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猫好き、鉄道ファンにはたまらない場所 曹洞宗栖龍山高長寺 私の百寺巡礼36

小田原駅から徒歩数分の場所にある曹洞宗高長寺。
こちらに来た目的と言えば、学生時代、大好きだった北村透谷のお墓参りだった。

北村透谷
1868-1894。詩人、作家、評論家。本名、門太郎。神奈川県小田原市生まれ。1881(明治14)年に両親とともに東京に移住し、翌年、銀座の泰明小学校を卒業。透谷の名は、銀座数寄屋橋(すきやばし)の「数寄屋(すきや)」を「透谷(すきや)」にかえ、読みを「とうこく」にしたと言われる。一時期自由民権運動に深く影響されたが、のちになって政治から遠ざかり、キリスト教の信仰の世界に入る。25歳で自殺。

クリスチャンでありながら自殺した。私も絶対に25歳くらいで自殺するのだ!と何だかわからぬが決心していたのに、根性なしである為に、こんなに長く生きてしまった。ということで、深い後悔の人生を送っている。

元は、港区の瑞聖寺にあったお墓を小田原に移したそうだ。

ということで、高長寺に来ると、なんと!!

出迎えてくれたのは、人懐っこい2匹の猫。

本堂の案内の前にて。まさに看板猫。

住職さんの自宅玄関に猫たちの小屋があったので飼い猫らしい。

そして、更に更に。。。

なんと!!
境内は撮り鉄にはたまらない撮影場所であった。
新幹線、JR、小田急線、伊豆箱根鉄道と目の前を走るのだ。

ここは、猫好きで鉄道ファンには1日中いられる。
蚊さえ出ないなら(相変わらず、どこでも追いかけられる)、境内に寝袋を敷いて寝たいと思うくらいだ。

こちらが、北村透谷のお墓となる。



こちらは、いわうるいわゆる無縁墓と言うのだろう。
供養する子孫、親せきなどのいなくなったお墓の固まりだ。
これを見ると、今後の自分の墓についても考えることとなる。
何故なら、私には墓参りをする人間はいないからだ。
息子は、世間一般の常識がなく行政手続きなども取れない。

色々と思うことの多い寺巡りとなった。

曹洞宗栖龍山(せいりゅうざん)高長寺
神奈川県小田原市城山1-23-2
小田原駅より徒歩7分

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猫のいるしあわせ

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