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寒くなってくる時期に聴きたくなるけど...

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか

今日は寒くて驚きました。お昼ごろなんかなんだろうという寒さでした。12月や1月ならまだしも。

12月といえば、クリスマスや年末といろいろ華やかなイベントもありますが、寒さや日の短さなどからどこか切なくなることがありますね。

1年前にご紹介しました曲ですが、改めて深く掘り下げていきたいと思います。


STILL LOVE HER (失われた風景)

                   リリース 1988年12月9日

TM NETWORKの楽曲。作詞は小室哲哉、作曲は小室哲哉、木根尚登、編曲は小室哲哉。アルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』のCD盤の13曲目(アナログ盤DISC2の6曲目)、シングル『JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)』の2曲目に収録されている他、宇都宮隆のベストアルバム『THE BEST FILES』にも収録されている。
アニメ『シティーハンター2』の第38話~第63話のエンディング・テーマとして使用された。

当時大人気でシリーズ化されたシティハンターのエンディングテーマだったことは大きく、何度も再放送もされました。特に夕方の再放送は当時の子どもや学生はよく見ていたようです。


詞はロンドンでの日常生活そのもの。珍しくシンガー・ソングライター的に、自分のことを歌った曲
歌詞の内容は「古いレンガの街並」、「二階建てのバス」と小室が当時レコーディングのため滞在したロンドンの風景を彷彿させるものである。

このエピソードや歌詞から、日本人には響かないはずの曲が、何十年も響き続けているのは不思議ですね。二階建てのバスは日本に当時はなく、今も東京の観光用とかで、一般的にはありませんから、大半の人が思い浮かべられない情景となります。

諏訪道彦と植田益朗が「少し大人びた世界観とイントロ」、「ロンドン街並みは西新宿のビル街をも彷彿とさせる」とこの曲を選ぶことにした。

なるほど、まだ都庁が移る前だったので、京王プラザホテルとか安田生命ビル、新宿中央公園とかのあたりでしょうか。

1994年4月22日19時から生放送のBayFMのラジオ番組10th Memorial Nightでのファン投票上位第2位にランクイン。
この曲の人気の高さはシングル曲が上位を占めるであろうと予想していたTMNメンバーから、意外であると受け止められた。

シングル曲でないこの曲がメンバーも予測できなかったほどの人気だったようです。

“君がいなくなったあとも、僕はここでこうして生きていける-ぼくはきっと大丈夫だよ”という気持ちが歌われる歌詞が“終了”をイメージさせているのではないかと小室哲哉は分析していた

たしかに「枯葉舞う北風はきびしさを増すけれど 僕はここで生きていける」という終わり方が失恋して未練がある状態から吹っ切れて前に進もうと決意したような感じがして、なぜか心地よさのようなものを感じます。


それではまた。



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