見出し画像

クリスマスに男2人でUSJに行って思ったこと

 どうも、皆さん斜陰です。

 今回はタイトルにもある通り、今年の僕のクリスマスの過ごし方について書いていこうかなと思います。
 僕に興味がなかったり、超絶暇な方以外はブラウザバック推奨です。
本当に他愛もない話なので。

 それでは、さっそく始めていきます。事の発端はクリスマスの前日すなわちイブに開催されたライブにあります。そのライブは僕が2,3年前から推している声優さんのライブです。2,3年前つまりコロナが流行る前からライブや出演作品、ラジオ等で追ってきて、今もなお推し続けている声優さんのライブです。当日は小中学校と同級生だったオタク友達と一緒に行ったのですが、そのライブが終わってすぐに家に帰るのは寂しいし、ライブの開催時間(夜)的にもイブは現地で泊まろうという話になっていました。そしてそこで、翌日はUSJにでも行くかという話が出てきたわけです。もちろん、その日がクリスマスということは重々承知の上でです。一応、その友達にもクリスマスだけど大丈夫なの?的な話をしても、すんなりOK。コミュ障陰キャオタクの僕にクリスマスに予定など入っているわけがありません。そして、それは友達も同様の模様。その後も、宿の予約や集合時間等もさくさく決まり、あとは当日を迎えるだけの状態でその日は終わります。

 タイトルに至る経緯としてはこんな感じ。正直、経緯なんてものはどうでもいいんですが、特筆して書くべきことは、USJのワンデイパスが9000円近くもして驚いたことぐらいですかね。高い(笑)

 とりあえず、イブのライブは懐かしさと思い出に浸りながらも、2年半ぶりの有観客ということで、推しを目の前にすることができる喜びとありがたさをただひたすらに感じていました。ライブの感想はさておいて、大事なのはここからです。


クリスマスに男2人でUSJに行く

 今こうして言葉にしてみても、たちまち悲壮感でいっぱいになるのですが、実際のところそんなことはありませんでした。まぁ、全くないと言えば嘘になるのですが、想定していたよりかは遥かに楽しく充実した1日でした。
 もちろん、クリスマスということもあって当日の来場者の約7割はカップル、約2割はファミリー、そして1割に満たない程度にその他といった具合でした。もちろん、僕たち男2人組は「その他」に属するわけですが、その中でも僕たちと同様に男友達と2人で来ているような人たちは、片手で数えるほどしかいませんでした。(少なくとも僕たちの視界に入ったのは)
 特に、激しめのアトラクションに並んでいる際は、僕たちの前後がカップルカップルカップルカップルカップルカップル…しかいません。本当に。普段のUSJの客層がどうなっているかは知りませんが、基本的にカップルしかいませんでした。そうなることは行く前から想定していたのですが、いざこうして目の前にしてみると圧巻の景色でした。それぞれタイプの異なった多種多様なカップルたちが僕たちの周りでそれぞぞれに独立した世界を形成しているのです。(自分でも今僕は何を書いているんだろうかって思います)
そして、そんなにたくさんのカップルを前にして僕のなかに現れた感情は嫉妬心や憤慨ではなく、ほほえましさでした。USJに来る前は、「なんだ、カップルばっかじゃん」という嫌悪感を示しながら、男2人でUSJを最高に楽しんでやるぞという対抗心に溢れていましたが、実際に現実を目の前にすると、そんなことはどうでも良くなって、ただただ友達と2人で楽しんでしまいました。「しまいました」って言うのも変なんですが、実際にそうだったので仕方がありません。

 だって…みなさん、お似合いなんですもん。本当に多種多様なカップルがいて、それぞれの世界観?というか雰囲気がめっちゃ合ってて幸せそうだなぁってただ眺めている自分がいたんです。
 普段の僕は性格悪いので、「爆ぜろリアル、弾けろシナプス、バニッシュメン…」なんて具合に心の中で呪文を唱えるところですが、その時の自分は他人の幸せに対して純粋に受け止めることができていたのです。

 「幸せならOKです!」と心の中で密かにグーサインを送っていました。そして、その友達とそのほかにも主要なアトラクションを3つほど回り、今回一番のお目当てであったマリオのワールドも楽しみ、幸いなことに天気にも恵まれ、ライブを含め本当に充実した2日間となりました。特に、その友達とは2年半前にも同じ声優さんのライブに一緒に行ったことも相まって、当時のライブを思い出しながら2人で懐かしさと思い出を共有しながら、色んな話ができて本当に楽しかったです。


 そしてです。今回これを書くにあたって一番書きたかったのは、これまでの自分なら他人の幸せに対して敏感に反応していた僕が、いい意味でまっすぐに祝福することができるようになったというか。たとえ、友達のインスタにクリスマスに誰とどこどこ行ったというストーリーを見て変に嫉妬することなく、純粋に良き良きと思えるぐらいに僕の心は回復してきたということなのです。
 
 まぁ、他人からすれば僕のこんな話はどうでもいい話で、僕自身も誰かに伝えるというよりも自分自身の記録のような感覚で書いているだけなので、皆さんからしたら本当につまらない話だったと思います。

 でも、です。それでも、恋人に限らず本当に信頼している友達と一緒に時間を共にするのは男女関係なく素敵なことだと思いますし、僕自身すごくいい時間を過ごせたなぁと感慨に浸っているところです。そして、僕は自分を知る数少ない友人を大切にして同じ時間を過ごすだけでこれだけ幸せな気持ちになれるのだなぁと自分のことながら感心してしまいました。

 そして、ここまで読んでいただいた皆さんには精いっぱいの感謝の意を示し、皆さんが幸せな瞬間を逃さずに生きていることを願って、今回のところはここで終わりにしようと思います。それでは、また次回のnoteでお会いしましょう。

またね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。 皆様から頂いたサポートは今後の自己研鑽のために使わせて頂きます。 僕の書いた文章で何か少しでも感じていただけたら、僕にとってこれほどうれしいことはありません。