勝てる社長の応援コラム vol.313
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小山昇が斬る! 本日のカン違い
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メールは1対1のコミュニケーションで、
リアルタイムに送受信することができ、非常に便利です。
でも、例えばメールで社員を誉めてあげても、
誰一人として家族に(誉められたことを)言いません。
そこで私は、社員を誉める時は“葉書に書いて自宅に送る”のです。
そうすると、奥さん、子供、親御さんが見て、
「会社でこんなに頑張っているんだ!」と安心します。
“手間をかけないと、心は通じません”
私は、一日のうち一時間は、社員、パート、アルバイトの
“誉めてあげられるところ”を探す時間に使っています。
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P.226 №1246(1101) 【葉書】
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書く人は自分の都合に合わせて書き、
受け取る人は自分の都合で読むことができる。
心を形にして伝える道具の1つです。
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葉書は「書く人は自分の都合に合わせて書き、受け取る人は自分の都合で読むことができる」のですが、反対のものは、何かというと電話です。
電話は「かける人は都合が良くて、かかってきた人は都合が悪い」のです。
この2つの良いところをとったのが、ボイスメールです。
入れる人は都合が良く、聞く人も都合が良い。
もうひとつは、eメール。
送る人も都合が良ければ、受けた人も都合が良い時に読めます。
では、葉書よりメールのほうが良いかというと、そうではありません。
葉書は、「形」になっています。
私が社員の自宅あてに送った葉書は、
必ず、奥さん、あるいは家族が先に読みます。
例えば、ある社員宛に「結婚前は、こうだったけれど、結婚後は…」
という葉書を送ります。
奥さんがダンナをしぼり過ぎている場合は、一目瞭然。
ダンナは、その後、仕事がやりやすくなります(笑)。
私は、葉書で、社員とその家族の応援団をしているのです。
年間3,600枚の葉書を、私は書いています。
ある日曜日は、葉書書きだけで3時間半!も費やしました。
それなのに、書いてる最中に家内が話しかけてくるので、書き間違えてしまい、6枚も!書き損じてしまいました(笑)。
みなさんも、「ここ一番」という時には、メールではなく、
“心を形にして伝える”ことができる葉書を送ることです。
63円で済むのですから。
(ある朝の早朝勉強会にて)
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