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『推し、燃ゆ』宇佐見りん を読んでみた

気になった本を適当に選んで個人的感想を書いてます、くりむぱんです。

GWに楽しみな予定あったのにお店側からキャンセルって言われて、しょうがないと思いつつ1番楽しみにしてたから結構ショック…

予想以上に長引いてるコロナは脅威だなと改めて感じている今日この頃です。


さて、本屋大賞ノミネート、芥川賞受賞作の「推し、燃ゆ」。本屋さんにも綺麗に積まれていました。ページ数が少なくてあっという間に読みましたが、正直な感想は

「これが何で数々の賞を受賞しているのか分からないくらいつまらない」

私はただ小説を読むのが好きなだけの人間で、本の構成とか受賞基準とかが1ミリも分からないので、この小説がどれだけ凄いのかが全く分からなかったことが残念でした。

現代の中高生の現状?それとも年齢関係なく、今の日本の「オタク文化」からあぶり出される問題?でもこれ普通じゃないの?わざわざ取り上げることに何の意味があるの?

私も一時期韓国のアイドルグループ「BIGBANG」が大好きで、ツアーも行ってたし、ツアーグッズ、推しのカラーのグッズ、推しのソロコンも全部行ってたのを思い出しました。

主人公と同じようにブログ書いたり、分析的なことまではしてなかったけど、彼らのファンでいることがとても楽しかった。生き甲斐までは至らなかったけど、そう思う子が少なくないのも分かる。

だからかな、ちょっとだけ主人公の気持ちが分かるからストーリーの展開が単調だなと感じてしまって、面白くなかった。最後は主人公が廃れていく感じも理解はできないけど、面白いと思う展開ではなかった。

「生き甲斐=背骨」の表現は好きだったけど、その存在がなくなったら、自分が生きている意味を見出せない人間にはなりたくないよね。

自分のことを一番好きなのは自分じゃなきゃいけないと思うんだよね。自分のことを一番理解出来ているからこそ、良いところも悪いところも愛せるんじゃないかな。

他人から言われて気づく事もたくさんあるけど、自分がどういう人間か分かると楽だよね。(笑)

自分以外の存在で自分が形成されているって思うことが残念というか…


この本を読んで、BIGBANGのファン時代を思い出して、今回は私が1番好きだった曲を紹介します。

BIGBANG SOL「1AM」

ちなみに夜のドライブにぴったりです。

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