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フィリピン インターナショナルスクールとプライベートスクールを並列に語るな!という話

フィリピンのプライベートスクールに子供達が通い始めて数日。
まだ数日だけど、学校をどうしようか迷ってきたという話。

注意:全てのプライベートスクールを比較していないので、個人的な話になります。

今回の留学に当たって、エージェントやyoutube、ブログなど、(来る前の自分を含め)どの情報も、インターナショナルスクールとプライベートスクールを並列で紹介し、プライベートスクールの方が断然お得で英語教育を受けさせることができます!みたいな書き方をしているところばかりだった。

まだ数日だけど、インターナショナルスクールとプライベートスクールは全然違う!!
日本の公立小学校とインターナショナルスクールの違い以上に全く違うことを強調しておきたい!!!!!

我が家の小学生の2人の子供達は、日本のインターナショナルスクール(IB校)に通っていた。
教科ごとに授業を進めるのではなく、単元のテーマに沿って横断的に物事を学ぶ。(すごくわかりにくいけど。。。)

違い① 授業形式
プライベートスクール: 25人ぐらいの生徒に先生一人。講義形式で先生が話して教えるスタイル。生徒の発言時間はあまりなし。教科書が1科目ずつあり、教科書に沿って授業が進む。
IBインター: 24人マックスのクラスに先生2人。講義形式の部分もあるけど、自分でリサーチしたり、プレゼンしたりする。教科書はなし。

違い② 休憩時間
プライベートスクール: 教室の中で過ごす。カードゲームをしたり友達と話したり。暑いからなのか、外にでることがないらしい。
IBインター: 外で遊ぶ。教室の中で過ごす。どちらもある。

フィリピンのプライベートスクールは、教育移住するための学校ではない!!と私は実感した。来る前には分からなかった!!

教育というのが、「教科書に沿って英語で授業が行われる」というものをさすのであれば、それでいいと思う。だから、日本のカリキュラムを経験してきた子たちは言語の壁を乗り越えるのに奮闘するけれど、それさえ乗り越えたら、授業形式は問題ないかもしれない。

しかし、私が求めている教育は、たくさん身体を動かして遊び、”自分の頭で考える習慣をつける”ことであったり、”トライアンドエラーを繰り返すことができる環境”であり、机にずっと座って先生の話をいい子して聞ける子を育てることではない。プレゼンの時間は?リサーチしたり自分の思いを表現する時間は?そういう時間が全くないと多様性とかいっている場合ではない。

ナーサリー(4歳)のクラスから科目ごとのカリキュラムがあり、教科書まである。サイエンスとか算数とかまで教科書がある。4歳にとって、サイエンスは遊ぶことであり、算数も遊ぶことの中から経験することだと思っている。決して選択肢の中から〇を選んで正解を当てることではない。
小学生もそれ以上の学年も正解を求めて教科書の内容を暗記することだけが学びではないと思っている。

ネット情報では、インターナショナルスクールとフィリピンのプライベートスクールは並列で書いてあり、価格も抑えられて、英語で授業しているからプライベートスクールの環境はいいという誤解を生みかねないネット情報は本当に注意!!

というのが今の私の感想。
(全てのインターナショナルスクールとプライベートスクールを知らないので、子供達が経験した場所のみの感想です!!)

フィリピンまで何をしに来たのかな?という感じ。
限られた時間しかいられないからこそ、環境作りは大切にしたい。


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