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やりたいこと探しのためにコーチングを受けたら副産物として女性恐怖症を克服できた話

皆さんには、
「ずっとうっすら違和感があるけど、まぁ人生ってそういうもんだよな」
ってやり過ごしてきたモヤモヤはありますか?

たとえばこんなやつ。

・何となく家族と折り合いが合わない。
・友達付き合いが微妙にしんどい。
・何に取り組んでも心から没頭できない。
・今の仕事に何となく違和感がある。

でも
誰にだってそれくらいの悩みはあるもんだし…
まぁ人生ってそういうもんだし…
って、なんとなくやり過ごしてきたこと。

私にとってはそれが、女性に対する劣等感・恐怖感でした。

私、ずっと女性が怖かったんですよ。
20年間くらい続いたけど、ピークは大学時代でした。

当時、受験に失敗した私は第二志望の大学に進学。
なので、学力レベル的にはヨユーの大学生活になるはずが、いざ入学してみると周りがみんな自分より賢くて立派に見えたんですよね。

私にはよく分からない難しい話をしているし、授業にも熱心でマジメで理解も早く、どんどん置いていかれてる気がしました。

しかも私はオシャレでも女の子らしくもない。
美味しいお店とか可愛いブランドとかそういう話にも全く付いていけなくて。
(アイドルと二次元美少女アニメが好きで毎夜アイコラ画像漁ってたようなキモオタでしたからね)

学力も女子力も私より優れている彼女たちの輪にいるのがつらくなった私は、大学構内でいつも一人ぼっちでした😂

「私男っぽいしオタクだから〜」
なんて自虐に見せかけながら、内心では女性蔑視さえしていました。
でもその本質は、強烈な劣等感です。

「無教養がバレる」「ダサいのがバレる」「キモオタなのがバレる」
要は、「あの子ってレベル低いよね(笑)」って思われるのが怖いから先に自分から逃げてました。

一方で、男性に対しては苦手意識を感じていませんでした。

なぜだか分かりますか?

「男が女に求めているのは結局は性欲でしょ」と、悪い方向に腹落ちしてたからです。
教養がなくても、頭が悪くても、ダサくても、キモオタでも、
「性」という武器だけは無敵。
そこだけはどんな男でもありがたがってくれる!

だから男性とはビクビクせずにコミュニケーションができました。
(それを「コミュニケーション」と呼んでいいかははなはだ疑問だけど。)

私がこの 「女性コンプレックスという呪い」から解放されたのはほんの数年前の話です。
自己分析コーチングという形で自分自身に真正面から向き合い、自分の思考と感情を極限まで分解した結果気づくことができたんだけど、
そもそも
「自分は他の女性より劣っているんだから劣等感があるのも当たり前」
って思ってるので、
自分がめちゃくちゃ努力して「誰からも尊敬される立派な女性」にならない限り、この女性コンプレックスは一生付き合うもんだと諦めてたわけです!

私がコーチングを受けようと思ったきっかけは
「生涯かけて、本当に情熱を持ってやりたいことを見つける」
と思ったからで、
女性コンプレックスをどうこうしようとか考えてもなかったんだけど、
自己分析を極めることでこんな風に思わぬ副産物が手に入ることもあるんだな、と知りました。

例えるなら、
「肩こりを治そうと思ってお医者さんに生活習慣を見直してもらったら昔からの冷え性の原因もついでに見つかった」
って感じですかね。
冷え性って治せるの?え、肩こりも冷え性も一気に治っちゃった!
みたいな。

私はいまコーチング業をやっているんですが、
コーチングって極端に深刻なものに捉えられたり逆にやたらと意識の高いものと思われたりしがちなんですよね。

でも実は、「それが問題とももはや意識もせず当然のように付き合ってきたモヤモヤ」みたいな曖昧な問題に対してこそ有効で、ズバっと視界が開けるような感覚を得ることもあります。
だから、コーチングって面白いなぁと思います。

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