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副業観光の難しさ、面白さ

こんにちは!仙北市で地域おこし協力隊をしているこちひらです。

雪寄せの毎日で雪国の洗礼を受けていますが、雪国の楽しい一面を多くの人に知ってもらいたく、現在こういった企画を進めています。

仙北市でメジャーなスノーアクティビティスポットはやはりたざわ湖スキー場。
僕も秋田に来たばかりのころは雪の遊びはスキーかスノーボードしかないものだと思っていました。
そんな中スノーシューという道具に出会い、これなら雪初心者でも十分楽しめると思い、市内どこでもスノーシューを体験できるコースづくりとガイド育成に勤しんでいます。

しかしそんな中で最近は秋田で観光業を育成する上での課題にも直面しています。
それは観光に携わる「専門家」の少なさです。

元々観光都市ではないので観光分野に特化した人材や組織や知恵が足りていません。
僕がよく関わる農家民宿のオーナーさんたちも元々は農業の傘の中にいる人たち。
田舎で観光業を生業としている人たちは少なく、副業として観光の一分野に従事する人たちの集まりが田舎の実態です。

フルタイムで関われない人たちを繋ぎ合わせて一つの商品を作り出すというものの大変さを今身に染みて感じています。

ですが同時に、僕は本業が別にある人たちが観光分野に参入することの可能性もすごく実感しています。

今回企画しているスノーシューのガイドもプロではありません。
農家民宿の経営者や一般農家さん、学校の先生を始め、何かしらの本業がある人たちです。
すでに複数の視点が備わっている人たちの「素」が実はめちゃめちゃ面白い。
観光と切り離した場所にいる人たちが見る世界が面白い。

本業ではなく副業として観光に関わる人たちの数だけ違う世界を持ち込むことができる。
田舎の観光の面白さがそこにあります。

なので僕はぜひ色々な方々が持つ世界を観光に持ち込んでほしい。
なんならスノーシューも仙北市民全員が案内人になるくらいの方がちょうどいい(大真面目)
スノーシューを始め、僕の企画一つ一つが違う分野で活躍する方々との橋渡しになればと思います。

皆さんの世界を引っ張り出すために、僕も皆さんの世界に飛び込んでいきたいですね!

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田沢湖でのスノーシューも素敵でしょ?笑

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