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おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!

モンキー・D・ルフィの中で最も好きなセリフである。

最近ワンピースをちょこちょこ読み返してやっとワノ国編まで進んだのだが、やっぱり面白い。だが今までの読み方と違い、町おこし団体の代表という立場上、ルフィのリーダーシップというところばかり注目していた。もはや病気である。

というわけで最近父親が買ってきた100巻まで読んでみた結果、

僕もルフィになりたい!!!!!

という感想を抱いた。

小学生みたいな感想であるが、まじでこう思った。ゴム人間になりたいわけでもないし、Dの意思を受け継ぎたいわけでないし、バウンドマンになりたいわけでもない。
ただ、リーダーとして、

すんげえ

と思ったからだ。

その中でも最も僕を唸らせたのが、タイトルのセリフ

おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!

これはルフィが魚人アーロンと戦っている時に言ったセリフ。
アーロンが、

「バカで非力で愚かな種族が人間だ!!!海に沈んでも一人は上がってこれねェ様なてめェに何ができる!!!」

と言ったのに対し、

「何もできねェから、助けてもらうんだ!!!」

「俺は剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」
「航海術も持ってねェし!!!」
「料理も作れねェし!!」
「ウソも付けねェ!!」

そして最後に、タイトルのセリフを叫ぶのだ。いやはやいやはや、思い出すだけで震えてくるくらいかっこいい。

何がかっこいいって、自分が全てはできないってこと、欠けているということを言えちゃうところである。
僕なんかリーダーという立場上、みんなに失望されたくないので、弱みを見せたくない、見せちゃいけないと思っていた。まあそんなことしてもにじみ出ちゃってるんだけど。

でもルフィはそれをはっきりと言えちゃう。それは自分一人ではできないことを受け入れて、仲間を信頼しているからだ。
ロビンがCP9に連れてかれた時も、サンジが一時脱退した時もそうだった。仲間に対して圧倒的に信頼をおいていることが、ルフィの自信の持った行動の基盤にあるんだと思う。

僕は仲間に対して信頼をおいていないわけではないが、どこか気を使いすぎているところ、弱みを見せきれない部分があった。
だからこれからはもっと自分の弱さと向き合い、仲間ともっと強固な信頼関係を作り上げていきたいと思う。




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