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UnityでAssetStoreを活用して3Dオンラインゲームの基本部分をほとんどノンコーディングでビルドした話


このNOTEについて

構築した環境と出来上がる画面シーンの紹介です。シーンの修正箇所をまとめる事が出来ていない為、この記事には具体的な導入の際のオブジェクトのパラメータ変更やエラーの回避方法については掲載しておりません。
時短で構築する為に使用した構成しているアセットと、アセットの導入方法の紹介と、どのような画面を作ることができるかの紹介記事です。

基本的には記事中のアセットベンダー様の公式動画を確認しながら進めていく事で、ビルドできました。(いくつかのエラー対処は必要)

アセットの組み合わせを行う事によって、3Dキャラクターがオンラインで動き回るゲームのベース部分を驚くほど工数を掛けずに実装できました。「え。これがこんな短時間で出来てしまうの?」という状態です。GitHub等でもっと手軽に実装できる方法があるかもですが、もっと楽な方法があったら是非教えて下さい。

この記事の対象者

・有料アセットを使って時間をかけずに良質なゲームを作りたい人
・既に完成しているベースシステムを使い、自分の表現したいゲーム部分の実装だけに時間を割きたい人
・とにかく3Dオンライン対戦ゲームの基本部分を構築してみたい、手に入れたい人

【有料記事は初挑戦なので、返金OKです】
※北海道の最低時給に設定させて頂きました

環境

・Unity   Version 2020.1.5f1
・Windows10 64bit バージョン 10.0.19041

※Photonの無料版のセットアップとappID登録等が別途必要です。


使用アセット

Third Person Controller - Shooter Template Version 2.5.3
Invector Multiplayer Add-on Version 4.5.5 
PUN 2 - FREE Version 2.22.0
Photon Voice 2 Version 2.21.0


参考動画

Invector様のリアルな挙動の3Dキャラクターコントローラーのテンプレートと、Cyber Bullet Games様のMultiPlayer用のAdd-onを使って、マルチプレイヤーのロビーでマッチングを行う3Dオンラインゲームのベースシステムをほとんどノンコーディングで構築することができます。


基本的にはCyber Bullet Games様の公式Youtubeを見ながらで構築できます。若干アセットのバージョンが違っていて些細な部分で動画とは違う所があります。40分くらいの動画ですが、再生速度は落とさないとUnityで作業しながら細部の確認を行うのは難しいかもしれません。(2020/9/16時点)


シーン遷移

・名前入力画面

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・ホストゲーム作成か既にあるルームを検索する画面

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・マッチング画面
チャットができます。部屋名も決められます。
※webGL出力だと日本語入力がうまくいきませんでした。(確認中)

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・ゲーム画面
蹴ったり殴ったり、ロケットランチャーを撃ったり、チャットもできます。基本的な動作はInvector様のThird Person Controller - Shooter Templateのデモシーンと同じ事ができます。
 同じ端末からのテストなので同期がズレたりリスポーンの際にいくつか問題がありますが、とりあえず同期して動きました。(PC/WebGL両方で確認)

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Add-Onを導入するとツールバーに[CB Games]というメニューが追加され、動画の解説の通りにメニューのボタンを押して実装していく流れとなります。

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出来上がったシーンは完全に手放しでゲームが遊べる状態ではありませんが、いくつか手を加えれば十分に遊べるゲームをビルドすることができます。

キャラクターコントロール部分や、武器の取得・廃棄、インベントリー、カメラの操作、さらにはオンラインロビーやチャット機能、そうした既に存在している機能を作る工数を一気に省き、作りたいゲーム部分のみに注力できるのでは無いか?という横着な気持ちから今回構築してみました。

駄文で恐縮な内容ですが、色々と調べ上げたり有識者からの意見を取り入れた結果、行き着いた方法なので、試験的な意味も含めて今回は有料記事とさせて頂きました。

試験的な意味もあるので返金は全く構いません。
もしも返金しないで頂けたなら、ほかのアセットを買って検証を進める資金にさせて頂きたいと思います。


共感頂ける方の参考になれば幸いです。

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