3回目の転職で学んだこと
この春、3回目の転職で大好きな会社を辞めました。
業績は好調だったし、業務内容も不満はありませんでした。
事業拡大に伴い、とても綺麗なオフィスに引っ越したばかりです。
リニューアルされたホームページのクオリティは非常に高く、何度も見てはニヤついてしまうくらい、大好きな会社でした。
学んだこと
そんな大好きな会社を辞めることになった今、どうしても伝えたいことがあります。
3社目で過ごした1年間で私が学んだことです。
上司が全て
結局、働きやすさは人が全てです。
その中で最も重要なのは上司だと痛感しました。
やはり、このような人の下では心理的安全性を高く保てませんでした。
ちなみに、返事が遅すぎたりリアクションがなかったりすると部下は不安になります。
中途入社が多いベンチャー企業こそ、様々な背景を持った人がたくさんいます。
それが面白いところでもあり、チームの強みにもなります。
だからこそ、メンバーのもつ背景を深いレベルで知ることが、チームマネジメントをする上でとても大切です。
しかし残念ながら私は最後まで、経歴や趣味について上司から尋ねられることはありませんでした。
自分の前職など知らなかったと思います。
そう考えたわけですね。
上司ガチャの話は「終身雇用という無理ゲー」という記事でも紹介しているので、読んでみてください。
面接の違和感を信じろ
エンジニアはひとたび実務経験を積むことができれば比較的転職しやすい職業です。
一方で、未経験から始めるキャリアの第一歩は、チャンスを手にするのが難しいと言われています。
エンジニア転職をサポートするプログラミングスクールに勤めていた私は、それを痛いほど理解しています。
だからこそ私は、当時友人から紹介してもらったご縁に藁にもすがる思いで頼ってしまいました。
しかしその時の面接相手、つまり直属の上司に当たる人とのコミュニケーションに生じた違和感に、気づいていながら内定欲しさに入社を決めてしまいました。
結果として実務経験を積むことはできたものの、仕事のやり方で苦い思いをすることになります。
その反省を踏まえ、今回の転職ではとにかく人を重視しました。
内定承諾をした会社の方は、メンバーから社長まで、誰もが私に対して敬意と興味をもって接してくれて、本音で話しやすかったです。
数多の職場を経験した私の直感がそう判断し、今回は人に全振りした転職をしてみました。
中途面接で感じた違和感は、かなり重く受け止めた方がいいです。
入社してから絶対に後悔します。
立場によって詳しい領域は違う
未経験業務では特に、上司先輩が全てだと思いがちです。
しかし、職位が違えば詳しい業務内容に違いが出てきます。
部下の方が現場の業務やサービスの仕様に詳しくなるのは当然ですよね。
だからこそ、時に上司の指示に違和感を覚えることもあります。
そう思っても、なかなか確かめづらい。
上司を信じて業務を進めていくと、後から上司の認識違いが判明し方向転換をするハメに…
そんなケースが数えきれないほどありました。
こういう無駄を排除するためには、どうすればよかったか。
お互いに、相手の方が詳しい領域があることを自覚することが大切です。
上司は部下からの日々のヒアリングを怠らず、部下は上司の指示の意図を掴もうとし続けること。
こういうところでも1on1は役に立つんですが、残念ながら一度も実施して頂けませんでした。
まとめ
正直、上司以外は非の打ち所のない環境でした。
しかし、上司とのコミュニケーションの問題はどうしても無視できませんでした。
たくさんの職場で上司との仕事を経験をしてきて、自分の最高のパフォーマンスを知っているからでしょうか。
今回は環境を変えるという決断になりました。
現在は、私という人間に興味をもった上で期待してくれる、とても話しやすい上司のもとで、新しい挑戦をしています。
スキルがものをいう職場もいいですが、それ以前に人に興味を持ってくれる職場でないと、私には合わないようです。
自分もいつか誰かの上司になるようなことがあれば、気をつけなければいけませんね。
1日でも早く目に見える成果が出せるよう、4社目でも色々なことに挑戦していきたいと思います!
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