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しがないオタクの履修歴

こんにちは、さくまるです。ずいぶんと日中の日差しが強くなり、早くも夏の概念に殺されそうな毎日ですね...

自粛生活も随分長引いてまいりました。これまでもいろんな気持ちをテキスト化してまいりました。ということで今日は、思い切って自分の人生をハマった作品とともに振り返ってみよう!そんで、ネットの海に流してみよう!という計画で筆をとっています。

ジャンル変遷や当時の流行を懐古する。オタク、本当にやりがちなことです。それでもやります。今しか...今しかないので!そしてできれば流行の特徴なども探っていきたい&今後の流行も現在進行形で追ってみたいな....と思っています。                          

今年22歳になる大学生の人生の思い出、超個人的見解も含め綴っていきたいと思います。

※二次創作カップリング名などの表記あり。ご注意下さい

(読み飛ばしていい筆者のプロフィール)
歳と特徴:ギリギリ20世紀生まれの左利き
性格:猪突 字書きと歌とポエマーの自分がいる 感性おばけを目指している
趣味:脳内PV作り、現場のオタク観察・ニコニコとYoutubeのコメントを覗くこと・MMD巡り・ツイッターでしょうもない漫画を読むこと
守備範囲:二次元全般・有名どころソシャゲ(ストーリー読み専)・ジャニーズ・商業BL・二次創作・コスプレ
~傾向~
推し:真面目で全力、その裏に努力の化け物がついている
   苦労性・調停者・金髪・美人・芯の通った強さ ジャンプで言えば強さが2番手〜3番手の男、好き。優しくて強い、綻ぶような愛が見える人が好きです。
推しカプ:透明感・年下攻め・誘い受け・初恋・大恋愛など
攻め・受けの選定基準は基本的に「愛が薄く見えるほうが受け」です。


☆黎明期

オタクの自我がまだ芽生えていなかったころに見ていた精神のインフラ的 作品。毎年突然見返すターンがやってくる作品たちです。

・おジャ魔女どれみ

17年見続けている人生の教科書。優しさと強さが4年間の放映にすべて詰め込まれている天才。東堂いづみというチームはマジでド天才の集まりだし放映から20年経った今もプロジェクトが終わっていないの、奇跡の所業すぎる。一話一話が芸術作品。細田守が監督した「どれみと魔女をやめた魔女」、どれみちゃんの切ない誕生日を描いた「ひとりぼっちの夏休み」、修学旅行の気恥ずかしい夜が存分に詰め込まれた「修学旅行!終わらない夜」など4年間の作品すべてがド名作でたまげる。私にとってホームのようなアニメ。

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・音楽
ジャンル問わず音楽を聴くことが大好き。その時聞いていた曲がその時の思い出と結びつくこと、そして音楽の流行がめぐることで時代の流れを感じることができるから大好きなんだろうな。

・ジブリ
やっぱり好き。アニメの映画を見るという時間と空間がとても贅沢な時間だと思う。大好き。

・ちゃお

小学生低学年~高学年から毎月購入していたティピカル小学生。「ミルモでポン!」や「チャームエンジェル」など名を聞けば同世代が頭を抱えるような作品が名を連ねていた時代。ラブ&ベリーのカードゲームで遊んだりニコ☆プチとかも読んだ。

・スタジオジブリ
どちらかというとこっち派の人間。やっぱりあのグラフィックと音楽に、ロマンチックな憧れを抱いている。

・名探偵コナン


人生のパートナー。映画派。きっかけはいつか忘れたけど灰原哀ちゃんに唐突にハマり、世間が純黒・ゼロシコに沸き赤安が爆売れしている頃には完全に灰原哀定点が板についていた。新一と蘭の恋愛をそこまで応援していないせいで原作が読めていない(いつ読むんだ)。一瞬書き手に走り、サイトを運営していたころもある 毎年定期的にコナンブームがやってくるけど映画公開のない年は本当に十数年ぶりなので違和感だらけで困る。映画をみてひとしきり名探偵コナンを浴びた一年は健康に生きることができる

・ゼルダの伝説
昔っからやりまくっているゲーム。脳内グラフィックの基盤はここにある。トワイライトプリンセス、人生の代名詞です。(?)ゲームのBGMを聞く習慣がガチである。なんならそのためにゲームやってる。霧のかかった世界観が好きすぎてそれ系はほぼハマる。
あとはゲームはスーパーマリオサンシャイン、ドラクエ9、ちょっとスプラ。

・好きです鈴木くん!
あんまり意識したことなかったけど、自分の推しカプたちへの世界観のロマンチストぶりって、絶対これがルーツだと思う。この作品が私に恋の楽しさと「生まれ変わっても君を探す」ほどの愛しさを教えてくれたと思う

☆2010~2011【活動拠点・うごくメモ帳】

すべての原点。DSさえ買わなければ、家にネットが繋がれていなければこんなことにはなっていなかった。二次創作・イラスト・字書き・音楽付き動画・同人活動の基礎のすべてを学ぶ。実家。

・ヘタリア

タグが若干ナマモノ規制に引っかかるためいろんな隠語・厳戒態勢を学んだ作品。こんなに世界が眩しく見えるようになった作品あるか?ってくらい世界史にハマったのでマジでありがたい作品だった。世間のトレンド通り普通に眉毛が好きだったけれど、受験期に勉強がてらキャラクターの見直しなどをしていたらしっかりとスペイン親分にハマッていた。記憶上人生はじめてのアニメイトでお母さんを動員してしまったことは今でも申し訳ないと思っている

・嵐

めでたく初・ジャニーズデビュー。今後長い付き合いになる事務所。ヤッターマンが公開されたあたりからCDを買い、特上カバチ・マイガールをリアタイ視聴。singleでいうとBeleive~To be freeまで。まだこんな頃「自分がライブに足を運ぶ」ということさえイメージできていなかったオタク乳児。夢小説を読んでいたのかそれなりのnmmnを読んでいたのか正直あんまり記憶はない。ただ訳も分からずAMNOSを乱用しっちゃかめっちゃかメンバーを絡ませていたことだけは覚えている。当たり前だけど周りみんな好きだった 櫻井翔はどこに出しても恥ずかしくない完璧な自担であった

・AKB48

オタクと並行しながらアメーバピグやったりケータイ小説読んでたりしたのでここもちゃんと流行に乗る。ヘビーローテーション~桜の木になろう位まではちゃんと追っていた....はず。大島優子を激推ししていた故あっちゃんを思いっきり目の敵にする(ごめん)。指原が週間AKBで一日にブログ100件投稿したりしてたの懐かしいな....劇場曲などもYoutubeである程度覚えたり楽しんでいた。総選挙は文句を言いつつも毎年楽しく過ごし、今でも48グループを肩入れしている。推しの概念の原点ここか

・VOCALOID

通らないはずのない道。うごメモでアンチクロロベンゼンと鎖の少女を聞き、履修開始。ダブラリ世代~いーある世代まで完全履修、kemu&じん世代も網羅。なんとなく推しPが欲しくてみきとPのCDを買うなどしていた。今覚えばドドドストライク!というほどでもなかったが、みきとPの音楽が纏う空気感には本当に惹かれるものがある 黎明期のメドレー・イメソン・踊ってみた・歌ってみた・MMDなど本当に広く世話になっているので頭が上がらない。ギガPの台頭から若干のフェードアウト。歌い手に関してはそらろん・りょーくん・96猫など普通~~~~に有名な人を普通~~~~に聴いていた。あと合唱動画が超好きだった 黎明期のメドレーは最高。


☆2010~2012【地上波深夜アニメ&声優】

深夜アニメは必ずクールごとにチェックし、目星をつけて録画をかけていた時期。学校に行って友達と前日のアニメの感想を言い合ったり、前夜に録画した作品を朝学校行く前に見ていた時代(20代になって地上波夕方アニメやニチアサなどのアニメに逆戻りするとは到底想像もしていない)サブスクリプションでの一気見・イベント進行型のソシャゲの文化が中心の現在からすると少し懐かしい。好きなキャラが特にいなくても1クール見れてしまう体力すげぇ。

・涼宮ハルヒの憂鬱

深夜アニメの原点にして真骨頂。(個人的見解)エンドレスエイトからの記憶はもちろん曖昧。窓際・青空・ぬるい風という夏の代名詞のソースはたぶんここにある。今でも推しキャラと前後ろの席になって叶わぬ恋をする推し氏を見守りながら眩しさで死にたいと思う 杉田智和の声帯及びキョンという男の存在は勿論一生許さない(褒め言葉)

・けいおん!

小学生ながら京都アニメーションのスゴさを肌で感じた作品。些細な描写から感じ取ることができるキャラの繊細な性格、心の機敏がほのぼのとしたテーマの中で描かれているからこそ余計に浮きだって最高に良い。だけど一番最高なのはどんなに疲れていても一瞬で「ふわふわ時間」に誘ってくれるその空気感。マジで天才の所業 キャラクターで言えば田井中律が圧倒的に大好きで、女の子キャラでこんなにハッキリ好き!!って思える子はりっちゃん以降なかなか現れない 曲もいい、グラフィックもいい、纏う空気も良い。泣き笑いの最高の作品

・声優

友人の影響で声優勉強期間に突入する。神谷・小野のDGSコンビが覇権を握り、中村悠一と杉田智和の婚約が匂わされたかと思えば声優界のスーパースター(当時はルーキー)梶裕貴が彗星のごとく現れ、ビッグタイトルを総なめした激動の世代をリアルタイムで追う。黒バス声優やFree!声優など、人気声優の起用されたアニメがPixivの人気順を独占するような時代。     のちの増田俊樹世代(地球防衛部など)や、花江・江口が台頭してきた時代は若干疎い。現在は「ソシャゲでよく見る声優」くらいまではギリギリ追いつけているが、新人声優になるとだんだん首を傾げ出すので頑張って追いつきたい。Mステのアナウンスを神谷がやったり、CDTVは下野がやったり、ホンマ時代やな.....

・BLCD・声優ラジオ

前述の通りの流れで声優に対する知見を深める中、「推し声優」の概念を学ぶ。当時は単純にかわいらしい声にすーぐ飛びついていたので好きな声優はだいたいBLCDの受けを担当していた。当時一番ハマっていたのは下野紘で、ラジオミスティは99回目以外全部聞いた。下野の受けにメチャクチャハマっていたので実家のデータフォルダにあやしいBLCDの音声が保存されている(最悪)いまは特に推し声優とかはないけど推しの声帯が福山潤とか内田雄馬だとメッチャ嬉しい。八代拓と斉藤壮馬でも嬉しい。櫻井孝宏だった時はめちゃくちゃ喜びたい反面めっちゃビビる

・進撃の巨人
深夜アニメと声優に関する知見を深めた結果の大人気ランキング総ナメジャンル。めでたくリアルタイムで友人と共に盛り上がれた思い出作品。衝撃的なオープニングと訳のわからん二番、なぜか歌詞の表示されないカラオケなどに腹抱えて笑いつつ中学生ながら「人気カプってすげ~」と思いながらリヴァエレ・エルリ等がゴロゴロと増えていく様を眺めていた学生時代。この作品は特に推しはいなかったがコニーとサシャがすごく好きだったので大学生になって追えていなかった分のストーリーを一気読みしたときにマジで絶望した 進撃の人間と巨人が表裏一体、って感じの考え方、結構これまでの人生の中でも染みてる。中学生で履修したからヒヨコ、刷り込まれる。
梶裕貴がこれで人気に火を付けた瞬間を見ていたので梶くんいまでもルーキーみたいな気持ち

・アニソン
シンプルにアニソンが好き。アニソンを聞いて「見てぇ~~~~」ってなるアニメがめちゃくちゃある。やなぎなぎ、七色シンフォニー、This game、ラブライブ、その他もろもろ、大好き。

・商業BL

声優・BLCDときたら勿論買ってしまう商業BL作品。二次創作に可担していたためひとつのカップリングに対する掘り下げがもう少し欲しいな~~など思いつつも有名タイトルをなりふり構わず買う暴君っぷり。今でもメンタルボロボロの状態でBL新刊の本棚に行くと尊さで簡単に死ぬ。「セブンデイズ」(宝井理人先生)「リンクス」「ギヴン」(キズナツキ先生)など有名どころばかりですが、切なくて愛おしい透明感、ストーリー重視の作品傾向でした。古の腐女子時代が長すぎる&BL創作黎明期に肩入れしたせいで、AがB(同性)に恋をした時の最初の感情はきまって”抱いてはいけない感情を覚えてしまった”という焦りだと思っているし、脳内チンパンなので身長の高いほうが攻めだと思ってた(安直)

・凪のあすから

地味に記憶に残っている作品。展開に納得はいかなかったものの最後まで見届けたいという意地とグラフィックの美しさに負け完走 オープニングがあまりにも良い。今でも夏といえばこれ、サマーウォーズ・ジブリ・Free!・あの花・天気の子、って感じ。

・うたの♪プリンスさまっ

人生初・二次元アイドル。友人がPSPの乙女ゲームをやっておりなぜかカミュだけ攻略させてもらった。QUARTET★NIGHTの登場あたりから追い、長らく離脱したのち劇場版のキングダムで復活、鳳瑛二くんに担落ち。当時は来栖翔くんが大好きだったのですがアイツも闇深すぎますね。夢女子マインドが微妙に板につかない肩まで浸かった腐女子なので地味に音翔が好きでした。あの時美風藍にハマってた属性の方々って、九条天ルート?

☆2011~2013【活動拠点・フォレストページ&Amebaブログ】

ド黒歴史量産時代。どちらのサイトも懐かしくて残しているが、マジで見ていられない。キリ番・リンク・パスワード設定等それっぽいことは大体やった。この間久しぶりにサイト覗いて試しに拍手してみたらお礼小説でてきて爆笑した。私は夢女子体質ではないのでもっぱら例の英字(3文字)やこの世界の数字など分かる人には分かるパスワードを脊髄反射で打ち込んでました。ちなみに、2020年8月また個人サイト界隈にハマッた。(令和なのに)
四年に一度くらいの頻度でズブズブとnmmnに手を出してしまう傾向があるようで、この文化を絶やしたくない気持ちからまたサイト経営を考えだす。ニコニコ動画の手描き動画などにもあるあの英字ばっか、伏字だらけの読めん説明文が世界一大好き。一生続いて欲しいから地味にサイト経営続けたい。

・銀魂

NLのカップリングにめっちゃくちゃ心持ってかれた作品。空知イズムやストーリーで描かれいる考え方が大好きだったので普通にめちゃくちゃハマる。沖田総悟くんというオタクが避けては通れない金髪ギャップ有の三番手(個人の見解)にまんまとハマり、二次元オタクとしての生き方の基盤のようなものをここで学ぶ。アニメのみの履修だったためOP・EDなどに無駄に詳しく、グッズ・小説・字書きなど幅広く着手。多分この時銀土はシックリ来ないな....と思いつつも、「地雷の念は悪」という謎の先入観があったため軽くスルーする。多分無意識のうちに銀沖が好きだったのだろう金魂くらいから記憶止まってるので続き読みたい ギリギリ画像検索の時代 典型的なオタクに片足突っ込んだ女子中学生のノリ

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間違いなくコイツに痛いオタクにされた

・KAT-TUN

ド一番の黒歴史 ファンクラブに加入し、ライブに行き、「推しグループにお金をかける」「売上重視」という本腰入れたオタクデビュー。同時に最盛期を逃す亡霊オタクになる オタクとつながるわ小説は書くわ、推しシンメの検証はするわののめり込みっぷり。ロバ丸とかいう病気シンメに取りつかれ青春時代のほぼ全感情を捧げる。捧げている上にネタが少ないので本当に飢えかけたので今考えても怒涛のオタク時代だった。メンカラの概念を覚え、以降自分の好きなキャラのイメージカラーが青だったり紫だったりすると「やっぱりか~~」といった気分になるように。KAT-TUNが最初の形を保てなかったからこそ、いま好きな作品たちが現在進行形で続いていることに毎回口を覆って泣いてしまう。紫青の呪いの原点。オラオラキャラがいなくなって先陣切ってキャラチェンした上田バブさんが狂おしいほど好き。

・MSSP

妹の影響で実況者にも片足突っ込み始める。ゲームはゼルダとドラクエ9・FF12・ファミリーゲームくらいのものだったので界隈自体にはそんなに詳しくない。MSSPは完全なるひとり遊びゲームだったのでそんなに活動していた記憶は無かったが、どうやらテスト勉強のお供などとして一生見てたし、メッチャサイトで小説書いてた。一つの動画を暗記するように見てたし4人の掛け合いが普通にツボのドストライク。どうして自分がナマモノでばかり書き手に移るのか本当に謎で仕方がない。推しがブレブレ。あろま先生を推しつつ最終的にはきっくんばかり見ていた

☆2013~【活動拠点・Pixiv(ロム専)】

Amebaのなうや個人サイトが衰退するにつれてPixivに会員登録。画像検索でパソコンなどに保存していた時から比べれば大成長である

・マギ

特例的に銀魂にハマりつつも、鬼の少年サンデー派を貫いていた学生時代にしっかり漫画を全巻買った作品。8巻までのストーリーの完成度の高さ・綺麗なイラスト・個性的なキャラクターにマジでドハマりするがマグノシュタット過ぎたあたりから、煌王国の登場人物の漢字がマジでわけわからなくなる。世界観作り込まれ系漫画、中学生の私にとっては人生初。オタクのヒヨコちゃんには刷り込まれるようにマグノシュタットの上界/下界の言説が頭に刷り込まれる。の人生初の長編冒険譚だったため、その後の冒険漫画に全部マギの先入観がお供する。ジャーファルという男をめちゃくちゃ好きになったと同時に「私ってこういうヤツが好きなのか....」と考えながら好きキャラを見るようになる。世話焼き・従者・怒ると怖い。オタクが好きそうな要素がバチバチに詰め込まれていたので好きにならざるを得なかった。あと多分世間的にシンジャが覇権を握る中、私の中でのジャーファル、コイツは攻めだった

・黒子のバスケ

めちゃくちゃハマったイメージだったのだけれど、これは本当にわかりやすく世間的に流行った挙句、学校の友人と毎日黒バスの話で盛り上がっていたので記憶に強く残っている。キャラソン・投稿件数に現れる分かりやすいカプ人気・迷いのない推しキャラの発見など、「オタクのやり方」が板についてきた時期。高尾和成のハイスペックさと自己犠牲的な優しさに飲み込まれめちゃくちゃに尊ぶ。その傍らで年下わんこ×年上しっかり者という今考えても圧倒的にドツボだった黄笠に静かに心を奪われていく。今考えればこの黄笠、自分にとって一番レベルに刺さっていたカップリングだったんじゃないかとも思う。絶対に幸せになってほしい。周りがどこのカップリングを推していたとしても自分の中では絶対黄笠を譲らなった静かな覚悟があった中3。コンビ・トリオタグの文化が流行った最骨頂であり、今でも流行んないかな~~と思っている。散々ハマりつくした割に書き手などに移行することはなく、生粋のPixivロム専で終わる。

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だいたいのルーツはこいつにある

・Free!

黒バス・進撃などと同様ブームにそのまま乗っかった作品。当時水泳部だったので余計染みる。放映前に30秒くらいのCMが出たんだけどその完成度が本当にスゴくてマジで京都アニメーションは人を惹きつける天才だと思った。最初渚が好きだったけど二期では完全に凛のヒロインっぷりにニコニコしていた。宗凛・まこはるがいまいち入ってこなかったのであんまりPixivは見ていなかったけど、人気傾向だけは真面目にチェックしていた思い出。二期以降見れてないけど見るなら絶対この夏や。ていうか、眩っ。まさか宮野真守の声帯が推しになるとは思ってなかったな。こんなに七瀬遥の気持ちが理解できると思わなかった。ワイは子どもだった......

・弱虫ペダル

久々にオープニング聞いたら眩しすぎてびっくりした。スポーツ漫画ブームの代表作。あんな普通の高校生が山を登る・下る・走るということをしているという分かりやすい漫画構成と青春の眩しさにベッシャベシャに泣く。箱根学園とかいうトンデモ高校の東堂尽八とかいうトンデモ最高高校生の美しさにこめかみを押さえる日々を送る。名前から何から芸術作品だよ。三年生の最後のインターハイで燃え尽きて二年生編から微妙に追えていないので完結したら頑張りたい。鳴子くんも好きだったな...ここでもド王道東巻を見ないふりして真東という微妙にマイナーなカプにドッカーン突っ込む。(推しの仲のいい友達くらい認めてやれ)しかし東堂、何度考えてもマジで眩しい。いつだって推したちの眩しさに目の潰れる思いをしながら死にたい。

・ダイヤのA

高校時代の半分くらい仲良くしてた先輩が好きだった漫画。こんなオモロい漫画ある?ってくらい面白かった。御幸一也っていう4文字だけで一体何人の女子が死んだのだろう。御幸は勿論、私は足が速くて送球の上手い内野手が大好きだったので(理由が小学生)倉持洋一くんを応援していた。二遊間ってホントに私の好きな要素がブチ込まれたみたいな関係性で大好きです.....ダイヤも御幸キャプテンになってから追えてないのだけれどさすがにダイヤのA一気見したら眩しさで死ぬだろうか

・推しカプ(執筆)履歴

自分の推しカプがこのへんから大体1ジャンルにつきひとつできるようになったので、自分用にまとめます。すっ飛ばしてください。(*は執筆記録有)

・銀魂(沖神*、土沖、銀沖)・ジャファアリ(マギ)・真東(弱ペダ)
・緑高、黄笠(黒バス)・nu*(漫画組)・しん風(クレしん)
・おそカラ(おそ松さん)・スペロマ(ヘタリア)
・嶺藍、音翔(うたプリ)
・タカくく、こへ滝、庄伊、団兵(忍たま半分くらい好きなので省略)
・レオ司(あんスタ)・岩及(HQ)
万紬(A3!)・環壮*、リベアル、楽天、トウ悠(アイナナ)
・創作BL(山萩)・ゆきちず(君僕)・実況nmmn*(厨二ea,npr/8sg)
・タイカケ(KOP,コンビに近い)・堀鹿(野崎くん)・ルサン*(ワンピ)

思い出したら追記します。太字は年下わんこ攻め×包容型美人受けの典型です。それ以外は普通の少女漫画カプです。こうやってみるとマイナーではないにしろいろいろと性癖が最悪だな。あとなぜかやたらへし宗とか好きだったな...リベアルとトウ悠書きたいな~~~

☆2014~【ニコニコ動画・MMD】

ボカロ時代から勿論お世話になっていたけど、高校生でほんとにびっくりするくらいMMD・合唱動画を見るようになる。MMDの曲が10代の頃の思い出と紐付けられすぎてひとり遊びだったけど本当に印象に残っている。マジで今でもニコニコ動画のボカロメドレー・ヘタリア間奏メドレー・ゲームのBGMなどでニコニコできる。マジの在宅、陰の引きこもり。逆に大学四年間よく外の世界で遊べたなってマジで思っている。推しカプ文化の繊細さを若干界隈を抜け出した今、めちゃくちゃ感じつつある

・ニコニコ動画

これ、ガチで思うのですが。マジでホームだなと。
思えば一番最初のうごメモだってボーカロイドという文化があってこそ。そしてうごメモが終わったあと、音楽とイラストをつないでくれていたのはニコニコ動画だったりしました。MMDや合唱動画には、目を閉じただけで自分の推したちが歌って踊って、時には推しカプたちがその恋愛の一途を壮大に辿ってくれる。おそらく中3までガラケーだった私はそうやって脳内PVの製作のスキルを着実に挙げていったのだろうなと思う。コスプレもニコニコ町会議。まとめ動画もニコニコ。いまハマっている実況だってニコニコでその青春時代を生きていて、かつての音楽たちだってニコニコに育てられてきた。ニコニコがいないとニコニコできない。私はこのニコニコ動画(あとフォレスト!)ページ)にいつだって帰省したいのだと、声を大にして言いたい。BLだけではないけど愛の形とか恋の姿とか、ほんとに色んなものを見てきた中で、やっぱりそれでも二次創作の”無限大”感と青き青春時代の眩しさは相当なもので。救われてきたなぁと思います。

・忍たま乱太郎

唯一ぼっちでハマり続けたインフラ作品。ニコニコ動画で合唱動画・イラストがぬるぬる動く動画を本当に何度も見ていた。Pixivでも本当に全部見たんじゃないかってくらい舐めまわした。転生・死ネタ・現パロなどのピクシブ三種の神器(?)、舞台レポ、クラス・委員会の縦横割りなど供給しかない界隈なので捏造妄想し放題。あたかも原作にありそうなネタを足りない化石を探して埋めるように補填していく同人生活でした。しかし本当に忍たまを語る友達が居らず、何年経っても推しキャラが安定せず現在もぬるぬると追い続ける始末。手描き動画・MMD・合唱動画などの人気が最骨頂にあった時代だったため、一生パソコンに張り付く学生時代を送る。ド雑食のためブクマ数が永遠に多いが、成長は組だけは転生・現パロ・室町などメチャクチャしっかり履修した 鬼のROM専 目を閉じれば忍者のたまごがそこで生きているので時々感動で死にたくなる
イメソンとか二次創作の感性がスッゲーいいとか、関係性がどこまでも広いとか、あとはずっと青春時代に見てたからからかな....BLだけではないけど愛の形とか恋の姿とか、ほんとに色んなものを見てきた中で、やっぱりそれでも二次創作の”無限大”感と青き青春時代の眩しさは相当なもので。イメソンへのときめきを、一体どうすればいいんだろう。それがあんなド公式になることある?あ~~~~~~~~四年生最高だった~~~~~~~推しててよかった~~~~~~~~こういう日常の些細を本当に彩ってくれるので最高ですね、世界。そもそもイメソンという文化が大好きなので........アリガトウ..........

・刀剣乱舞

ぜんぜん知らねーのにアホみたいにMMD漁った。今って私が現役でゲームやってた頃に出てたキャラの倍くらいいるんじゃないか?私の最後の記憶上の新キャラ、博多くんなんですが。推しの加州清光くんがマジでメンのヘラで面白かった。

・ラブライブ!
何きっかけで見始めたか完全に忘れたけど全部見て海のシーンでめっちゃ泣いた。ずっとSoldiergameのオタクだと思うしのぞえりが好きだと思うし3年生が大好きだと思うし、これもまた例にならって「青と紫」だと思う。こんなに名曲ぞろいなことある?ハターキーの奴隷。にこ!まき!エリーチカ!


☆2015~【活動領域:コスプレイヤー】

人格渋滞野郎なのでコスプレ界隈に肩まで浸かる。いろいろと注意喚起の多い界隈であるものの基本的に褒めて伸ばす雰囲気にある界隈なので楽しくやってました。最近はやってないけどまたやりたいな~~。ニコニコ町会議は心の都。また行きたい。

・おそ松さん

ブームの波に思いっきり乗っかる 後にも先にもこんなド攻めを好きになってのは長男・おそ松兄貴のみ。う~~~ん「長男」という響き、痺れるな~~櫻井孝宏..............青紫の呪い脱出。全く周りと好みが合わなくてもめげずにわが道を進み続けた日々。オタクとの交流が楽しかった。鬼のド覇権ジャンル。一生Pixivに貼りつき、気持ちをコスプレやらなんやらにぶつけまくっていた日々。

・KING OF PRISM

マジで病気の作品。レイヤー界隈で突如流行り出し、なんだなんだと試しに足を運んでみたら無事シャブの味をしめる。上映時間75分というあまりにも入りやすすぎる入り口の開けっぴろげさ、複雑化した社会で抱える言語化できない難しい感情などのなにもかもをすべてプリズムの煌めきに昇華してしまう強引さ。強引なのに、嫌気がない。ただ、心がときめく。それだけでいいんだと思わせてくれるような圧倒的な眩しさ。ドラマチックLOVEでわけもわからず涙を流したあの劇場の熱さを忘れられない。あと応援上映ってマジスゴくて、本当に毎日が現場みたいなもんなんですよね。自分がどれだけあのサイリウムに心を奪われていたか、みんなで声を上げて好きを叫ぶあの瞬間が好きか、本当に思い知らされます。応援上映、日常が戻ったら一番に行きたい。ニコニコ動画の流れるコメント・カプ独特のあるある探し・ジャンル傾向の研究・イメソン芸人などオタクの文化で好きなものは多々ありますがこの応援上映はその中でも特に最高だなって思う文化です。十王院カケルマジで尊い。ありえん。ありがとう。2020年2月のライブ&怒涛の応援上映通勤で再熱。プリズムの煌きという言葉だけで救われるのは、奇跡だと思う

☆【比較的ノーマルに読んでいたもの】

・暗殺教室・約束のネバーランド・ラブライブ!(学校祭で演じた。リアルの生活に結び付いた思い出の多い作品)・ジブリ(コクリコ坂から。水沼氏をはじめとしたすべてが良い)・細田守(特にサマーウォーズ)・天気の子・響け!ユーフォニアム(聖地巡礼するほど感動した)・まどかマギカ・ユーリON ICE ・SHIROBAKO!(自粛期間に履修)少女漫画(君に届け・好きです鈴木くん!など)・NANA)(2019年にハマる)・君と僕。(地味に二次創作に片足突っ込む)・月刊少女野崎くん(ドツボ作品。多幸感の塊)...etc このあたりは追記で書いていこうと思います。私を構成するマンガ5選を挙げるなら、野崎くん・ギヴン・セブンデイズ・ONE PIECE・アイドリッシュセブンですね。

☆2017~【活動拠点・ソシャゲ】

受験期に彼氏がいた&マジで勉強していたため一年くらい記憶を失ったようにオタクを忘れる。が、失恋後に刷り込まれたあんさんぶるスターズで無事オタク復活。ここからは一つ一つの比重がデカいので総じてまとめました。活動拠点はtwitter中心。

・あんさんぶるスターズ!

イラストの美しさ・奏でる音楽の壮大さに胸を打たれ、初のソシャゲ課金デビュー。友人たちと様々なオタ活をさせてもらいますが、公式の進む道と自分の理想が致命的にかけ離れたため、イベントを走るのは離脱。ファンの母体が大きいのと圧倒的な王道カプにこちらの心が折れるということを学ぶ。しかしグラフィックと曲は相変わらずハチャメチャに良いので定期的にチェックはする。朱桜司くんというバブを愛で、守沢千秋という自己犠牲野郎に開いた口がふさがらなくなる。ズ!!のリリース後は新たに椎名ニキ氏のパフォーマンスもチェック。

・2.5次元舞台

友人とのオタ活の中心。画面を通さない推しに慣れることができず事実上の撤退。忍ミュなどのレポで憧れがあったものの、舞台観劇は本当に単純に目が足りない。自分が10体欲しかった。なのっくす・猪野弘樹くんなどは握手会などにも足を運びました。

・A3!

これもストーリーはまちまちとしか追っておりませんが、二次元アイドル戦国時代を生き抜くメガ猛者なのである程度の知見を得る。エーステはありがたいことに何度か足を運ばせてもらい、あのウォルトディズニーばりの眩しさに若干マジで目を潰す。Yuさんの作るあの世界の夢のすべてのような音楽の良さ、マジでナンナンスカネ.....。万紬がマジで申し分ないほど最高に圧倒的な自カプ。こ~~んな透明感のある版権カプあんのか。と思った。エーステという娯楽、払った分よりも少し多すぎるくらいの感動を貰う。ただただ眩しいエンターテイメントに心を奪われる、人生における贅沢な寄り道。自分の人生に適応するわけではないけれど、ただ、明日を彩る、そんな鮮やかな作品。たまに触れて、火傷しそうな熱に身震いをするような作品です。痛バとカラーギャングがこんなに愛しく見える日が来ると思わなかった。後ろを振り向いたペンライトの海に、自分の生きる意味が見えた。だからこそこのエンターテインメントを楽しめるんだな、オタクという個体をこんなに見ることができた最高の旅でした。日常に、奇跡をありがとう。オタクって小綺麗。こんなにオタクが一概に揃う池袋ってこんなに面白い?腐るほど見たオタクが、こんなに眩しい。ペンライトの光が、こんなに眩しい。サンシャイン池袋の指針が全部自分に向いてる気がした。自分の今の人生って現実逃避なのかなとも思ったけど、それ以上に人生頑張れるなと思うくらい眩しいステージでした、ホンマにありがとうございました。マンカイステージA3!というエンターテインメントに出会えて心の底からクソ幸せです。本当に本当に心から完遂おめでとうございます、なのくんお疲れ様でした、綺麗でした

・ヒプノシスマイク

思いっきり流行のサーフィンに乗ってみた作品。カゲプロ、ヒプマイ、刀剣乱舞などストーリーがいくつかある作品って、物語のどこに感情移入していいか分からなくて若干迷うのですが、この作品マジで音楽がひっくり返るくらい良い。年々良くなっている。推しは特にいないのですが、ひふみくんとシブヤディビ、ナゴヤのセンターくんは好きだな~~って思いますね。曲が良い。(二回目)いろいろとこざかしい感情を忘れさせてくれる作品。

・アイドリッシュセブン

オタク(10代編)終着点にして一生のセーブ地点。かつての夢を叶えてくれた大恩人 「アイドル」の「ファン」で居ることの楽しさと眩しさを教えてくれた感謝してもしきれない作品。シナリオ・音楽・キャラメイク総じてすべて波長が合い、忘れられない高揚感を植え付けられたモンスター 終わりと隣り合わせのアイドルの中で「終わらないアイドル」を現在進行形で追いかけ続けてくれる最後の希望。一瞬でロム専を抜ける ライブのためにチケットを当て、スケジュールを組み、聖地巡礼をし、参戦服を買い、髪を染め、ネイルに行く。いまこの大変な時期で一番感じる「ライブとその前後の高揚感」。そういう大事な感覚をおしえてくれたのは紛れもなくアイドリッシュセブンでした。最初にライブに行ったとき、ファンで居て良かったとこんなに思うことは二度とないだろうと思わされるような演出、まるでそこに「居る」かのような、ライブ後の告知。そのすべてに「あ、マジでこの作品についていこう」と思いました。「永遠なんてない」その中でも一瞬一瞬を積み重ねて「永遠」を作り上げようとするその姿に骨を埋めたっていいと思った。推しはビジュ・性格ともに逢坂壮五ドストレート。紫青の呪い再発。メッゾってなんだ病気か?アイドリッシュセブンに関しては大量に別記事の特筆がありますのでよろしければそちらもどうぞ。
【追記】2021年1月、「ダンスマカブル」を要因としてŹOOĻ側のファン心理も理解しだす

・SexyZone

KAT-TUN以外はもう無いと思っていた自分に降りかかったまさかのジャニーズ2グループ目。元彼が菊池風磨に似ているというあまり大きな声で言えない理由がきっかけだったのだが、ライブの映像を見て正直、衝撃が走った。この子たちこそが原石だと思った。ジャニーズという窮屈な箱で、そのポテンシャルを余すことなく発揮し続けるライブパフォーマンス。この子たちは評価されなければいけないと直感的に理解し、金を落とすことを決意する。KAT-TUNの時のように過去作品を全部追うようなことはいまだ完遂できていないものの、メンバーが欠けている今も必死で輝きたいと願い続ける彼らの「今」と、「これから」を狙う若き野望。それらを現在進行形で応援している。また、中島健人という骨の髄までアイドルに毒された男の立ち振る舞いにマジで衝撃を受け、圧倒的な尊敬の念を抱きしっかり推しメンに。ケンティーに関してはいくつか特筆しています。紫青の呪い追い打ち。この2次元とジャニーズの二足の草鞋を履く生活はどうにかならんのか。
同時に、ジャニーズJr.も芋づる形式で履修していくことになります。ジャニーズとして成功したいという泥臭さがマジでいい。ずっとそう思っててほしい。その若さでジャニーズにしがみつこうとしてくれているところに、まだまだジャニーズも捨てたもんじゃないな、と。デビューのために地上波での落ち着きやどれだけ一般大衆にウケるか、だとは思うので.......
そういうところを考えると、ハイハイや7MENに""懸ける""のは普通にアリだなと思うし、社会人は社会人なりの"好き"のやり方をやっていこうと思う。いろんな作品が好きで、全部に真摯に向き合ってきたけど、どうやら自分の日常というのも大変に忙しい。そんな中で好きなグループを""追う""のはホントに難しくなってきた。だけどやっぱりそういう部分の多幸感っていうのはひとしおなので、ゆっくり、地道にやっていこうかなと思う。

・スタンドマイヒーローズ

夢女子デビューかと思いきややっぱり夢女子デビューできなかったものの、しかしシナリオのクオリティの高さに今年の元旦をすべて捧げる。桧山貴臣マジで顔がよくてビビる

・あつまれどうぶつの森

ジャンルか????おい森以降久々のプレイでしたが、アメーバピグとかやっていた自分にとってメチャクチャ面白い作品です。Switchマジで当たらなくてムカついてましたが。ちゃちゃまるさん、就活地獄だったメンタルに本当に染みました。プレイ時間240時間越えの島なので最近スズラン咲きました。

☆2020【コロナ禍・在宅オタクへ】

段々と現場に行く感覚を忘れかけた2020年夏。noteにオタクとして考えたことをしたた始める。だんだんアクテイブオタクとしての寿命について考え始め、「オタクとして動けるうちにできる限りいろんなものを履修しておこう」と自分で自分のケツを叩き始める。やっぱり高校生の時の頃のように「ハマった作品に関する情報をすべて遡り追う」ことが少し難しくなってきたこの頃、だけど日常生活の中でそっと寄り添ってくれる、そんな風に作品やグループと付き合いつつある、事実上のオタク第三期に突入する。これがオタクとして最後のあがきだと思い、界隈を往復しだす。

・2020年10月~
 若干のオタク低迷期。大きくハマって履修するものもないので、漂うような人間生活を行う。作品への向き合い方が「ライトな一般人」に近くなっていいているような気もするが、いったん自分の人生をメインにシフト中。Jr.の名前もそれなりに勉強する。次はいったい何にクソデカ感情を抱くのか楽しみだな。だけどハマってるものがないと色もモチーフも迷ってしまうのでアイデンティティを委託しすぎてたオタクって怖え。

・ONE PIECE 

このタイミングでハマるの絶対おかしいランキングNo.1 自分の人生で最も交わることのないと思っていた作品。この作品に一番最初に出会っていたら絶対におかしなことになっていた。人生のすべてを捧げてしまいたくなってしまう、そんな圧倒的すぎるオーラのある怖すぎる作品。ワンピースに出会ったのが他の沢山の作品より後でマジで良かった。ヴィンスモーク・サンジという男があまりにも圧倒的すぎて毎度毎度訳の分からない気持ちになり、あまつさえ自分はこの男の同担拒否をしてしまうのではないか位のところまで気持ちが加速するが一命を取り留める。サンジに出会ってからちょっと金髪の男に劇的に弱くなっている気がする。ゆっくり蝕まれてく感じがえげつない。紆余曲折の末コックと船長という落としどころを見つけ、無事陥落。(別記事にて特筆)

・ギヴン・消えた初恋

商業BLをバチバチに咀嚼するサンジくんとの出会いか潜在していた「前髪センター分けあごひげお兄さん」への致命的弱さが確立する。「消えた初恋」に関しては、こちら側が布教する側という珍しい作品。

・ナポリの男たち


夏休みに暇すぎてジャック・オ・蘭たんの「ぼくのなつやすみ2」実況を視聴し始めたことがことのはじまり。7年ぶりの実況者。まさかたまたま見始めた実況グループが実況界のレジェンド的金字塔だとは思ってもおらず、初手からビビる。「顔を出さない実況者」としてあまりにも完璧すぎるこちらへの絶妙な情報量・グループメンバーの良すぎるバランス・才能の渋滞・ゼロから築き上げていく関係おっさんたちのヒューマンドラマ。なんでもない日常に寄り添ってくれるオッサンたちのゆるい日常の供給がえぐすぎて一周回って慌てる。ただ、「実況界隈」自体にそこまでゆかりがなさ過ぎて、「ジャックオ蘭たんの12年間を全然知らんがええのか...」「ナポリ結成までのヒストリーちゃんと追えるのか....」と、未知の界隈に足を突っ込むことに若干ビビっている。毎度毎度真正面から突っ込みすぎた。そんなとこまで真正面から突っ込むな。ニコニコ動画のコメント欄からYoutubeのコメント欄に時代が変わり、みんなのコメントの雰囲気も変わっていて時代やな...と本気で思った。37歳独身男性のゲーム実況に日常を救われるなんて誰が思ったオタクとしての寿命が見えてきた頃の人生の疲れに効くナポリの男たち、エグいし何よりフォレストページという文化が2020年まで続いたことが好きすぎる。ナポリに関しては、ナポリ×自分の人生。一日の終わりに見る彼らの声が、何よりも染みる。あまりにも穏やかな人生の支えです。もちろん好きな作品はナポリだけに絞るわけでもないので、自分の好きな音楽たちとナポリと共に生きていきたいと思います。

イケメンたち

三宅健、生田斗真、千葉雄大、田中圭、中尾明慶、成田凌。そこそこに好きだった顔の真骨頂に君臨したのが"ラニーノーズ須崎"。2020年末の時点では、日本で一番タイプな顔面です。マジでイケメン。ありがとう(ジャンルじゃないだろ!)

自分がROM専を抜けて妄想を垂れ流し始めるコンテンツとそうでないコンテンツの境目が自分でもサッパリ分かりません。だけど私は推しカプの「描かれていない部分」を補填して「恋」へと昇華させるのが大好きなので、届きそうで届かない、未完成なカップリングは書き手に回る傾向があるのかな、
と思いました。あとドストライク推しカプ&圧倒的推しがいるかというのは大きいな。
 中学生の頃はまだ自分で作品を咀嚼する力が無く、脳内チンパンなので普通に身長が高い方が攻めだな~、とか古の腐女子にしては大したリバ地雷などはありませんでした。「恋にもつれこんでもおかしくない関係」が死ぬほど大好きなので、カップリングだろうがコンビだろうがあんまり関係ないのかも、と思います。
 このくらいの歳になってやっとだんだん自分で作品を咀嚼し、ひとつのテキストに投影できるようになったのだろうなと思います。字書きもそうで、私はもともと好きな曲のイメージと推しカプをかき集めて作る性質があるので、ここまでの人生のアウトプットをいろいろ投影できたら嬉しいなと思っています。特にひとりでハマっていた作品は自分の脳内勝負だったので今でも忍たま・野崎くん・君僕あたりは目を閉じれば億千の推し~~って感覚に陥ります。全力かよ。キャラに対する綺麗・カッコいい・かわいいなどの感情の先に、自担が望む環境で心の底から笑っていてほしい。君と好きな人がぁ~~100年続きますようにィ~~~~って気持ちで生きてます。

 最近になるにつれ世間のトレンドに逆行し民放アニメの二次創作にゴロゴロと転がってしまっていくようになっていったのが分かり面白かったです。でもこうやって見ていれば黒バス・進撃・おそ松など想像以上に比較的ちゃんと波に乗ってハマってたな?(ジャンル化しなかったのはヒプマイ・鬼滅・ツイステくらい)

 好きなキャラにもある程度傾向はあるのですが、「私はこういうキャラ好きだよな~」という先入観は一回取っ払っても、推したちは眩しいなと思います。端正な顔立ち以上に心の奥底にある信念が綺麗で、苦労性で、頭が回って、しっかりしているけど弱いところがあって、芯の通った強さがあるその強さはいつも人のためで、だけどめぐり廻って、自分のためになる強さ。呆れるほどやさしく、悩んで悩んで抱えた気持ちを胸に前を向いている、素敵な推したち。どんな推しも、君以外の道はありえない。大好きですね。本当に幸せになってほしいです。

好きなカップリングも上で正直に述べましたが、どのカプも眩しい世界からふたりで切り取られてほしいとマジで思うカップリングばかりです。美人と天才、わんことしっかり者。いろんなタイプがいますが、みんなみんな甘い鎖で繋がれて二人で永遠になってくれ。私はほうきに乗っても飛べなかったしマグカップを覗いても妖精はいなかったけど、音楽だけはそこにあった。好きなもので自分を囲える豊かさとボキャブラリーだけはあった、だいたい、そんな感じの人生です。

この十数年でもともと社会的地位の低かった「アニメ」「声優」の地位は、劇的に変化した。「ニコニコ動画」や「歌ってみた」の浸透という時代を超え、「二次元アイドル」や「ソシャゲ」の台頭を見守ってきた。そんな変化とともに歩んできている、私たちの人生はそんな人生です。

ふつうの人間は好きに意味を見出したり何かに肩入れしたりしない。つまり私はこの人生の中で、「好き」に「意味」を見出してきたオタクだった。
だけどいつも結局は、その意味の理解を超えた先の「眩しさ」にいつだって頽れている。いろんな道を歩いてきた。きっと明日にでも止められるこの道を今日も歩くのは、まだその煌めきを眩しいと思えるからだ。
ジャニーズ、二次創作、二次元アイドル、色んな作品に肩まで浸かってきた。きっとオタクとしての足取りは明日にでも止められる。だけど、この後の人生をもっと鮮やかにするために、あともう少しだけ、自分で自分のケツを叩こうと思う。個人に”届く可能性”を秘めた恋よりも、その作品の大枠部分にお金を使うのが本当に幸せだった、それだけでした。

ほんと、オタクをしていると人生って夢みたいなことばかりだなって思う。信じられないほどの奇跡の連続で、そんな世界に出会えてよかったなって思います。(次元違うんだからそりゃ当たり前だが)

オタク人生の最初の10年がたまたまジャニーズと2次元の二足の草鞋だっただけで、次の10年は芸人を追いかけてるかもしれないし、台湾マフィアのオタクかもしれないし、落語オタクかもしれないし羊毛フェルトオタクかもしれないし、節約オタクかもしれないしな。人生とはさっぱり分からん。


コスプレイヤー、note、ぬい&デコトレカ持ち歩きオタク、ギャル、カフェ巡り、写真好き、音楽好き、ダイエット、シンガー、字書き。そもそもの人格が渋滞しすぎてアカウントも多すぎて、どうすればいいかわからなくなっちゃってるんだよな。どうしよう。

オタクという人種はやったもん勝ち。何かにここまでの熱量を注げる人間はそこまで多くないのだから、選ばれてしまったのなら全うする他ないだろう。

今後履修したい作品:デュラララ!・家庭教師ヒットマンREBORN!・カードキャプターさくら・BANANA FISH・SKET DANCE・物語シリーズ・ハイキュー、ペダル、ダイヤのA、銀魂(続き)、群青にサイレン、まほやく、タイバニ、A3!

個人的な2021年の目標:

・新天地で一人暮らしがしたい
・服をもっと沢山買いたい
・瀬戸内海に一人旅で行きたい
・京都で着物を着たい
・群青にサイレン・ダイヤのA・ハイキューの読破
・エヴァンゲリオン・ヴィァイオットエヴァーガーデン・バナナフィッシュ・ヒカルの碁・ポケモン映画
・まほやく


学生生活や旅行、恋、勉強をなどと並行しつつもその思い出もいろんな作品と紐ついているので、やっぱりハマった作品なしでは私の人生は語れません。同時にハマっていた音楽はかなり膨大。夏曲・夜曲・イメソン曲など本当にさまざまありますし、PIxiv見ながら聞いていた曲とか大量にあるので、またリストアップしてみたいです。掘り出し物いっぱい。


なんとビックリ一万字超えのテキストになってしまいました。ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。みなさんのそばにも、みなさんの人生をまぶしく彩るような素敵な作品がありますように。

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