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中国の仕事で役に立ったものとは?

こんにちは!

自分の人生に革命を起こす
新世界のつくり方を
書くこと、話すこと、聞くことによって
実現する
深谷百合子です。

中国で仕事をしていた時、
ストレスに感じることは沢山ありましたが、
中でもストレス度が高かったのは
「会議」でした。

通訳がついていてくれても、
訳す間を考えて話してくれる訳ではないので
どうしても入ってくる情報量が
少なくなってしまいます。

資料のある会議なら
何となく内容は分かるのですが
資料が無いと
なかなか全容を理解できません。

しかも、議論が白熱してくると、
映しているスライドとは
関係の無い話になってきたり、
何か言い争いをしていたりと、
言葉の空中戦になります。

そうなると、もうポカンと
置いてけぼり状態。

何の話なんだろう? と思っていると
急に意見を求められたりして
「いやいや、今何の話してるのか
分からないんですけど……」
という場面が度々ありました。

会議に出てるのに
置いてけぼりって
結構辛いです。

そうかと思うと
「今の話題は私には関係ない」
とばかりに、
話を聞いていない中国人も居たり……。

そんな時に
これを使うと打合せがスムーズに運んだ
というものがありました。

それは何かというと
ホワイトボードです。

最初からテーマを決めて
ホワイトボードの前に集まって会議をしたり

何だかワイワイとなってきたなと思ったら
「つまりこういうこと?」と
ホワイトボードに図や言葉を書いていくと、
相手もそこに書き加えたりして、
話の内容が整理されていきます。

皆ホワイトボードの前に集まってくるので
他人事みたいにしている人も
あまり居ません。

仕事の種類にもよるかもしれませんが、
中国語があまり分からなくても

単語を書く、
図や絵を書く、
記号や数字を書く

それだけでも、
お互いかなり理解し合えます。
(それゆえに
仕事に関する単語は早めに覚えておくと
いいですよね)

ホワイトボードがなければ、
紙でも大丈夫です。

要するに空中で交わされている言葉を、
紙やホワイトボードの上に
書き落としていくことです。

実際、こうすることで
1時間半近くかけていた会議が
30分で終わってしまった
ということもよくありました。

何かを決めた会議なら、
ホワイトボードの余白に出席者全員が
サインをして写真を撮り、
関係者に配信して終わり。

改めて議事録を作成する手間も
かかりません。

自分がある程度主導権を握れる会議なら
ホワイトボード活用はおススメです。

今は、現地とオンライン会議
という場面も多いと思います。

なかなか対面のようには
いかないかもしれませんが
ホワイトボード機能を使ったり
皆で書きこんでいくなら
スプレッドシートを使うと
便利になるのかなぁと
考えたりしています。

いずれにしても
空中戦をできるだけ避けて
文字という形にしていくことが
ポイントだと思います。


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