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謝罪のタイミングを失った中田翔&謝罪させる気もないジャイアンツ

ずっと前からこのニュースに注目してた。

中田翔の暴力事件。

巨人ファン、アンチ巨人、日ハムファン、どこのファンでもない人、全ての人が読むかもしれないが、ここに偽りなく自分の思いを書く。こんな記事なんてただの落書きレベルなのだから。

事件の詳細はここには書かない。自分にとっての事実は

中田がチームメイトである後輩に対し、逆らえない状況下で暴力をふるったこと
暴力の結果、無期限謹慎処分となったものの、9日間の処分で巨人移籍となり、公への説明がないままに試合に出場していること
巨人では試合に出場し、結果(打者としての活躍)を出せば許されるかのような扱いを受けていること

である。

非常に気になる。

そして、マスコミ(主に日テレ・読売系)があまり口出しできない理由のひとつに、原辰徳監督がこの移籍を主導、支持しているという点がある。

結果が全て、そんな手垢にまみれながら、非常に多くの言い訳にも使える言葉を体現しようと動く原辰徳監督は監督勝利数で巨人歴代1位。監督としての実績はずば抜けており、組織内にいる限りはこの人にNoをいうことはできない。

だから、外野から言わねばならない。多くのプロ野球ファンのみならず、日本国民の目の前で繰り広げられる、この恥知らずな行為を。

以前、プロ野球界から数多くの疑問を持たれながらも、監督として結果を残したがために不問になってしまったあの過去を。

そして、巨人ファンこそが、打撃成績の良し悪しに関わらず、彼の一軍出場に反対し続けなければいけないのだ。

彼の野球生命を奪いたくて言っているのではない。彼は謹慎を受けた時点で無力な個人となり、選択権は奪われている。

巨大な組織の前に彼は無力であり、暴力行為こそ責められるべきではあるものの、謝罪不可能な状況にある。

今、責任あるのは問題を手放したいと焦り、放り出した日本ハム。そして、目先のことしか考えずに鶴の一声で彼を獲得した巨人。

野球が広く国民に愛され、文化として定着しているこの現状を理解しているとは思えない。

また、その裏で少年の野球人口は減り続け、野球界が未だに待つ昭和の価値観が次々と否定されていることにも気づいていない。

結果で周囲を黙らせる。その意気込みでスタートした巨人。果たして結果が出たらどうなるのか、結果がでなかったならばどうなるのか。

そこに明るい未来はあるだろうか。彼の今後を心配する。

筆者はどちらに転ぼうとスタンスは変えない。もう、両者は謝罪、禊のタイミングを失った。社会にありふれたおかしいこと。せめて、おかしいとは言えるようにしたい。

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