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仕事は夜動く

ぼくは玉ねぎをむくように、自分がどういう人間なのか、深掘りするために仕事をしていると思う。

ある管理職の話

どこの職場でもそうなのかもしれない。

仕事は夜動く。と思う。

一般的には定時に出勤して、定時に帰る。

もちろんそれがいいのだけど、定時を過ぎてから仕事がはかどることがある。

定時を過ぎてもまだ働いているという連帯感?みたいなものがあるのだろうか。

ある管理職は定時を過ぎて、残業をしている時の話が面白かった。

その話のひとつが冒頭のそれだ。

定時で退勤しながら背中で同僚の笑い声を聞きつつ、「ああ、これからいい話が聞けるのに…」と思うこともあった。


仕事をする第一目的は生活するための資金を得ることかもしれない。

では、第二目的は。といえば、自分という人間を知ることかもしれない。

自分は何に喜びを感じて、何に怒りを感じて、何に悲しむのか。

仕事の中でのあれこれを通じて、自分とはどういう人間なのか向き合っている。

もっと言えば、世の中の全ては自分との向き合い方ひとつなのかもしれない。

いただいたサポートは明日の食費に使わせていただきます。だが、お前のために食事は作らない。