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【News】テンセントヘルスがバージョンアップ ヘルスケアサービスエコシステムを構築(20210201)

【一言コメント】
Newspicksで中国ヘルスケアについての36Krの解説記事(https://36kr.jp/118756/)がキュレーションされており、PKSHA板谷さんや対外経済貿易大学西村教授等、中国の専門家が注目&PICKされていました。
上記記事上でも取り上げられていた「平安好医生(Ping An Good Doctor)」、「阿里健康(アリヘルス)」は良く聞きますが、そういえばテンセント系のヘルスケアサービスはどんなものがあるのか? と興味が湧き、タイトルの中国の報道を見つけたのでお届けします。

【Newsの概要】
昨今テンセントが相次いで優良なAIヘルスケアデバイスメーカーと連携し、「テンセントヘルス(テンセントのヘルスケア事業)」のサービスとして新たに構築したヘルスケアIoT機能を正式に発表した。

テンセントヘルスは、WeChat Payアプリ内からアクセスできる仕様のミニプログラム(ダウンロード不要でWechat内で開くことが出来るミニアプリ)となっており、ユーザーに診断予約サービスやカウンセリングなどの総合的な医療・健康サービスや医学辞書の情報コンテンツを提供してきた。

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今回、グループ企業であるテンセントクラウドのサポートにより、強力なデバイス接続機能が提供されることで、テンセントヘルスユーザーが利用するスマートヘルスケアデバイスとテンセントヘルスのミニプログラムがバインドされ、デバイスによって補足されるユーザーの健康データがテンセントヘルス内で自動的に記録できるようになる。(テンセントヘルス 健康ファイル機能)
デバイスはBluetoothを通じてテンセントヘルスと同期され、これによりユーザーのステータスがリアルタイムでテンセントヘルス上に反映・分析される。

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WeChat Payという強力なアプリを入り口に持つミニプログラムとして、テンセントヘルスは月間1億人以上のアクティブユーザーを持つとされており、今般テンセントヘルスと提携するAIヘルスケアデバイスメーカーはこの膨大なユーザー数の健康データを享受することや、テンセントヘルス内での露出機会を得ることで大いにメリットを得ることとなる。

(東方財富網等の記事から筆者が引用&要約)

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