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音楽を止める事で生じる変化を検証する

通勤時やクリエイティブ作業中、音楽はずっとパートナーだった。自分のモチベーションが上がる音楽や懐かしい音楽を聞くのは、携帯用音楽プレイヤーが安価で買えるようになったり、PCで聞けるようになってからは当たり前のようにする行動だった。

その行動について一切の疑問は抱かずに過ごしてきた。周りもそうしているし音楽は昔から人間にとって必要なもの…そう考えていた。

大昔からリズムやダンス、音楽は世界中で愛されていてほとんどの人間には絶対に必要な存在…それは疑いようがない気がするが、中には静寂を愛する人もいる。

ある起業家サイト海外記事で見かけたセンテンツが、省エネを弘めたい私にとっては検証してみたいと思える内容だった。

それは、最近の音楽の歌詞はネガティブワードが多い事を指しており、それらのMUSICを聞かない事で生活が一変するという内容だった…気がする。

読み始めた当初は、音楽を聞くことを止めるなんて…と、その内容はかなりの偏った意見なように思えた。

しかし、音楽を止めるのではなく、歌詞が無いBGMならばどうなのだろうと考えるようになる。

学生の時、CLASSMATEが全員SM〇Pを知っている中、一人だけその全国的人気グループの存在すら知らないほどテレビも見ずにゲームばかりやっていたのだが、音楽CDはゲームサントラを買って聞いていたりはしていたのだ。

学年が進むにつれ、カラオケだの恋愛だのをしなければ…と時に歌詞のある音楽を聞くようになる。当時はその流れに飲まれてしまった事は疑問にも思わなかったし、それが当たり前の普通の学生なのだと疑問にも思っていなかったが、果たして本当に自分が好き好んでお気に入りのアーティストを見つけ、その歌を歌えるようになる事を自分が望んでいたのかは怪しい。

自分軸がもっとしっかりとしていれば、流されなかったかもしれないが、周りが知っているから知らなければならないという環境は今になって思えば嫌なものだ。

…と、こんな私の古ぼけたメモリーを書いても何にもならないので、本題に入ろう。

音楽を聞く事でどのような効果があるのかというと、気分が落ち着いたり、モチベーションが上がったり、過去の出来事がリフレインしたり…とそのような効果があるのは、あまり音楽に詳しくない私でも分かっていた。(音楽はそんなものじゃない…と反感を買うかも知れないが、私は音楽界に精通もしていなければ詳しくもないのでご容赦頂きたい)

ただ、その海外記事のライターが書いていた一節が異様なまでに脳に刻まれて気になった。音楽を止める事が良いと思っていない人はたくさんいるが、
歌詞に含まれるネガティブなワードが確実に潜在意識に刻まれるというのだ。

今の社会情勢も安寧とはいいがたい、大気変動にテロ、戦争、経済状況だって株価がいくら上昇した所で、その恩恵に預かれない人々にとって好景気だとは言えない。給料が上がるどころか…この話はやめておこう。

とにかく、潜在意識に習慣化ルーティンを刻み込む事が良い効果を生むと言ってきているのであれば、その音楽の歌詞に含まれるネガティブなワードも繰り返しヘビロテする事で潜在意識に刻まれてしまうというのだ。

これは、偉い研究科のレポートでもなければ、専門家の教授の意見もまだ調べていない、たった1つの海外articleを見ただけの私の感想だ。

言語学習は進みは速くは無いが、潜在意識に文法や単語を叩き込む事で無意識に第二言語が出現するようにプライミング効果を意識して学習している。

潜在意識に何かを刻み込む事は、何かしらのスキルを習得するのに有効な手段なのでは無いかと、リアルタイムで身をもって検証中なのだ。

そうなったら、試さない訳には行かないのである。音楽を止める事には抵抗がある。良い効果を生むからといって、抵抗が無い人の方が少ないのではないだろうか。(意見を求めるほどに交友関係が広い訳では無いので、議論の余地も無いのだが)

では、歌詞の無いクラシックならどうだ…という事で、私は大好きなサティのGymnopedie1番をヘビロテで聞く事にした。サティは客や聞く人の邪魔にならない演奏・音楽を重要視していたという事を何となく何処かで読んで覚えていたからだ。
また、以前持っていた心の処方箋というCDに収録されていてそれを聴いてから、ヒーリングが必要な時はずっと聴いていた音楽だ。病院の手術の際にも採用されたり美術館でのBGMとしても異例の採用をされた事があるという心を落ち着かせる効果は、私が検証などしなくても実証済みのようだ。

何かの作業をする時に無音では無く、歌詞の無いクラシックを聴く事で潜在意識にネガティブ要素を植え付けない、余計な思考を発生させない、意識を作業に集中できる、脳の消費エネルギーを抑える事が出来るのか、暫く試してみたいと思う。


あれ、音楽を止めている訳では無いな…と後で気づいた。

歌詞があっても、一部の音楽をヘビロテで永遠と聞く事は歌詞が何て歌っているのかを理解しようとしてしまう人にとっては省エネで優しいと思う。

そういう人は少ないかもしれない。マイノリティかもしれない。けれど省エネにフォーカスをして考えたら脳の思考力や聴覚使用によるエネルギーコストは抑えられるのでは無いかと思う。




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