謙虚と卑屈の違いを考えてみた。
謙虚は良い印象があって卑屈は悪い印象がありますよね。しかし真逆の意味ではありません。
私はたまにこの類義語ではないが近しい表現
の言葉にぶち当たることがあります。
近しいのに与える印象が真逆になってしまう程の差があるって、その表現の前後背景が重要で、非常に誤解を生みやすい言葉なんじゃないかなって思います。
例えば、
仕事ができる人が「私なんて…」というと謙虚な印象があります。まぁ少し卑屈と感じる人かもしれません。私なら「謙遜しないで〜」と返しちゃいます。
しかし仕事ができない人が「私なんて…」と言うと謙虚な印象は少しもなく卑屈に思います。「卑屈にならないで〜」と返しちゃいます。
謙虚と卑屈の違いは
誰が言ったか
ではないでしょうか。
もし類義語ではないが近しく危うい言葉辞典
があればこのように書き分けたいと思います。
けん‐きょ【謙虚】ひかえめですなおなこと。謙遜。比較的優秀に見える人が自身に妥協していない言動や行動。
ひ‐くつ【卑屈】(他人にへつらって)自らを卑しめるいじけたさまであること。比較的優秀でないように見える人が自身に妥協している言動や行動。
これらの反対の意味で、「自信と傲慢」も危ういなと思います。自己肯定感って言葉を使う人にモヤモヤするのはここに溝があるんじゃないかなって思ったり…
また書きたくなったら書きます。
おわり。
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