LayerX入社エントリ - 入社して1ヶ月のエンジニアが肌で感じたこと -
はじめまして、こんにちは!
8月の半ばからLayerXに入社し、SaaS事業でエンジニアをしています小峯です。
LayerXで働きはじめて1ヶ月が経ち、実際にLayerXの中に入ってみていろいろと感じた事がありましたので、気持ちが新鮮なうちに形に残そうと思いキーボードをタイプしました。
LayerXという会社に興味を持って下さっている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
どんな人が書いてるの?
簡単に自己紹介します。
Web系の大企業 ⇒ 100名規模のベンチャー ⇒ 0→1のベンチャーの立ち上げまで3社ほど経験した後、今年の8月からLayerXで働きはじめました。
静的型付け言語とDDDが好きで、クラフトビール・日本酒が大好きな30歳のエンジニアです。
この記事でお伝えしたいこと
「LayerXはブロックチェーンの会社じゃありません」のあとのフェーズで中途入社したエンジニア目線での「LayerXのSaaS事業の現場ってこんな感じ」という生の声が伝わればいいな!と思ってます。
LayerXに転職したと友人のエンジニアに話した時、漠然と「優秀なエンジニアが揃ってそう!」、「頭良さそうな人たちがブロックチェーンの研究やってる会社だよね?」などと言われることが多く、「なかなかとっつきにくい会社だと思われているかもしれないな。」という印象、課題感を持っています。
代表福島の「LayerXはブロックチェーンの会社じゃありません」のnoteにもあるように、LayerXはこの1年間で事業領域を大きく変え、ブロックチェーンがメインの会社から、「SaaS, Fintech, プライバシーテック」の会社になりました。
その新しくできたSaaS事業に入り、実際に働いて感じた生の声をお届けすることで、LayerXという会社をより身近に感じていただければと思います!
※ より具体的なイメージを持っていただくために、今回はあえてSaaS事業というところを強調しています。LayerXの全体感に関しては、同日入社である@chibakunさんの素晴らしい入社エントリもあるので、そちらもご覧いただければなと思います。
LayerXのSaaS事業では何を作っているの?
A. BtoB SaaSの「LayerX インボイス」と「LayerX ワークフロー」を作ってます。
「LayerXはブロックチェーンの会社じゃありません」の中にも記載がありますが、「ブロックチェーンコンサルを通じて、得られた企業の悩み・ニーズ」を元にした、地道に足元のデジタル化を進めるプロダクトを作っています。
LayerX ワークフロー|爆速で申請・承認が進む!次世代クラウド稟議システム
入ってみて感じたチームの特徴は?
1. One Team
チームに所属して、エンジニアとしてすごく驚いたのが、職種の垣根がなく、全体の距離が非常に近いことです。PMもエンジニアもQAもCSもSalesもマーケも関係なく一丸となって取り組む組織ができています。
互いの情報共有がかなり頻繁に行われていて、毎日全職種メンバーが集って行われる夕会では
- その日の商談の成否・課題感
- お客様のオンボーディングの状況
- プロダクト開発の進捗・課題
- 積み上げの売上
などが全体にシェアされます。
出てきた課題に対して職種の垣根なく真摯に向き合う文化があり、互いに自立しつつも協力して取り組んでいる印象があります。身内ながらいい組織です。
エンジニアとして、商談の成否などが毎日ほぼリアルタイムで共有されるのには最初びっくりしたのですが、お客様の課題感がよりリアリティを持って感じられるのでとても良い文化だなと感じています。
また、商談の録画がいつでも見れるようになっており、セールスの方々も「これは見て欲しい!」という録画の情報をシェアしてくれるので、実際のお客様の嬉しいFBや深刻な課題感をより詳しく知ることができ、実際に開発する時にも生きています。
2. 作るべきものを作る
これはSaaSの特徴でもあると思うのですが、チームとして、「お客様に本当に必要とされているものを作る。」という意識が非常に強いです。
お客様からの要望をたくさんいただく中で、お客様の本質的な課題をチームで話し合い、より皆様が必要としているものを抽象化して実装していく。という作業をひたすら続けています。(組織内で優先度をつけたリストを作っており、お客様の要望などが追加されたり、マージされたりしていくイメージです。)
↓ タスク管理ツールのエアテーブルの画像(見えない程度にぼかしてあります。)
エンジニア個人の意見として、作ったものがお客様に喜んでいただける可能性がとても高く、とてもやりがいを感じています。
3. 開発スピードが早い
SaaS事業のエンジニア組織の大きな特徴として、爆速開発の文化があります。
自分はまだスピードを出しきれていない部分もあるのですが、同僚の皆さんは本当に開発が早いです。笑
そして、その爆速開発の文化を支える大きな特徴として、横断的な開発チームというのがあります。
エンジニアの裁量が大きく、エンジニアは機能単位で担当し、細かい仕様の策定、フロントエンド・バックエンド開発を一気通貫して行います。
裁量が大きいので、とてもやりがいを感じますし、エンジニアとしてとても成長できる環境だと感じます。
また、「PRを止めるな!」、「お客様は待ってくれない!」といったワードがチーム内で出ることも多く、爆速開発というのがチームとして根付いているな。と感じます。
より詳しい組織の開発スタイルに関しては、以下の記事が参考になります。
LayerX インボイスの技術スタック〜分野横断で開発するためのSchema Driven Development〜 - LayerX エンジニアブログ
デザイナーからみた爆速開発 - LayerX エンジニアブログ
4. 行動指針が浸透している。
これはSaaS事業だけじゃなく会社全体に言えるのですが、行動指針がびっくりするくらい浸透しています。
行動指針
1. Be Animal
2. Bet Technology
3. Trustful Team
4. Fact Base
5. 徳
個人的に、行動指針というのは組織に浸透し、社員一人一人が普段から意識する状態になってはじめて意味があるものだと思うのですが、LayerXでは社員みんなの口からどんどん出てきて、本当にここまで浸透しているチームすごいな。と日々感じています。
Slackのスタンプで行動指針に沿った行動を皆で褒め称えているところ(黒くて見づらいですが、「徳」スタンプが押されてます。
締め会の最後にみんなで行動指針を叫んでいるところ(これだけ見るとやばい会社ですねw)
特に行動指針に関しては、最初に決まってから一度も変わっていないそうで、大切なチームのカルチャーだなと感じています。(3年前に出たMediumの記事でも同じこと言ってました。)
5. みんな良い人
最後に、本当に皆いい人です。
行動指針に「徳」があるだけあって、みんないい人で懐が深く、心理的安全性が高いです。
間違っていることを間違っていると言える組織です。大事。
最後に
LayerXに入ってみて感じたチームの特徴をつらつら書いてみました。
少しでも興味を持って下さった方、ご気軽にご連絡ください!
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余談
実は自分は LayerXの選考を二度受けていまして、2年前のブロックチェーンがメインだった時に一度見送りされたものの、どうしても入りたくて二度目の選考で受かって入社しています。
つまり、、、複数回挑戦しても大丈夫な会社です!笑
ぜひ気軽に募集してくださいね!笑
さらに余談ですが、自分がどうしてもLayerXに入りたくなったきっかけはこちらの記事です。代表福島の熱い想いが詰まった記事ですので、お時間があれば併せてどうぞ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
このnoteがきっかけでお話できる人が一人でもいると嬉しいな。