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「家族なのに伝わらない」を解消する方法

先日、講演会で「家族でも話が伝わらない。何に気を付けたらいいですか」というご質問を頂きました。

家族だからこそ、「言わなくてもわかっているだろう」という「思い込み」があるし、「言わなくてもわかっていてほしい」という願いもありますから、問題はよりフクザツかもしれません。

「えっ!一緒にいたのに見てなかったの?」
「話したのに聞いてなかったの?」

そう思うこと、ありませんか。

今日は、「家族なのに伝わらない」を楽しく解消する方法を提案してみたいと思います!


1.たとえ家族でも「人は皆、違う」

最初に大事なことをお伝えします。

それは、「人は皆、違う」という前提に立つことです。

たとえ家族でも、どんなに近しい間柄でも、相手が幼い子どもでも、自分と同じではないんです。

見ている景色も感じ方も違います。

私は本の中でも講演会でも、「相手の見ている景色を見る」という話をしますが、ほんと、同じ場所にいても、同じものを見ていても、「見ているもの」が違っていたりするんです。

今月に出る新刊でも触れているのですが、同じ道路、同じ交通状況で車を運転していても、新人ドライバーとベテランドライバーでは見ているものが違います。

新人ドライバーは前ばかり見ている。

でもベテランは、前だけでなくバックミラーで後ろも見るし、サイドミラーで横も見ている。

身近なところでいえば、同じ本を読んでも、気になった箇所は人それぞれだし、感想も人それぞれですよね。

そういうものなんです。
というか、そうだからこそ面白い。

では、あなたの目の前の家族は何を見て何を感じているのか。

「改めて向かい合って話をする」なんてことをしなくても楽しく知る方法があります。

2.目の前の家族が見ている景色を見る方法

紙を1枚用意しましょう。
これ、一番大事なポイントです。

紙に書くのが大事。
そこにいる人全員に「見える」ことが大事なんです。

紙のサイズは、A4やA3がオススメです。
それを横長になるように置いて、真ん中に1本線を引きます。

たとえば旅行中なら、夕食後のリラックスタイムを利用して、
「今日印象に残ったこと」とか
「何が楽しかった?」
みたいな話題で話をするんです。

ロープウエイから同じ景色を見ていても、印象に残ったものは、
「新緑」
「遠くに見える海」
「乗り合わせた外国人の持ち物」
みたいにバラバラかもしれません。

それぞれが答えたことを紙の左側に書きます。

「そんなところ見てたの?」みたいな発見もあるかもしれませんね。

次は、
「それの何が印象に残ったの?」
「何が面白かった?」
「どう感じたの?」
と質問をし、相手の答えを紙の右側に書きます。

こうすることで、相手が何を見てどう感じたのか、紙の上に描き出していくことができます。

普段、「楽しかったねー」「きれいだったねー」「面白かったねー」だけで終わっていると、なかなか見えてこないものが、こうやって書き出すと見えてくるようになるんですよ。

ぜひ家族みんなで楽しみながらお試しくださいね!

それでは、また。


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