【サルでもわかる】#1 砲丸投げ
みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
新しく、サルでもわかるシリーズとして、今回は「砲丸投げ」を紹介します。
●起源
●概要
他の種目を英語の表記は、
やり投げ Javelin throw
円盤投げ Discus throw
ハンマー投げ Hammer throw
となり、砲丸投げのみ「throw」が使われていません。
野球・ソフトボールのように球を投げるのではなく、押し出すようなイメージだからでしょうか。
●投げ方
グライドは、安定した記録が出やすく、回転は、リリースが不安定で失敗が多いが、ハマった時は、凄い記録がでる、というのがボクのイメージです。
●記録
〇世界記録
男子 23m12 ライアン・クラウザ 米国 2021年
女子 22m63 ナタリア・リソフスカヤ ソ連 1987年
女子は古い記録。女子はもはや存在しない国のソ連というから、化石化した記録といっていいでしょう。
〇東京五輪- 参加標準記録
男子 21m10
女子 18m50
〇日本記録
男子 18m85 中村太地 2018年
女子 18m22 森千夏 2004年
男女とも、仮に日本記録を1cm更新しても五輪に出れないという悲しい事実。1cmを争う種目で、男女ともに世界記録と日本記録が4m以上差があるのも、人種の骨格で差のつきやすい種目が多い陸上競技とはいえ、残念としかいいようがありません。
※女子は2004年に森さんがアテネ五輪に出場しました。
●重さ
ボクは中2の時に混成種目に出場し、その一つに砲丸投げがありました。当時は重さは4kgでした。
投てき種目の中で、砲丸投げは、中学校で唯一大会があります。
従って、一般の方に比べて、陸上部関係者には、馴染みの深い種目ではあります。
●現状と今後
この種目は、残念ながら日本では、全く盛り上がっていないのが実情です。陸上部関係者以外に馴染みが浅いのも一因だと思います。
近頃は、街のトレーニングジムに行くと、筋肉バキバキの人たちを見かけますが、ただ鍛えるだけなんて、もったいないと思います。その鍛えた体で、砲丸投げ等の投てき種目でオリンピックを目指せばいいのにと思います。
テレビ番組の「アメトーク」とかで、芸人が挑戦してもいいと思います。工夫して、どんどん露出するほうがいいでしょう。
欧米人に比べて、日本人は体が小さくて不利というのがありますが、ハンマー投げで室伏選手が、オリンピックで金メダルをとったじゃありませんか。できないことはないです!
小学生くらいから初めてもいいです。砲丸の重い球が、小学生が体を壊しかねない懸念がありますから、だいぶ軽いソフトボールやトレーニングボール等を使ってもいいでしょう。
ソフトボールと言っても野球やソフトボールの投げ方ではなく、グライドや回転投げをするのです。
マイナー種目ゆえに、競技を開始する年齢が日本は遅いのです。改革すれば、伸びしろはかなりあります。
それでは、また。
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