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今できるインバウンド対策とは?

こんにちは!
秋田県仙北市の地域おこし協力隊をしているこちひらです。

さて、海外からのお客さんがぱたりと止まっている中、今できるインバウンド対策として「情報発信をしてひたすら待つ」をしている自治体・団体・個人多いですよね。

僕も今更気付いたのですが(頭の回転遅くて、、、)県内在住外国人に広告塔になってもらう方が良いのでは?

先日温泉2施設とスノーシューハイキングのモニターツアーに同行しました。
色々な国の留学生やALT(外国語の先生)がいらしていたのですが、皆基本的に初めての体験だったそうで。
自分の背よりも高い雪でのアクティビティと古風な硫黄泉に大はしゃぎ。

聞けば車がないので自分の住む場所から遠出できないとのこと。
観光客がレンタカーを借りることは容易になってきましたが、在日外国人が車を入手すのはまだハードルが高いのでしょう。
ただでさえ、英語が通じず交通手段が限られる田舎で案内人無し・車無しでは観光もできません。

考えてみたらGotoトラベルも県内在住者向けのプレミアム宿泊券や飲食券、各自治体で発行している各種割引券も外国語での案内をほとんど見たことがありません。

狙ったターゲットに情報を届けることは容易ではない。まして自由な海外渡航ができるのはまだ先という中で日本人が海外向けの情報発信をすること自体無駄が多いのではないでしょうか。
県内在住の外国人に秋田を存分に楽しんでもらい、自国で待つ家族や友人に日々の会話の足しにして、SNSで様子をアップして拡散していただく。
よっぽどこっちの方が宣伝効果が高いのではと思います。

もちろん、彼らは勉学や仕事をしに来日しているので潤沢に時間が余っているわけではない。
でもリソースを割いて彼らに来ていただく意味はきっとあるはず。

先日のモニターツアーで1人のフィジーの方と連絡先を交換し、今日プライベートでランチに誘ってもらいました。
次はまた僕が秋田の魅力をその方と一緒に楽しむ番ですね。

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