![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87420920/rectangle_large_type_2_c1658b6238cee40184a39090874e08da.jpeg?width=800)
猫好き、鉄道ファンにはたまらない場所 曹洞宗栖龍山高長寺 私の百寺巡礼36
小田原駅から徒歩数分の場所にある曹洞宗高長寺。
こちらに来た目的と言えば、学生時代、大好きだった北村透谷のお墓参りだった。
北村透谷
1868-1894。詩人、作家、評論家。本名、門太郎。神奈川県小田原市生まれ。1881(明治14)年に両親とともに東京に移住し、翌年、銀座の泰明小学校を卒業。透谷の名は、銀座数寄屋橋(すきやばし)の「数寄屋(すきや)」を「透谷(すきや)」にかえ、読みを「とうこく」にしたと言われる。一時期自由民権運動に深く影響されたが、のちになって政治から遠ざかり、キリスト教の信仰の世界に入る。25歳で自殺。
クリスチャンでありながら自殺した。私も絶対に25歳くらいで自殺するのだ!と何だかわからぬが決心していたのに、根性なしである為に、こんなに長く生きてしまった。ということで、深い後悔の人生を送っている。
元は、港区の瑞聖寺にあったお墓を小田原に移したそうだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1663837419864-WtZAIVuLoA.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1663838378093-FqlkMWuU3h.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1663838387193-Tsr80sWf5H.jpg?width=800)
ということで、高長寺に来ると、なんと!!
![](https://assets.st-note.com/img/1663837424816-WJhCjRz1wz.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1663837433874-z1P5Qs4Ltn.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1663837446769-8JKE675pPC.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1663837461672-xqwFFHWmzX.jpg)
出迎えてくれたのは、人懐っこい2匹の猫。
![](https://assets.st-note.com/img/1663837476495-ajQVU472f4.jpg)
住職さんの自宅玄関に猫たちの小屋があったので飼い猫らしい。
そして、更に更に。。。
なんと!!
境内は撮り鉄にはたまらない撮影場所であった。
新幹線、JR、小田急線、伊豆箱根鉄道と目の前を走るのだ。
ここは、猫好きで鉄道ファンには1日中いられる。
蚊さえ出ないなら(相変わらず、どこでも追いかけられる)、境内に寝袋を敷いて寝たいと思うくらいだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1663838231602-LoNPIPo9GK.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1663838255351-YDc08oAdOU.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1663838268930-9T3mLGRU0s.jpg?width=800)
こちらが、北村透谷のお墓となる。
![](https://assets.st-note.com/img/1663838432757-czt7tIEAgK.jpg?width=800)
こちらは、いわうるいわゆる無縁墓と言うのだろう。
供養する子孫、親せきなどのいなくなったお墓の固まりだ。
これを見ると、今後の自分の墓についても考えることとなる。
何故なら、私には墓参りをする人間はいないからだ。
息子は、世間一般の常識がなく行政手続きなども取れない。
色々と思うことの多い寺巡りとなった。
曹洞宗栖龍山(せいりゅうざん)高長寺
神奈川県小田原市城山1-23-2
小田原駅より徒歩7分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?