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上海自然博物館で神秘を感じる

2022年12月4日日曜日、本日は家族で上海自然博物館に行きました。

上海自然博物馆首页 (snhm.org.cn)
ホームページは日本語のページもありました。

スマホさえあれば、チケットは事前予約なしでその場で購入することができ、大人一人あたり30元(約600円)、子どもは130cm以上から入場料がかかるとのことです。

中国は身長によって入場料がかかることが結構多いです(上海ディズニーランドも)。

2階から地下2階まで吹き抜けで繋がる大型博物館で、古代の生物の化石、恐竜、世界の動物の剥製などが展示されています。


圧巻の角たち!

イメージは東京の上野公園内の国立科学博物館の生き物の展示ブースでしょうか。

今は、コロナの関係で、映像資料や生き物と触れ合展示は開催されていませんでしたが、園児から小学生頃のお子さんでにぎわっていました。

広々と展示をしているので、人がそこまで密集する感じがなく、それぞれがゆったりと鑑賞していました。

レストランも3店舗ほどあり、自販機も設置されていたので、手ぶらでも園児さんでしたら大丈夫だと思います。

とくに、B2Mの「1868カフェ」は、オールド上海の雰囲気が漂うおしゃれなカフェレストランでした。子連れの利用者がほとんどで、ゆったりとした時間を過ごせます。

娘の本日のお気に入りは、2階に展示されていた木の化石でした。

2メートルはある巨木の化石。

一見すると木なのですが、近づくと,それが黒く光っており、確かに何億年の時を経て石になっていったのだとわかる重量感で横たっています。

そして娘は横たわる木の化石を一巡し、年輪部分を見つめて、「見てっ!」と声をあげました。

よく見ると、年輪の中央部に小さな空洞が出来ており、その空洞のまわりがキラキラと輝いていたのです。

さらに奥によく目を凝らすと、半透明に輝く石英の結晶体が縁を囲み、自然の神秘を伝えていました。

流し見していては気がつかない、今日の娘の大発見でした。

自分だけの秘密を大切にするように、博物館を一周したあと、もう一度そこに戻り、静かにじっくり覗いていました。

地球誕生から生物の誕生、進化、そしてこれからの地球ついて、それぞれの展示で考えを膨らませることができる博物館で、休憩スポットも多く、
大満足な一日でした。

                        草枕歌奈

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