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お客様の声を聞かせてほしい時に使える3つの問いかけ

商品やサービスの営業をするときに
必ず必要になるのが
「お客様の声」

「わぁ、そうなれるんだったら
私もやってみたい」
「私もこの人みたいな変化を手に入れたい」

そんな風に思ってもらえるような
お客様の声を頂けたら最高です。

例えばダイエットとか姿勢の改善とか
メイクやファッションなど、
ビフォーアフターが目で見て分かるものは
ものすごい説得力があります。

でも、コーチングとかカウンセリングなど
内面の変化に関わることや
時間術とか思考術、コミュニケーション術
のようなスキル習得に関わることって
成果を表現しにくいことがあります。

数値で表せる成果があればいいのですが
そればかりとは限らないですものね。

先日、起業されている方から
「お客様の声をどう書こうか悩んでいる」
というお話を聞きました。

アンケートに回答してもらったものの
「すっきりしました」
「心が軽くなった」
というような抽象的な内容なので、
そのままでは「未来のお客様」には
伝わらないかも……
と悩んでおられたのです。

アンケートも設問を多くしたり
細かくしたりしすぎると
回答するのが大変になってしまうので
さじ加減が難しいところですよね。

そんなときは
インタビューするのがおすすめ。

「10分お時間頂けますか?」と
お願いして
直接話を聞かせてもらうのです。

大事なのは
どんな変化があったのかを
出来事で話してもらうこと。

その「出来事」を聞くのに使えるのが
この3つの問いかけです。
 
「たとえば?」
「具体的には?」
「ちなみに?」 

私の場合でいうと、
以前にある講座を受けて下さった方が
「文章を書くのが楽しくなりましたー♪」
と感想を寄せて下さったことがあります。

そんな感想を聞かせて頂くと
めっちゃ嬉しい。
「ありがとう」で済ませてしまいがちですが
図々しいかなぁと思いつつ
「もっと詳しく聞かせて!」と
聞いてみました。

「例えば何を書いたときにそう感じたの?」

「主宰している教室のクラス通信を
書いたときなんです」

「具体的にどんなことがあったんですか?」

「親御さんから、子どもの様子がすごく
伝わってきましたって言われたんです。
そんなこと言われたのは初めてで……」

「わぁ、それは嬉しいですねー。
ちなみに今まではどうだったんですか?」

「ちゃんとしたこと書かなきゃと思うと
筆が進まなくて。
ずっとパソコンとにらめっこしてばかりで
書くのが苦痛だったんです」

こんな風にエピソードを
聞かせてもらうと
「なぜ楽しいと思えるようになったのか」
「どう楽しかったのか」
というのが、伝わりやすいですよね。

成果があったことについて
色々聞かせてもらうのって
何だかこそばゆい感じがするものですが
実はそれは自分だけの思い込みかも。

嬉しいことが起きたとき
その詳細を聞かれて
嫌な思いする人っているでしょうか。

遠慮せずに聞いちゃっていいと
私は思っています。

そんなわけで、
何かの雑談の折にでも
「そういえば、こんなことがあってね」
とお客様からお話が出たら
「ちょっと録音させて!」と
録音させてもらったりしています。

「たとえば?」
「具体的には?」
「ちなみに?」
  
この3つ、ぜひ使ってみて下さいね。

そして
自分がアンケートに答えるときには
良い変化があったのなら
この3つのワードを使って
変化の詳しい内容を書くようにしています。

嬉しい変化をもたらしてくれたことへの
感謝の印として。

きっと喜んでもらえると思います。

それでは、また。

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