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1.5億円を調達した移動式ベビールームとは | 中国スタートアップ

移動式ベビールーム『mamain』を開発・提供する宁波玛玛应智能科技有限公司は、エンジェルラウンドで約1.5億円(1,000万元)の資金を調達したことを発表した。

宁波玛玛应智能科技有限公司は2017年10月に宁波市で設立された会社である。

中国にも日本と同じようにトイレにベビールームが併設されている施設もあるが、圧倒的に数が足りておらず、また衛生面にも不安がある。

mamainを導入すると、2平方メートルほどのボックスを設置するだけで、この問題を解決することができる。

mamainは現在病院、駅、ショッピングモール、役所などの施設100箇所以上に、6000台導入されている。

利用者はミニアプリ上で決済することにより、ボックスの扉が開き、利用を開始することができる。また、ミニアプリではmamainの設置場所と、現在の使用状況も確認することができる。

ボックスの中には簡易ベッド、椅子、ゴミ箱、モニターとオムツの交換や授乳に最低限必要なものが置いてあり、モニターにはベビー用品の広告が流れている

中国には何年も前からあった無人カラオケがいよいよ日本にもきたと話題になった。小スペースの利用という点では、今後日本でも移動式ベビールームの需要が高まる可能性はあるだろう。