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本当にやさしい人の見分け方

つい最近、Amazonでハリポタのコンプリート版(全8作品)を購入したんです。

ハリポタはもう20年ぐらいファンなのですが、何回観てもその世界観に惹き込まれて、ファンだということを何度も自覚し、夢中になるんです。(恋かな?笑)

この記事ではハリポタの内容を交えて、本当にやさしい人の見分け方について私の考察を書いていきます。
また、私的世渡り上手というか生きやすいコツみたいなものについても書くので、まぁ若者の意見ですがちらっと覗いてみてください。

※以降、この記事ではハリポタのネタバレを含みます※




ハリーポッターというコンテンツ

まず、ハリーポッター(ハリポタ)を知らない人のため。

ハリポタは、イギリスが舞台の魔法使いが主人公の物語です。
主人公の名前は、ハリー・ポッターで、彼は魔法界で伝説的な存在として、誰もが知る男の子です。その理由は、彼がまだ赤ちゃんの頃、恐ろしい最強の魔法使いによって両親を殺害されたのにも関わらず、彼のみが生き残ったからです。彼は額にある稲妻の傷ができただけで、そのほかは傷を負いませんでした。
ハリーは、恐ろしい最強の魔法使いによって狙われ続けるため、様々な事件に巻き込まれます。そのたびに彼は仲間と立ち向かい、最終的には恐ろしい最強の魔法使いと直接対決します。

といった内容が、1作品2時間越えの映像8作品の中で子役の成長とともに描かれます。あと、実は子役の周りの大人を演じる役者たちが、かなり有名俳優で構成されています。

日本のハリポタファンは世界の中でもかなり多いと思います。
また、ある程度お金を持ってる人も多いので(趣味を持つ余裕があるくらいには。)、日本ではハリポタ関連のアトラクションエリア(大阪のUSJ。また、東京のとしまえん跡地に建設予定)や、イベントや店舗(関西関東ともにちょくちょくイベントあり。)があるんだと思います。それだけ、ビジネスとして儲かるコンテンツだということです。
ちなみにアメリカや韓国、本国イギリスにも数か所そういった場所があるのですが、すべての場所を訪れないといけないと、勝手に義務のように感じています。なので、早くコロナ収束してくれないと義務を果たせません。

世界的にも人気のシリーズなので、ハリーの子供たちが主人公の小説や舞台、*ダンブルドアが若かれしころの時代を舞台にした、ファンタスティックビーストのシリーズが全5作品中現在2作品が公開済みです。

コンスタントにコンテンツを生み出し続け、ファンの心を離しません。
とっても賢いやり方ですね。
彼らがビジネスをうまくやっていることは認めます。
私はこれからもずっとファンでいつづける選択しかもうありません。笑

*ダンブルドア=ハリー達が通うホグワーツ魔法学校の校長であり、偉大な魔法使いのひとり。白い長いひげが特徴のおじいちゃんです。


善悪では判断できない、魅力的なキャラクター達

ここまで、いかに私がハリポタを好きか、また世界中に多くのファンがいるか語りましたが、この記事のタイトルは「本当にやさしい人の見分け方」です。

これについてもちろん、ちゃんと書きますよ。

ハリポタをあまり知らない人は不思議に思うかもしれませんが、
ハリポタはかなり道徳的内容を含んでいます。

それはなぜなら、ハリポタは児童本だからです。

児童向けの物語の多くは、それにふさわしい内容だと思います。
・友達と仲良くする
・困っている人を助ける
・他人を傷つけてはいけない
・勇気をもって行動する
・自分の弱さを認めて周りに助けてもらう
などそれらが現在の社会では正しいとされ、正義であり、美徳だという内容です。子供ってとても多くのことを学ぶんですね。

そういった内容は著者が属する文化によってかなり異なると思う(例えば日本は謙遜や調和に重点を置くなど。)ので、もしかすると、幼少期に様々な国の子供向け作品に触れあっておくことは教育的にいいのかもしれませんね。全然詳しくないので鵜呑みにしないでくださいね。

そんな児童本をもとにしたハリポタの映画シリーズでは、ハリーが主人公ですが、裏の主人公のような立場のキャラクターが存在しています。

それはスネイプです。

ハリポタを知らない人からすると、誰やねんそれっていうのは分かります。

彼はホグワーツ魔法学校の先生のひとりであり、ハリーの亡くなった両親の同級生でした。
そんな彼は、ハリーがホグワーツ魔法学校に入学以来、ハリーとそりが合わず、ハリーはスネイプが現在も*デスイーターではないかと疑い続けていました。
つまり、スネイプは前半の6作品では所謂「嫌われ者」として、描かれています。

ですが、7作品目の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」で、
すべてが明かされるのです。

彼にとって、ハリーの亡くなった母であるリリーは大切な幼馴染であり、初恋の人だったんです。そして、ハリーがリリーの息子であるため、彼を護ることをダンブルドアに誓いました。彼は*ヴォルデモートと*不死鳥の騎士団の2重スパイとなりました。

彼は良い人ではないかもしれません。
なぜなら、実際にヴォルデモートの味方をしていた時期もあったからです。

でも彼はリリーに対する愛を原動力に行動し、2重スパイを遂行し、
ハリーを護った末に、ヴォルデモートに殺されてしまうのです。

彼のようにハリポタでは、善悪で判断が難しいキャラクターが大勢います。

ハリーとずっと仲が悪いマルフォイでさえも、最後は憎いというより可哀そうに感じてしまうんです。本当に彼は気の毒な役回りなんです。

ハーマイオニーは勉強できるけど、
やっぱなんかめんどくさいなぁって思う時もあるし、
ロンはだいたいいつも良いヤツではあるけど、
あほやなぁって思う時もある。
ハリーは勇敢だけど、独りよがりなところがあって、危険を省みずに大人なしで判断したり、一人で行動しようとする時は観ててひやひやしたり。
主人公の定めなのかもしれないけど。笑

メインキャラクターも誰も全然完璧じゃないんです。
でもそれがリアルだし、ファンのお気に入りキャラクターがばらけてて面白いんです。
ファンの方はどのキャラがお気に入りですか?
私は、、、うーん、めちゃくちゃ迷いますが、*ドビーがお気に入りです!
でも、*ウィーズリー家のクリスマスとか楽しそうですよね。本当に最高なキャラが多くて迷います。まだ観てない方も、きっとお気に入りのキャラがいます!

*ヴォルデモート=「闇の帝王」「名前を言ってはいけないあの人」「例のあの人」などとも呼ばれる。ハリーの両親やその他多くの人を殺害した。恐ろしい強力な魔法使い。生まれた時の名前はトム・リドル。
*デスイーター=ヴォルデモートの手下。手首にマークがある。恐らく多くのデスイーターは恐怖によって支配されていて、本当の忠誠心は失っている。
*不死鳥の騎士団=ヴォルデモートと戦うための軍団。過去にハリーの両親もメンバーだったが殺害された。
*ウィーズリー家=ロンの家族。家系に*マグルがいない純血の一族。マグルや*半純血の者を差別しない。
*マグル=魔法が使えない私たちのことです。笑
ちなみにイギリスではマグルと呼ばれる私たちですが、アメリカではノーマジと呼ばれます。
*半純血=家系にマグルがいる魔法使い。マルフォイなどの純血主義者から、半純血やマグルは差別される。スネイプは自らを「半純血のプリンス」と呼んでいた時期がある。
*ドビー=屋敷しもべ妖精。マルフォイの家族に仕えていたが、ハリーが2作目の「秘密の部屋」で、彼を屋敷しもべから解放した。それ以来、ドビーはハリーに友人として忠誠を示している。


防衛本能と威嚇

少し話が逸れましたが、そこで気が付いたんです。

キャンキャン吠えてないキャラは優しいんです。

そういえば動物の世界でも同じやなって。

小型犬とかはキャンキャン言ってて、大型犬はそんな鳴かないイメージ。

動物が好きなので、野生動物の映像とかも観ることがあるんですが、小さい動物は手をめいいっぱい広げて、できるだけ体を大きく見せて威嚇します。猫の威嚇も毛を逆立てることで、体を大きく見せますよね。

動物の威嚇行為は、動物が恐怖を感じたため、自分を守るために行っていると思います。

もともと体が大きな動物や食物連鎖の頂点にいる動物は、自分が相手より強いという自覚があるので、無駄に威嚇をしたりしません。

人間もそれと一緒なんじゃないかと思います。人間だって生き物なので、防衛本能はあると思います。なにか自分より強い存在に恐怖を感じて、威嚇するのです。つまり、相手が自分より強いとか思ってない人は、威嚇しないので、その相手に対して攻撃的な態度にならないんです。

だから強い人は優しいんじゃないかなっていう仮説です。

つまり、本当にやさしい人の見分け方はその人が強い人であるかどうかです。

強いっていうのは、身体的というより、人間の場合は精神的なものだと思ってます。

その反対が成り立つのかは分からないですが、私はやさしくない人は強くない人なのかなとも考えています。

やさしいの定義も色々だと思いますが、、、

優しそうな人って結構いると思うんです。優しい人を演じるのはそこまで難しくないと思います。というか、本当に優しい人なんて、ほとんどいないんじゃないかと思ってます。

優しい人に囲まれたほうが生活が穏やかになると思うので、意地悪な人に囲まれるより、いいんじゃないかなって感じです。自分の周りを本当にやさしい人で固めようなんて思わないし、それはかなり難しいと思います。


世渡り上手的で実用的な思考回路

ただ、ハリポタの話でもあった通り、完璧な人間なんていないし、むしろ完璧だったらロボットかなんかなんじゃないかと思います。
生き物である限り、完璧にプログラミングされることはないし、全員が何かしらの欠点を持ていると思います。それが人間のデフォルトです。

なので、本当にやさしい人を見分けるスキルより、
いろんな人の欠点に対して寛容になって、同時に自分の欠点にも
寛容になって、「お互い様やね。」って思える思考回路を身に着けるほうが現実的だし、実用的だと思います。

本当にやさしい人を見分ける方法っていうタイトルつけといて、
着地点そこかいってツッコまれそうですが、世渡り上手的に実用的なことについてお伝えしないと、こんなに長い文章をここまで読んでくださったみなさんに対して感謝が伝わらないんじゃないかと思って。


かなり長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
あと、オタク要素溢れる記事で、意味わからん言葉が多かったと思います。すみません。勉強しといてください。冗談です。笑

暇なときにぜひハリポタ作品観てみてください ;)



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