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勝てる社長の応援コラム vol.304

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小山昇が斬る! 本日のカン違い

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わが社は、社員170名、アルバイト・パートを入れると
800名の大組織です。
ですが、総務課長は1人、しかも、毎年、人が替わっています。

総務課長に求めるスキルが、他の会社が100とするなら、
わが社は90の仕事をしてくれれば良いと考えています。
残りの10%は、アウトソーシング。
専門的なことは、アウトソーシングすれば良いのです。

そしてわが社では、社内のイントラネットに、社員が申請する際
に必要な書類は、全て入っています。
例えば、「家族手当」をクリックすると、マニュアルと「申請用紙」が入っているので、印刷して記入し、社内FAXで総務に送れば良いのです。

このように、わが社では、総務がやるべき仕事を、すべて当人にさせているので、毎年替わる/1~2名の総務課長でも可能なのです。

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P.173 №0959(0844) 【総務】

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全社員が最も仕事に打ち込める態勢をつくる部門です。
人を管理・監督する部門ではなく、
全社員とその家族が日々明るく生活しているか、病気はしていないか、
絶えず気を配り、助け合い、幸せに仕事ができる場をつくるのが仕事です。


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社員のみなさんが仕事に打ち込める態勢を作るのが、総務の仕事です。
多くの会社の総務は、できるだけ社員のみなさんに気を利かせます。
社員が結婚したり、子供が生まれたりしたら、「家族手当をつけよう」と
気を利かせるのです。ところが、忙しくて忘れてしまったとしたら、
どうでしょう? 総務担当者は、文句を言われてしまいますね。

わが社は、違います。本人からの申告がない限り、手当はつかないので、
総務担当者は文句を言われないのです。申告を忘れていた当人が悪い。
ここが、他の会社と「総務に対する考えかた」が違うところです。
だから、武蔵野の総務は、一人でできるのです。

気が利く人でも、利かない人でも(笑)、誰でもできるようになっているのが、わが社の総務です。


(ある朝の早朝勉強会にて)

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