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上海のオススメ梅スポット【中国観光】

こんばんは、小羊です。

上海市のコロナ状況がひっ迫し、外出が難しくなってきているので、ここしばらくは過去の外出を基にした記事が増えそうです。
本来なら、上海の桜特集を書きたかったのですが・・・(泣)

ということで時期的には少しズレた話になるのですが、本日は、上海市内のオススメの梅スポットを、ランキング形式で3箇所ご紹介したいと思います。

※あくまで小羊の主観に基づくランキングです。

第3位、世紀公園(浦東新区)

中国名:世纪公园(shìjì gōngyuán)

世紀公園は、上海タワーなどで知られる浦東の方にある大型の自然公園です。園内に梅園エリアがあり、上海市民の間でもとても有名&人気です。

オススメ点その1は、アクセスの良さです。

上海市中心部から地下鉄2号線の世紀公園に出て、そこから徒歩でたどり着くことができます。また、浦東自体、最近栄えているエリア(新しい商業施設、ショッピングモールも続々とできている)ですし、公園近くにもカフェや飲食店が豊富です。よって、梅を見に行ったついでにごはん、お茶、買い物などもできてしまいます。

オススメ点その2は、梅の種類の多さです。

世紀公園には、約10万平方メートルの敷地に、約30種類、4000株近くの梅が植えられています。これは、市内中心部近くの公園であることを踏まえると、驚きの種類の多さかと思います。

勿論、ピンクの梅だけでなく、黄色いロウバイや、白い梅もありますよ。

一方でデメリットは、有名スポットすぎて人が多いことです。特に梅の最盛期には、各梅の木の周りに写真を撮る人の人だかりができています(笑)

この公園は入園無料であることも、人の多さの原因の1つかもしれません。ただ、梅はとてもきれいな場所なので、最盛期から少しズラした時期に行くとか、朝早くに行くなど工夫をして訪れてみていただきたいです。


第2位、莘庄梅園(闵行区)

中国名:莘庄梅园(xīnzhuāng méi yuán)

莘庄梅園は、上海市中心部から地下鉄1号線で郊外(西)に向かうその終点駅、莘庄駅の方にある梅園です。

なんとここはもともと(1930年頃)は個人の所有物の公園で、オーナーの人が個人的に梅を植えたそうです。今は公の公園になっており、敷地面積は約4万平方メートル、約30種類、400株の梅が植えられています。

オススメ点は、落ち着いた雰囲気があることです。

駅から20分ほど歩くこと、周りはマンションなど住宅街といった感じであることから、街中にある少し規模の大きい公園的な立ち位置で、地元の人がのんびり散歩やジョギングをしていたりなど、のどかな感じです。

正直ここは上海市民の間では世紀公園ほどは知られていないですし、郊外にあるもっと大きな自然公園らにくらべると中規模程度の広さです。勿論、梅の最盛期には訪れる人は増えるものの、世紀公園ほどではなく、全体的に落ち着いた感じがあります。それでいて世紀公園と同じくらい品種も揃えているので、お得感もありますね。

なお、ここも世紀公園と同様、入園料は無料です。

デメリットは駅から徒歩20分近く歩く必要があることです。ただ、上海はタクシーの料金が非常に安いので、駅からタクシーに乗ってしまうという手もあります。

第1位、花開海上生態園(金山区)

中国名:花开海上生态园(huā kāi hǎishàng shēngtài yuán)

花開海上生態園は金山区という、上海市中心部からは少し外れた郊外にある広大(敷地面積は約40万平方メートル)な植物公園です。金山区自体が工場地帯として知られていることから、上海市内に住んでいる人からすると「え、金山区にそもそも観光スポットなんてあるの!?」となりがちですが、花開海上生態園の梅園はれっきとした観光スポットです!且つ、上海在住者でも行ったことがない人が多いという、言わば「穴場スポット」でもあります。

オススメ点その1は、梅園の広さ。

上海最大の梅園とも呼ばれるくらい、広い範囲(公園の敷地の半分近く!)にこれでもかというくらい(3万株近く)梅が植えられています。これは、2位、3位の場所と比較しても断然広い&圧倒的に多いです。

そのせいか、人が分散しており、小羊が訪れたときも人混みがあまり気になりませんでした。梅の最盛期であったにもかかわらずです。非常にゆったりと見れて快適でした。

また、3万株もの梅が満開になる様子はとても壮観です。

オススメ点その2 は、梅の種類の多さ

ロウバイ、朱砂、紅梅、美人梅など種別・色様々な60種以上の梅が植えられています。勿論、素人の小羊にはその差はわからないものの、やはり色や形の違いは目に入るので、「なんとなくこの梅が好き」と、お気に入りの子を見つけたりしながら楽しめました。

デメリットとしては、交通が少し不便です。

やはり工業地帯のため市内中心部のように地下鉄は発達していません。よって、公園の徒歩圏内に地下鉄の駅はありません。

但し、上海南駅(上海中心部から地下鉄でいける駅)から金山鉄道という電車が出ており、これに乗って金山衛(金山卫)駅に行けば、そこから公共交通バスまたはタクシーで公園に向かうことができます。早い電車に乗れば乗車時間は大体30分くらい、運賃も10数元ほどです。なので全く行く手段がない、ということはないですね。

またこの公園は入園料30元(大体600円)がかかります。ただ、梅園の素晴らしさを思えば、全然コストに見合いますよ。


以上、いかがでしたでしょうか?

上海にはまだまだこれ以外にもたくさんの梅スポットがあります。実は上海は、かなりの大都会でありながら、梅をはじめ各季節の花を楽しめる場所がたくさんあるのです。

こうした場所についても今後、順次ご紹介していきたいと思います。






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