見出し画像

人の課題を奪うな

芍薬堂のヒプノセッションでは

セッションの前に1時間程度のカウンセリングをしています。

1時間って一見、長いように見えますが

もう毎回毎回、あっという間に過ぎていきます。


ほんとね、皆さんいろいろなことを感じながら

毎日頑張ってる。


その中でしばしば出てくる話が

『子供が勉強しなくて困っている』
とか

『職場で何かとサポートが必要な人がいる』
とか

『旦那のほうがセッションしたほうがいいと思う』
とか



つまりは

自分のことじゃなくて

他の人の心配をしているんですね。



それで
どうなっているかというと

他の人の悩みが

自分の悩みのようになって

自分がどんどんしんどくなる


心当たりありませんか?



だって子供はちゃんと教育・しつけしなきゃ!

と思うかもしれません。

確かに大人の立場として

伝えてあげるべきことはあるかもしれません。


でも勉強しなくて困るのは

一体誰なんでしょうか?


子供?
親?

それとも
実は本当は誰も困らない???



職場で
いつも他の人の仕事を手伝わされてる

というのも良く聞きます。

でもそれって
本当にこちらがやらなきゃいけないのでしょうか?

いや
やらなきゃいけないこともあるかもしれないですけどね


何が言いたいかって



人のことを心配したり

人の仕事をしてあげちゃったりするのって


その人の課題を奪うことになるかもしれないよ

ということなんです。




人が成長するタイミングって

何かを乗り越えた時だったりしますよね。


『あの時、あれを乗り越えたから今があるんだ』

という経験が皆さんにも一つはあるんじゃないかと思うんです。



その時
周りの人がどうだったか思い出して欲しいんですが


おそらくは
精神的な支えになってくれていたのではないでしょうか。


決してその問題を
解決してくれたわけじゃないと思うんです。


だって人がやってくれたら

なんの気づきも得られないし

乗り越えた!という達成感も何も残らないですよね。



その人にはその人のタイミングがある。

周りからしたら何も進んでいないように見えて

もどかしいと感じるかもしれない。



でもそこにその人たちの

成長ポイントが眠っていたとしたら・・・・



他人である私たちがやるべきことは

何があっても大丈夫だという姿勢で接することなのかもしれません。



私はね
芍薬堂を始めた頃は

結構、これやっちゃってたんですよね。


漢方を出した後に

あの方、どうしてるかな?漢方効いてるかな?

と心配してみたり


漢方をちゃんと飲まないのに

「漢方が効かない!」って言っている人に

こんこんと説教・・・説明するということをしたり



でもね
ある時から

漢方を飲むのも飲まないのも

その人の選択

だから見守ることにしよう

みんな良くなる力を持っているから大丈夫

もしサポートを求められたら全力でいこう


というふうにスタンスを変えたんです。



そしたらどうなったか・・・


なんと
皆さんの回復スピードが格段にアップした


のです。


変えたのは私のスタンスだけです。


皆さんはどんどん元気になっていくし

私は何かを背負わなくなって軽くなったし

お互いにとって

Win-Winな関係になったのです。



皆さんはどうですか?



もし荷が重いと感じたら

一旦、荷物をチェックしてみませんか?

それってあなたの荷物ですか?
(・・ってなんだかひろゆき風だな)




それではまた。


自分ではどうやって荷物を下ろしたらいいのかわからない!
という方は⬇️


他人のことで心身に影響が出てしまって・・という方は⬇️







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?