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#318 トンレサップ湖の水上生活

雨季と乾季で風景が変わるカンボジアのトンレサップ湖。
サバナ気候の代表的な地域である。

乾季でも琵琶湖の約4倍の約2400㎢という大きな湖だが、雨季には1万6000㎢のさらに巨大な湖となる。

雨季と乾季で水深も大きく異なり、乾季には1mほどの水深の場所でも、雨季には10mもの深さになる。

そんなトンレサップ湖では多くの人々が高床の家で暮らしており、雨季には水上生活をしている。

乾季のトンレサップ湖のようすがこちら。

高床の家に暮らす家が、雨季にはすっぽりと水に沈み、居住スペースだけが湖上にあるという状態になる。

湖上で暮らす人々の数は100万人とも言われている。
湖上には住居だけでなく、レストランや商店、学校もあり、人々はボートで移動する。

さらに、食用や革製品にするためのワニの養殖も行われている。

湖上に浮かぶ都市は、アンコールワットに次ぐ観光資源にもなっており、世界各国から観光客が訪れている。

トンレサップ湖は、サバナ気候や東南アジアの学習の際に紹介したい地域だ。

【目次】

【参考】


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