読書感想文 #61 ハマス・パレスチナ・イスラエル - メディアが隠す事実
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
クリスマスも終わり、年末の準備というか、正月に向けてさらに街は忙しくなってきていますね。
今日はこの本の感想です。
ハマス・パレスチナ・イスラエル - メディアが隠す事実
飯山 陽 著
感想
10月7日ハマスによる残虐なテロがイスラエルで行われ、イスラエルが自衛のためにガザに入り地上戦を繰り広げられている中で日本政府の対応やメディアにでている中東専門家等の偏った意見や報道が事実を大幅に捻じ曲げて印象操作をしているというのをわかりやすく説明していて、この衝突が何なのか理解できるのと、反米で弱者に寄り添うというスタンスで、被害を受けたイスラエルを悪とみなして中東事情を知らない国民を洗脳しようとする手法は非常に腹立たしく、ネットのなかった以前ならば騙せても、今は嘘はバレるという時代になっていることがよくわかります。
本当にイスラエルのことを知らず、ジェノサイド国家と勘違いしている人も多いですし、アラブ諸国と一括りにしてもイランや支援するハマス等の過激派とサウジやUAE等は全く異なり、イスラエルの優れた科学技術や軍事力にUAEは国交樹立し、サウジも準備をしている矢先でのハマスのテロであること、世界中からのパレスチナへの支援がハマスによって搾取され、ハマスがリッチになり、水道管を破壊してロケットにしたり、支配することで、ガザはいつまでも発展しない事実があり、これはイスラエルのせいではないわけです。日本政府のどっちつかず外交が全方位嫌われ外交になってしまったというのはお粗末極まりなく、本当に知らないで上辺だけのパフォーマンスをしてG7で浮いてしまっていることがよくわかりました。
エルサレムがイスラム教の聖地ではないと知り、これはトランプ氏が米国大統領時代にエルサレムをイスラエルの首都に認めようという行動をとり、何を血迷っているのか、ユダヤ教だけでなくイスラム教の聖地にと思いましたが、あながちトランプ氏は間違っていなかったのかもしれません。
日本のメディアの左翼ぶりにも驚きを禁じえず、朝日こども新聞にはハマス3つの顔と1面に載せ、過激派テロリストをそれほど悪くない人達だよみたいに洗脳しようとしていたのが、鳥肌がたったのですが、悪質な国家のイランを日本のメディアや専門家が養護するという思想がかなり危険であることは間違いありません。弱者に寄り添うというのは一見良いように見えますが、ハマスが残虐行為を行うテロリストであるし、ウクライナ、ウイグル、北朝鮮に拉致された日本人等の弱者は無視し、ガザかわいそうという都合の良い寄り添いも果たしてどうなのか、タリバンに支配されたアフガンの市民らもそうです。そういう人たちの声は聞かず、ガザだけに寄り添うというのはちょっとどうなんだろうという感じがしてなりません。
もっとイスラエルや中東諸国について真実を学ぶ必要があります。
そう考えさせられる良い本だと思います。
それではまた。
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