僕にとって一番嫌いな人
僕は自分のことが嫌いだ。
いつも高い目標ばかり掲げて、ちっとも努力しようとしない自分が嫌いだ。やるべきことは山積みなのに、やりたいことに走ってしまう。
それが「人間」という生き物なんだよって、言ってしまうのは簡単だけど。それだけで終わらせたくない自分がいる。
「なら、やればいいじゃん。努力しろよ。自業自得じゃん。」
確かにその通りだ。いや、そんなのはわかってる。頭ではわかってるんだ。
そうやって何度、自分のこれまでを悔やんできたか。努力しないがために何度、悔しい涙を呑んできたことか。
そうやって集めてきた屈辱をばねに、いつか大きな花を咲かせてやろうと意気込んでみるけれど、これまでの人生で失敗ばかりしてきたものだから、自分に自信が持てない自分がいる。
根拠のない自信ばかりに頼って歩んできた、たった19年の人生。
まだまだこれからだ。大事なのはこれまでの過去じゃない。
過去を顧みて未来を見ながら今を全力で生きる。
そしていつか、自分のことを好きになりたい。
そんな自分に僕はなりたい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 皆様から頂いたサポートは今後の自己研鑽のために使わせて頂きます。 僕の書いた文章で何か少しでも感じていただけたら、僕にとってこれほどうれしいことはありません。