学までは下級生からショートのレギュラーで、天狗になってた。
高校でもそうなるんだろうなって図に乗ってた。
しかし、私立から推薦や特待がきているけど、断って公立にきた子もショートだったり、精鋭揃いだった。
最初は負けるもんかと臨んだが、歯が立たない。
やればやるほど実力の差を感じた。
そこからと言うもの、自分は周りのせいにした。
正当に評価してくれない監督やコーチが悪いんだって。
すると当然練習もサボるようになり、同学年で自分だけベンチ外になることもあった。
中学までに大きくなった自尊心が傷つけられ、投げ出してしまった。
本当はその悔しさを原動力にして、練習するべきだったのに。
もうやめてやる。 何度思ったことか。
それでも最後までなんとか続けられたのは、小学一年生から高いお金を払って野球をやらせてくれた両親に示しがつかないと思ったからだった。
なんとか続けて迎えた最後の夏。
1回戦は順当に勝ち、2回戦。
相手は私立の強豪で、のちにプロに入って今でも現役の選手が所属している高校だった。
ロースコアで試合は進み、延長線へ突入。
うちのエースが投げた球が甘く入る。
相手の3番打者の打球は無情にもライトの頭上を超えていった。
サヨナラホームラン。
こうして高校野球生活は幕を閉じた。
見渡せばみんな、とめどない涙を流している。
泣いてないのは自分1人だった。
その当時の私は、やっと終わってくれたという、ホッとしたような心情だったと記憶する。
こうして私の高校野球人生は不完全燃焼で終わったのだった。
その時の悔しさが5年経った今でも色褪せていない。
夏の高校野球地方予選が始まるたびにフラッシュバックする。
あの夏の思い出が。
だからそれを糧にして仕事を頑張ると決めたんだ。
今思えば、あの挫折は今後の人生においてすごく大きな経験だった。
仕事で頑張って、高校時代の惨めな自分を塗り替えていく。
高校野球、チームメイト、監督、コーチ全ての人に感謝している。
夏の予選と甲子園、今年もテレビで楽しませてもらおう。
がんばれ高校球児。
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