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効率重視の資格勉強法

現在私はある士業資格の勉強をしている。
何の資格かは公表しないが、短答試験と論文試験がある試験だ。

資格試験に向けて勉強をしている人の参考になればと思い、今回は私の勉強習慣や心構えについてまとめようと思う。


なぜその資格を取りたいのか

まず大前提として、なぜその資格を取りたいと思っているのか自分の胸に手を当ててしっかり考えた方がいい。

資格を取得するにあたってお金も時間もかかるし、資格によっては年単位で勉強に集中しなければいけない。
一生懸命勉強して資格を取ったはいいものの「こんなはずじゃなかった」という結果にならないために、本格的に勉強に取り組む前に自分自身と向き合うべきだ。

その資格の分野に本当に興味があるのか。

特に民間の資格は、多少箔がつく程度で別にあってもなくても良いものはたくさん存在する。
世の中には『資格ビジネス』というものが存在しているということをまず念頭に置いたうえで、本当にその資格は必要なのか、取得後にちゃんと元が取れるものなのかしっかり調べてからでも勉強に取り掛かるのは遅くない。


その資格を取れば収入が増えるのか?仕事があるのか?

これ、案外見落としがちだと思う。
資格のことを調べるのに精一杯すぎて、その後のことまで頭が回っていない人っていないだろうか?

たとえば弁護士。

最難関の士業で、憧れる人も多い。
一方で今は弁護士人口が急増したことにより、食いっぱぐれてしまう人も少なからずいるらしい。
そして弁護士が増えたことにより、司法書士の仕事も弁護士に奪われる事態も発生しているという情報を見たこともある。

それらの真偽は定かではないが、そういったデメリットの部分も視野に入れた上で、これから長期間その資格勉強に費やすほどの価値があるのか、合格した後に就職する先がありそうなのか等調べておいた方が安心だ。


いつ合格するつもりなのか

難関資格であればあるほど「いずれ合格したい」なんていう甘い考えでは合格できない。
しっかり腹を括って勉強を習慣にしないといつまで経っても合格に近づかない。

だからいつ合格するつもりでいるのか目標を明確にしておく必要がある

目標が決まれば、その日から逆算して自分が1日何時間程度勉強するべきなのか、いつまでにどれくらいの範囲まで進めればいいのか自ずと答えが出る。

私は今年の正月から勉強を始め、来年の最短合格を目指している。

独学か予備校か

いざ勉強を開始しようとした時に最初にぶつかる壁。
完全に自力で勉強をするのか、それとも予備校を利用するべきか。

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