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【英国滞在備忘録】#47 やることがないから、やることが多い

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

7th November (Monday)

平日の8時半に起床する。俺にしては普通ではない。
インターンシップを辞めてしまったため、何もすることがない。
実際には、やることはたくさんあった。
新しい英語力向上のための機会を見つけなければいけないのだ。

図書館へ行き、Emailをチェックする。LTBのSさんからのメールがあり、知り合いの法律事務所へ電話をしてくれたそうだ。感謝の言葉とともに履歴書を返信した。

語学学校のLondon校へホームステイ期間の短縮について相談に行った。
担当者の話では、期間の短縮については2週間前の通知が必要ということだった。
もともと会話したスタッフの話では1週間前と聞いていたので、その点について質問したが埒が明かない。
マネージャーが不在であったので、翌日に改めることになった。

ランチタイムまでインターネットを利用して過ごす。
お昼にはCovent Gardenへ出かけ、市場の周りを散策した。
マカロニサラダを購入したのだが、1000キロカロリー近くあった。値段は£1.99と安かった。

午後も語学学校でインターネットを使い、Piccadilly Circusへ歩いていき、Japan centreで情報収集する。

暮れなずむPicadelly

New Oxford Streetで地下鉄に乗ったが、道すがら95pで12枚のポストカードを購入した。おそらく最安値ではないかと思う。

最初は地下鉄で帰ろうと思ったが、Stratford行のバスがあったので、そちらに乗ってみる。さらにバスを乗り継いでWansteadにたどり着いた。

図書館でもインターネットを利用してからステイ先に帰った。

夕食は、ポテトとサラダ、カリフラワーとハムだった。
夕食後に、大家のNさんに入居日(ホームステイの短縮)についての状況を電話をした。

8th November (Tuesday)

8時半に起床して朝食をとる。インターンシップをアレンジしてくれたTさんへインターンシップを辞めた理由、今後どうするのか、といったことを整理してメールを準備した。
11時ころ語学学校へ向けてステイ先を出発した。学校ではホームステイの責任者がランチで不在なので午後1時に来るように言われた。Piccadillyのバーガーキングで昼食をとり、再び学校へ。
不運にも先日会話をしたスタッフは今日は休みだという。また明日来るようにと言われ、苛立ちを覚えた。

午後はインターネットを利用して、たまっていた大量のメールを送った。
Waterloo駅に歩いていき、新しいステイ先のフラットに立ち寄ることにした。しかしながら、少々道に迷った。まだ位置関係がよくわかっていないようだ。
Wansteadへ戻り、図書館でインターネットを利用する。

夕食は、トマトソースのパスタだった。
夕食後に、新しい大家のNさんから電話があり、デポジットを払ってほしいといわれた。木曜の10時にアポイントを決めたが、その後電話があって11時に変更することになった。
彼らに欺かれる可能性について思いを巡らしたりもした。
杞憂に終わるとよいのだが。

9th November (Wednesday)

8時ころに起床し、シャワールームの順番を待つ。
ホストマザーに、ステイメイトのBさんが今夜は夕食は不要だということを忘れずに伝えた。ホストマザーは既に承知していたようだった。

新しいステイ先の大家に指定されたElephant and Castle駅へ向かう。
10:15に到着したが、アポイントは11時のため、まだ時間がある。

Elephant and Castle駅

駅近くにあったショッピングモールを散策する。
Clarksのアウトレットがあり、とても安かった。“buy one get one for free”(1足買ったら、1足無料)をやっている。後程いくつか買おうと品定めをする。

15分前に駅に戻る。11時になったが、誰も来ない。
日付を間違えたかな、と思い20分ほど待って語学学校へ向かうことにした。Embankmentで地下鉄を降りようと思ったら、既にPiccadilly Circusだった。地下鉄から降りて地上に向かう。
地上出口に差し掛かったところで、携帯が鳴った。大家のNさんだった。Elephant and Castle駅へ踵を返し、彼女に会うことができた。
俺も用意していったので、双方でデポジットやフラットの契約書にサインをして交換した。

その後、語学学校で、ホームステイの件を確認した。
結局のところ、短縮はできないということになった。
最初に対応したスタッフによる説明が間違っていた上に、明日来てを2回繰り返され、かなり腹が立ったので説明もそこそこに部屋を出た。
無礼な振る舞いではあったかもしれないが、Noという答えを得るためにかなりの時間と労力を費やしたことにやるせなさを感じた。

Emailを確認すると、いくつも友人たちからメールが届いていた。

ちょうど授業が終わったところで、たくさんの生徒がやってきて部屋が混雑してきたのでランチに出かけた。チーズとベーコンのバゲットを購入し、ベンチで食べる。そのまま40分ほど読書したが少し肌寒くなってきた。

ハウスメイトのDと学校の中で遭遇した。彼が地下のコンピュータールームに案内してくれた。
その後、メールの返信をしたりして過ごした。
ひとしきり連絡事項が終わったので、Elephant and Castle駅に靴を買いに行った。午前中に見ていた靴は既に売れていたようだった。2足を£35で購入した。Clarksにしては安くバーゲンだと思った。

その後、ステイ先に帰宅して、図書館へ行こうと思ったが休館日の水曜だということに気づいた。

夕食は小エビのカレーだった。
ハウスメイトのDがスイスのドイツ語圏の言葉として“Tip top”というのを教えてくれた。すべてがきちんと整っているというような意味だそうだ。


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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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