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膝蓋骨骨折小話 #3 ニーブレース装着開始(4-10日目)

4日目、医療センターの整形外科に行く

2日目に救急科に行って、3日目は祝日だったので、骨折後の平日である4日目に救急科と同じ医療センターの整形外科に行く。そこで救急科の医師に言われた事と同じような説明を聞く。

そして膝蓋骨骨折の患者が使用するギプスのようなもの、正式名称はニーブレースというらしいが、それを1か月は装着して過ごすようにと説明された。義肢会社の専門の方に足に合わせて調整してもらい、医療センターならではの長い待ち時間を経て帰路に就いた。


ニーブレース

今後の通院は医療センターまで行くことが不便のため近所の整形外科あてに紹介状を書いてもらい、今後はそちらに通院することになった。

医療センターの医師に装着後のリハビリはどれくらいかかるものなのか聞いてもはぐらかされた。今後かかる病院が変わるので勝手なことは言えないということなのだろう。

5日目、近所の整形外科に行く

昨日書いてもらった紹介状をもって近所の整形外科に行く。

この整形外科は母もかかっているが、予約は取らないため、常に混んでいる。そして医師がシフト制で勤務しているため主治医というものがない。それがいいのか悪いのかは、今後わかっていくことであろうが、近い病院であるため、今後はここにかかるしかないだろう。

紹介状とレントゲン画像の内容で、週に1回はレントゲンを撮って、ズレがないかを確認していくことになった。

6日目、ヒザ裏の内出血に気づく

骨折したヒザ裏が内出血していたことに気がついた。
いつから出始めていたのか、すでに広範囲に青くなっていた。
裏側に出たのは寝ていたりイスに腰を下ろしていたりしていて、重力から来ているものだろうか?

後々医師に聞いて分かったことだが、骨折は内出血するものだそう。

この日から観察していくとどんどん青さが濃くなり、範囲も大きくなっていく。自然に吸収され、戻っていくのだろうと思っているが、血が苦手なので見るたびにぞっとする。

9日目、骨が痛い

この日まで、ヒザが全体的に痛むといった感じだったが、9日目にして「骨」が痛いと思うようになってきた。
ズキンとした痛みが時より襲う。

処方された鎮痛剤を飲んでも痛い。
というかこの痛みに気づくの遅くない?

痛みはそのほかに、右足全体がジンジンと張っているような鈍い痛みがあった。大きくはむくみのせいではないかと思って、すこしマッサージしてみたりして、11日目の診察とレントゲン検査まで悪化しないように気を付けながら過ごした。

しんどいお風呂

お風呂はシャワーであればOKということだが、風呂に入るのに一苦労。

洗うのも立ったままなので足元が滑らないように注意が必要。特に足の裏を洗うのがかなりつらい。
そして最初と最後に訪れる難関は、お風呂場と脱衣所の境(敷居的な場所)が高くなっているので跨がなくてはならないのだが、右足が跨ぐことができない。右足が地面に接していないとヒザが浮く感覚があって、それが嫌なのでかなりここも注意する。そうすると非常に疲れる。

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