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逆境の発想

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

パンデミックの世界流行した2020年。

スポーツ界でも影響は甚大でした。
野球メジャーリーグはわずか60試合しか行われず、
陸上の世界トッププレーヤーが各地を回るダイヤモンドリーグも半数以上が中止となりました。

そんななかスイスのローザンヌでも開催が8月から9月と延期になるだけでなく、種目が男女の棒高跳びのみに特化し、しかも陸上競技場でなく、市街地で開催するという意外な試みをされました。


「陸上の1つである棒高跳び」ではなく「棒高跳び」の大会に約1000人の観衆が詰めかけ、大いに盛り上がりました。
広い競技場とはことなり、市街地で選手と観客も近く、男子は最後長引いて夜になり、照明が不十分な中、スウェーデンのアルマンド・デュプランティス選手が6m07の好記録で優勝。挑戦するも惜しくも世界新はならず。

その2週間後に別会場で世界新6m15を跳んだのでした。

市街地でという発想がいいですね。

棒高跳びの選手は注目度が高く、観客も近いので、モチベーションも高かったでしょう。観客も陸上ファン以外で初めてみた人もたくさんいたようで、迫力に圧倒され、非常に良い空間が出来上がりました。

何が言いたいかというと、こういうのを日本でもやったらどうかということです。

東京の銀座あたりは日曜日の歩行者天国の通りを使えば、同様の大会は開催できます。実現すれば注目度はローザンヌの比ではないはずです。

人間が6mの高さまで跳ぶというのは実際に生で見たら驚きます。

ビルの上から見ても面白いでしょう。

棒高跳びに限定せず、他の種目でもいいかもしれません。ハードル走とか、三段跳びとかも面白いかもしれません。

陸上競技場を使わずにいかに種目の醍醐味を引き出せるか演出をしてもいいと思います。

50メートル以上飛距離のあるやり投げ、ハンマー投げ、円盤投げなどは逆に広いところ、ゴルフ場とか、どこかを会場にしてもいいでしょうし、空にドローンを飛ばして、中継して面白いかもしれません。

不人気を憂うのではなく、誰も思いつかなかったことを新しくやることで、その種目が輝きが増して、多くの人に気づいてもらえるという試みを日本もやるべきだと思います。


それではまた。



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