琉球宿道4 真珠道 首里城→那覇港
琉球王朝時代の、外敵から国を守るための首里城から那覇港までの軍用道路。沖縄で働いていた頃の前職場の若者たちと歩きました。
2022.11.06
1.同行四人衆
昨日那覇で仕事が終わり、翌朝に真珠道を歩くことに。
昨年まで沖縄で一緒に働いていた職場の若者たちが、爺さんの変な趣味に付き合ってくれました…。
感謝でしかありません。
沖縄にいる頃は、日本で一番大きな番号の国道507号を、サトウキビを齧りながら一緒に歩きました。
2.過去の琉球宿道歩き
2022.02.12
沖縄本島中部東海岸を、世界遺産中城を目指して、太平洋を望みながら北上しました。
2022.02.16
首里城から普天間宮まで、王様の気分になりながら、基地の横を通り抜け、参詣道を行進しました。
2022.02.15
巡礼の道を首里城から知念半島に向け、フルマラソンと同じ距離の昇り降りの坂道を、歩き廻りました。
3.金城町石畳通り
歩き始めは守礼の門なのか悩みましたが、世界遺産の御嶽に御礼してからにしました。
4.大アカギ
金城町石畳通りは、首里周辺の人気の観光スポット。
何度訪れても街並みの美しさに心奪われますが、晴れて暑くなってくると歩いている事に後悔する場所です。
軒先には緑が豊富に茂っており、石垣や石畳の色彩と程良く調和してます。様々な植物の下には説明看板が設置されており、飽きることがありません。
バナナの花、これが花とは思えず、近くで見ると恐怖を感じます。
大アカギの森に入ると、急に静けさに包まれ、大袈裟ですがやんばるの森にいる様に思えてきます。
金城村屋。
昼寝でもしたくなりますが、10分以上は滞在しないでください、の様な説明書きがありました。
美しい石畳の道もここまで。
随分と坂を降ってきましたので、この後は、長い昇り坂が待っていることでしょう。
5.繁多川
10%の勾配がどこまでも続きます。
きついです…
ハンタガーの説明看板、何度読んでも、何故か理解できません。言葉がわからなすぎますね。
沖縄県民は横断幕が大好き。
T字路の突き当たりにガードレールがあると、横断幕が掲げられます。企業の広告ではなく、公共性の高い内容が多く上の写真の様な場合や、交通安全啓蒙系、少年野球の募集、同窓会など、意識して見ていると面白いですよ。
6.識名霊園
ござい ゆうり
5歳のゆうり君の将来が楽しみです。
識名霊園は、世界遺産の識名園近くにある那覇市内最大の霊園。
たまたま昨日那覇市内の辻の公園の石碑に、識名霊園が出来た由来と思われる一文があり、撮影しましたので次の画像をご覧ください。
かつては辻地区に墓地があったが、戦後の区画整理で、識名に移転したと記されてます。
ヒージャーガーと呼ばれる井戸が、道沿いにたくさん残されています。
大きな河川がないので、水には苦労されていたと思われます。
現在では本島中部以北に多数のダムが建られ、県民の水源となっています。
この辺りから道に迷い始めました。
那覇市内の住宅地は迷路の様で、方向感覚が麻痺し、すぐ迷子になります。
7.真玉橋
真玉橋は国場川にかかる交通の要所で、以前は5つのアーチ橋でした。
その遺構が両岸に残されてます。
この辺りから先は、街道の雰囲気がほぼ残っていません。
8.沖縄空手会館
沖縄には、パーラーと呼ばれる売店が沢山あり、何故かあるとホッとします。
本来の終点の那覇港、今は米軍基地敷地内の為行けませんので、手前の奥武山公園前で終了。
疲れている中、みなさんありがとうございました!
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