23:春雨スープ美味しい

気が狂えたらいいな〜って思ってた。とことん、世界中から嗤われても、くるくる雨の中踊れちゃうような子、なんか素敵、春雨は春の雨に似てた、だから、はるさめ、ふと思い出して、気がついた、細くて透明、気がついたらそこにいて、いつのまにかみえなくなってる、わたしも透けてしまいたい、誰からもみえなくなりたい、中途半端な笑顔貼りつけて、ほっぺた痛かった、じんじん痛いの、これはどこが?雨が降ると浮かれちゃう、もっともっともっともーっとあめふれよ、わたしのこと溺れさせて!こっそり隠れちゃおう、雨の海、甘いかな、雨って神様の涙なんだって、なにか悲しいことあったのかな、抱きしめてあげる、手を繋いであげる、だから泣いてもいいんだよ、きみはひとりぼっちじゃない、そばにいてあげるね、わたしの欲しかった言葉、ぜんぶ、憐れんで、慈しんで、大切だよってきみの体温を感じたい、おうちにおいで、今朝作った美味しい春雨スープ、とっても暖まるよ

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