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60歳からの前向き人生のすすめ 弘兼流 やめる!生き方 ~読書記録221~

2020年に書かれた「島耕作シリーズ」で有名な漫画家・弘兼憲史氏の著書。


弘兼氏は昭和22年生まれであるから、バッチリ団塊世代になる。
もはや、70歳を超えており、このような本を多く書かれるようになられた。

この本の中で著者はいくつかの「辞める」事を提案している。
一例をあげるなら、年賀状を辞める事などだ。

この本は、もうじき60になろうとする私には同感することが多かった。
身体が動くうちはフルタイムで働き、仕事を辞めてから自分の好きな事をしたいと思っていたとしても、高齢になると体力がなくなったり、病気になったりと、出来るかもわからない。又、公表されている平均寿命の前に亡くなる事もあり得る。
そして、お金の問題。これは考え方次第だ。

私自身、今は急ぎ足で旅行をするのだが、1週間くらい1つの県に留まり、ゆっくりと廻りたい。そんな願いがある。70歳を超えてから今と同じ速度、距離を歩けるだろうか?やはり、やりたい事を残す前に行動する。その為に、何歳までに・・・の計画も立てたい。

又、物を減らす、失敗した事、他人からされた事をいちいち引きずらない。
そんな事も考えて行こうと思った。

実を言うと、以前に書き綴り、存在全てを削除した他のブログでは、他人の悪口、他人からされた事を散々書いていた。
それらも本当に、人生の残り時間からするともったいないなと思うのだ。

著者も言うように、誰にでも老化と死はやってくる。健康寿命に個人差はあるかもしれないが。

最後に、生きがいについてのベン図というのが紹介された。日本人は、西洋人と違い、「お金」をあげていないようだ。
その分、他人の幸せになる事を少しでも良いから生きがいとしていく老後でありたい。

ベン図モデル



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